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どこまでいくのか 11月3日   この日記を書く前に去年の今頃の日記を読んでみた。   なんと去年は、市進は１週間早く定例休みに入っていたのだ。今日、つまり文 化の日にはセンター攻略講座があって、我が人生初の一日７コマを達成している 。アンケートも終わって１つの区切りを迎えていたのだ。   木曜日は僕の定休日であるが、前述のように今日は運が悪くも休日である。   「木曜→独りデート」という必殺公式が成立するはずだが、休日では話が違っ てくる。ウカウカと外出すると「ツヨシと多恵子のラブらぶトーク」を聞かされ てしまう恐れがある。   １０時に起きる。   来週は一人旅があることだし、ちゃんと仕事や雑用をすることに決めてある。 悪くない天気なのにね。   お昼過ぎに外出して恒例の本屋へ。   能登半島のガイドブックを買わなければいかん。何冊か検討していると、こう いう記述に出会う（要旨）。 ＞クルマで能登を回る場合の注意点。自家用車がなければレンタカーを借りる必 要があります。もちろん運転免許証は必要です。   ・・・あのなあ。   このページの読者は（たぶん）人間力が高いから「おいおいベッカム、しょう もない作り話するなよな」と思うかもしれない。でも違うんだ。本当に「運転免 許証が必要」って書いてあったんだ。   そこまで日本人はバカになっているのだ。以前の日記で「ＴＶはバカにレベル を合わせるしかないから下らない」というようなことを書いたが、ＴＶだけじゃ なかったんだ。   ＨＰの作業をしていたら、掲示板への投稿を連発で頂く。   いずれも１０分以内でレスをつける。おれ、ヒマじゃないんだけどなあ。でも 書きたくなるのだ。そこにチャンスがある限り。   とカッコつけていると人生が回らないので整体へ。   施術が終わった直後に診察室のＴＶを観るともなく観てていると、「料亭行き たい」発言で世間に大笑いされた２６歳の衆議院議員Ｍが出てくる。   彼は小泉総理に呼び出しを食らったそうで、１時間後に官邸から出てきたとこ ろを報道陣に取り囲まれる。僕と老師は２人でそれを見ている。 Ｍ「国会より・・・官邸は・・・」 老師が「慎重になってるね」と言う。この後で何が続くんだろうと僕も心配に なる。 Ｍ「官邸のほうがキレイでした」   僕と老師は往年のドリフよろしくズッコける。 老師「この人、本当にどうしようもない、バカね（笑）」   老師は日本に来てまだ５年ちょっとらしいが、日本語が上手である。   しかしね 、部屋の綺麗さなんて誰も訊いてないだろうが。ＴＶだけじゃないのか、この国 のバカ化は。   夕方から仕事を再開。   ３枚のプリントで４時間もかかる。疲れはてて夕食を作る。   安売りの牛肉（１００グラム３８０円）ですき焼きを試してみたが、これが屈 辱的な失敗。手をかけない肉料理は素材勝負になるという基本を忘れていた（つ いでに白滝も買い忘れていた）。僕もバカ化しているのかもしれない。いかんの う。   文化の日は全国的に模擬試験が行われているだろう。   今すぐに復習を終わらせることを改めて生徒様にアドバイスさせていただく。 その模試が返却されるだろう時期は、センター試験まで２ヶ月＝６０日なのだ。    これまでの日記はコチラ