各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
バックレ不可能 |
10月19日 |
|
またも睡眠リズムが狂っていて、眠いのに6時間睡眠で起床する。
ここのところ読書熱が異常に高まっていて、寝る前に1時間くらい読まないと
眠れないのだ(←よく読むと当たり前に見えるが)。
眠い目をこすりながら仕事をしていると、珍しく携帯電話にメールが来る。
何かと思ったら知人からの「貸した本を返せ」の催促である。
名著『ギャラリーフェイク全32巻』を借りた話は書いたことがあると思う。
すでに借りてから2ヶ月以上たっているので、
「ふふふ、このまま返すまい」
と思っていたのだが、先を読まれていたようだ。ちっ。
今は3周目の10巻。しょうがないから「もうちょっと待ってくださいまし」
とリメール。1日1巻ペースで読んでも3週間かかる。読書熱ってロクなもん
じゃない。
昨日は特別に深酒をしたわけではないのに、お腹の具合が悪い。それでも何とか仕事を続けて校舎へ。
速読ゼミは削減内容の見積もりにミスがあって3分延長。
ある程度まで精読を重視するべき受講生だとわかっているから、どうしても時
間配分がきつい。言い換えれば、授業準備の絞り込みが甘かったのだ。過不足の
ない情報を伝えるのが方針だから、今日は完全に失敗。そういうこともあるよな
、あっちゃいけないけど。
Dクラスは「とにかくトーク勝負」の2コマ連続。
さすがに省略とか yes の使い方なんていうド基本の板書は不要なので、ほとんど
黒板を使わずに80分間も喋り倒す。
後半の長文も分量が異常に多い回で喋りまくり。80分で1000ワード弱の
長文を全文精読解説。本文だけで73行にもなるから、並大抵の速さでは終わら
ない。
舌のスベリもなめらかに付帯状況のwithの部分を説明していたら、生徒様♂が
僕の顔を見ている。
「あれ、どっか飛ばした?」
スピードが異常に速い進行になると、2行くらいパスしてしまうことが僕には
あるのだ。
♂「地震です」
なーるほど、確かにゆれている。
僕「あー、これ以上大きくなったら机の下にもぐるように。オレは速攻でもぐる
からな。お前らが助からなくても、俺だけは助かるからな」
生徒様たちが珍しくゲラゲラ笑う。
なかなか揺れが止まらないので1分近く中断する。間が持たないなあ。時間が
ただでさえ押しているんだけど。でも怖いなぁ。
僕「オレさ、地震大嫌いなんだよ」
またゲラゲラ笑いやがる。
収まりつつあるようなので、再開の準備をする。
僕「あー、K君。また揺れたら君が報告しなさい。だいたいさ、解説しまくりの
最中に男子がオレの顔を見るなんてヘンなんだよな。女子ならともかく。あー、
男子に見つめられるなんてサイアクって思っちゃったよ」
またゲラゲラ笑われる。そうかもしんないけどさ、でもねえ。 |
|