予備校講師でわるかったな!





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あきらめない、あきらめられない 9月30日
  しまった。起きてみたら12時だった。
  いつもなら1回は目が覚めるんだけど、ここ数日に渡って睡眠リズムが作れず に苦労していた反動だろう。

  独り暮らしの大学生の基本行動として、
「起きてみたら笑っていいとも」
というのがあるけど、これを社会人になってやってしまうとタダの愚か者である 。せっかく勤務時間が少なくて自由な時間が多い職業を持っているのに、バタバ タと雑事を片付けていたら出勤時間だ。ぶー。


  またまた市進名物の「中間アンケート」。
  先日も説明した「ターム制」のためにアンケートを取る回数が多すぎるような 気がする。常に生徒様の1部が入れ替わるので、落ち着いて継続的な指導をする ことができない。もっとも、それはそれで流動性があるからイチガイに悪いとは 言えないけれど。
  それにしても、8月の末の講座でもアンケートを取っているから、生徒様から すれば「また?」という感じだろうなあ。すまんすまん。


  あるコメントにブチ切れ。

>つまらない

  まあ、そりゃいいんですけど、だからナニ? ってヤツだよなあ。つまらない なら何がつまらないか、何をどうすれば面白くなるのか、書かなければ伝わらな いじゃないですか? 違いますかね。
  たとえば彼・彼女が社会人になったとして、あるイベントを担当する。それは 問題なく終了する。そして同僚なり上司なりが事後の感想を求める。

上司「感想はどうだい?」
彼「つまらなかったです」
上司「ああそうなんだ、それはタイヘンだったね」
彼「・・・」
上司「(?)で?」
彼「え?」
上司「いや、感想なんだけど」
彼「だから、つまらなかったです」
上司「それはわかったんだけど、それで?」
彼「(?_?)いや、つまらなかったんです」
上司「・・・」

  上司が求めているのは、「その感想から次の段階へ進むにはどうすればいいか 」ということである。仕切る人間が無能なのか、企画そのものに無理があったの か、自分の不手際だったのか、上司がバカで使えなかったのか、どうすればカイ ゼンされるのか。小学生の読書感想文とは違うことを求めているのだ。
  でもこういうのって、すでに全ての日本の企業で起こっている事象なんだろう なあ。マジで恐いです。何が何でも、僕がこの流れを止めてやるつもりだ。微力 でも、それでも。


  あるコメントに微笑み。

>青ペンチェックの問題(文法)はだんだんできるようになってきました。黄ペ ンの問題(イディオム)を取れるように頑張ります!

  みずいろチェックが見えてくれば、理解ができていることだし、それは確実な 前進だ。そしてきいろチェックの正解が見えていないなら、覚えれば解決できる 。そして最も大事なことは、その2つ(文法世界と語彙世界)をきちんとわけて 理解できるようになったことだ。


  いつものようにBBQ数学講師Cと同じ電車で帰宅の途につく。
  そろそろ「来年度の話」である。アンケート、時給、生徒増減(ウソ。全ての 予備校で減少)、担当クラス、先の読めない業界の景気。楽しい話ではない。

♪どうしてもまだ、アイドントセイグッパイ

倉木麻衣が唄っている。涼しさが、寒さと形容されそうな9月最後の夜。


追記:英語エッセイ文法編「否定をめぐる冒険2」をアップしました。
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