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クラス会 |
10月15日 |
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意味不明に行動レベルが落ちてしまった。
1年ぶり近くになるのか、昼食は宅配ピザ。便利だけど栄養が不安だ。あわて
て校舎に着いたのは授業の16分前。やばいやばい。
9時15分に授業を終え、20分に携帯電話をかける。
中学時代のクラス会に参入するのだ。何とか1次会の最後のタイミングに間に
合った。聞けば5年ごとに開催しているという。
僕は20歳と25歳のときには参加している。そーなんだ、そういう規則性が
あったんだね。幹事には頭が上がらない。
なんだ、変わってないなあと言われる。
僕は当時よりも痩せているし、とりあえずハゲてもいない。ハイビスカスの踊
るアロハ。でもちょっとナニげに腹が出てる(ヒミツ)んだけど、とりあえず。
恩師に会えた。
恩師は5年ほど前に教職を引退して趣味に忙しい人生を歩いているという。う
ーん、僕の父親と同じ世代だったのか。厳しくて優しいステキな先生だったので
、こうやって10年ぶりに会えたことが嬉しい。恩師も僕のことをちゃんと思え
てくれていたようだ。優等生ながらも半分グレていた僕だから、迷惑もかけた。
「よびわる」(このサイトです)の名刺を渡す。ナンじゃこれっていう顔をし
ていたけど。まあそりゃそうだよな(^_^;)
僕が加わったときはすでに締めのアイスクリームが出る時間で、ロクに話がで
きなかった。
恩師はお帰りになり、もちろん2次会。クラスメートは10人だけだ。も
うみんな年を取ったしな。もう20年も過ぎたんだ。
男子3人で輪になってバカ話。
僕に座談の才があるとは思えないが、とりあえずしょうもないネタで笑わせる
のはお手のもの。商売柄、背景知識の量のケタが違う。下らなくても笑わせるの
はカンタンだし、内容がなくても含蓄(がんちく)のあるように見える話は得意
なのだ。
男子8人、女子2人。
幸か不幸か、当時に好きだった女の子がいた。もちろん老けていたけど、それ
でも懐かしかった。でも特に話はしなかった。今さら、「あのころ好きだったん
だ」なんて言えないじゃないか。言ってもしょうがないじゃないか。
僕はいつも未来志向で生きているのだ。過去なんて下らない。過去に誇るもの
があるなら、それは捨てるべきだ。懐かしむものがあるなら、それも捨てるべき
だ。せめて、自分の中だけで暖めておくべきものだ。それを人は思い出と呼ぶの
だ。
2次会が終わる。
次に行けば帰れないから、サクッと帰ることにする。みんな、また5年後ね。
別にそれでいいんだ。5年後に生きているかどうかも知らないんだから。 |
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