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刺激を与えるもの |
11月25日 |
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8時に目覚めて活動。
もっとも、特別・緊急な用事はない。少しだけ勉強をして、少しだけ家事をやっ
て、少しだけ本を読む。
6日間かけて英語マニア本を読了。
>辞書を使いこなせる前提としての英文法(英文に接するために必要な一定のル
ール)、繰り返し出てくる基本単語の理解を学習の中心に据えるべきです。
そうだよな、そのために文法を教え、学んでいるんだと再認識。
文法なんて解くための道具、話すのに文法なんていらないという脳みその足り
ない発言によく出会う今の時代。きちんと伝えるべきことは伝えなきゃいけない
んだ。
スーパーへ。
今日は卵を買うので、今夜はすき焼きにするつもり。食材を買いあさっている
と魚売り場に出てしまう。ハッとする。
アジと明石産のタコが僕を見ている。
食べてほしいかと。オレを待っていたかと。ためらわずカゴに入れる。すき焼き
をプチにすればいいか。
気合を入れて1キロ泳いで仕事へ。
あわてて本屋に寄って、村上春樹の新作エッセイ「意味がなければスイングは
ない」をゲット。かなりマイナーな内容のようで、春樹の作品には珍しく新刊コ
ーナーにはなかった。
駅の近くにできたカレー屋に入って最初のページをめくる。ああ。
仕事なんかどうでもいいッ!
カレーもどうでもイイっ!
このまま読み続けていたいッ!
と思うけどそうもいかないよな。
しかし内容は音楽に関するマニアックなものでオススメできない。ただ、紙を
工夫しているらしく、異常に(物理的に)本が軽い。春樹は本の装丁にも口出し
しているそうだ。
詳しくは後日のエッセイ「春樹シリーズ」で書く予定だが、「通勤のときに読
む人もいるだろう」と考えているそうだ。できる人は目の配り方のレベルが違う
という好例だ。
この本はその重さだけ体験するために「立ち計り」してみる
価値アリです。音楽が好きな人は読む価値もついてくるかもしれない(笑)。
最近には珍しく質問の生徒様はゼロ。
そろそろ(今さらながらの)赤本の質問で列ができなきゃいけないんだけど、
これも僕の努力不足ということかね。
読みかけの春樹のせいか、文章がフツフツと自分の中から沸き出てきて困る。
この日記を書く前に英語エッセイを書きまくるけど、物足りない。これからも
眠くなるまで書き続けるんだろう。
読むだけで書きたくなる文章を書く才能。うーん、まだまだ僕も青二才なんだ
なあ。
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