予備校講師でわるかったな！

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竜王→依頼、以下繰り返し

11月30日

  将棋の竜王戦を観るために９時に起きる。
  今日は４局目で、ここまで現竜王渡辺の３勝、挑戦者木村の０勝。７番勝負（先に４勝したら勝ち）なのでリーチがかかっているわけだ。

  ここまで木村の将棋内容がふるわず、盛り上がりにかけている。
  僕はどちらを応援しているわけでもないが、「ちったぁ木村も根性見せろや」 と思いながら１０時まで観戦。しかしまあ、例によって声を張り上げて応援するわけにもいかない（やってもいいけど）のが歯がゆいと言えば歯がゆい。

  お昼に食材の買い物を済ませて戻ってきたら、ポストに市進予備校からの「０６年度通年依頼書」が着いている。
  今年は責任者の方針らしく、事前情報はナシ。つまり開封した瞬間に来年のおおまかな仕事量（＝収入）が判明するわけだ。

  そっと開封する。

  結果は、４年ぶりに１コマ減(-_-)
  もっとも、１学期の１２回完成のコマが減っただけなのでマイナス１２コマで済んだともいえる。しかし、減らされた事実に変わりはない。今年は、去年は担当した体験授業をいくつかハズされたし、確実に社内の評価を落としてしまった。やはりアンケートと集客は大切な部分であるから、来年度は結果を出したいものだ。

  今度はネットで将棋を観戦する。
  下馬評（げばひょう＝世間の評判のこと）は竜王の渡辺が有利となってきた。僕の朝の見立てでは「木村がちょっといいのかな」だったんだけどなあ。おいおい、なんとかしろよなあーとＰＣに向かってブツブツ言う。
  なんかこうやって書いてると、隠居老人の生活みたいだけど、ちゃんとアレコレやりながら観てるんですからね。だって、１時間に５手くらいしか進まないんだもの。

  先週の今日（＝ a week ago today ）はスーツだった。
  すると生徒様♀に
「ええ～、いつもの（ヘンな）服の方がかわいいのにー」
と言われてしまった。しかし、アンケートには
「毎週スーツがいいです」
とかよく書かれるのだ。じゃあ俺はどうすればいいんだッ！
  というわけで今日は長袖Ｔシャツ（左腕にパッチワークあり）とジーンズ。足元はスニーカー。ううむ、まるで少年のようだ。

  授業はカツカツと進める。
  速読→Ｄクラスと上位ばかりなのでバンバンやれる。「ああ、でも来年は１２コマ減なんだよな」などと考えてはいけない。まず、目の前のことをきちんとやればそれで改善のキッカケになるから。
  たとえば、この英文（０３年度上智文学部）。

Article 39 of the Basic Resident Registry Law stipulates that SVC.

  さて、 stipulates という単語の意味を知らないまま英文の意味を理解する方法 は何だろうか？
  ハイレベル（といっても偏差値６０程度だけど）の僕の授業なら、このあたりは基本持ちネタ。この辺に無知な受験生が「上智には高い語彙力が必要」などというアホなことを言うのだ。
  大事なメシのタネなのでヒントだけ文末に書いておきます。

  授業後に予備校本部に電話。
  来年度の授業設定や担当講座について質問や相談をする。予備校の授業は講師だけがやるものではなく、予備校というシステムと講師が連動することで意味を持つ。コノ手のことはブツブツ言ってないで相手にぶつけてみるのが原則。自分の言い分と相手の考えを照らしあわせることで、不満は残っても納得はできるからだ（納得はできるが不満が残る、ではマズイわけね）。

  帰宅してすぐにＰＣを開ける。竜王戦の結果を見るのだ。
  と、親友Ｓ君からのメールが。はっ。開封してはいけない。竜王戦の結果が書かれているに決まっている。

件名「おいおい」

  バカやろぉぉぉ！
  それだけでわかっちゃうじゃねーかよぉぉぉぉお！

「ってか、先にメールチェックしないでサイト観たらいいんじゃないすか？」

  ま、そりゃそうなんだけどさ(/_;)

追記：
１、主語は固有名詞だから「なんかの法律が」で読む。
２、 ate が語尾の単語は動詞か形容詞。主語の次に動詞を予想していれば３人称単数の s が光って見える。
３、後ろの that が名詞節を作っているから、あとは what a dictionary says という英語の意味（訳ではない）から考えてみてください。

サービス追記：「 ate が語尾の単語は動詞か形容詞」は全受験生が知るべき。発音は、動詞の場合「エイト」、形容詞の場合「イット」がほとんど（例外があるかもしれんが、知らん）。発アクがよく出る中堅大学受験生には重要。マメ知識。

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