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授業って楽しいものです |
12月17日 |
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『発音アクセント会話文ゼミ』に異変が起こった。
10月中旬に校内の掲示で「締め切り直前」となっていて、
「またまたぁ〜。営業効果を考えた水増し情報か?」
と思っていたのだ(頼むからクビにしないで下さい)。しかし、教室に行けば確
かに締め切り直前に近い人数がいらっしゃる。
かすかな記憶では、僕がこの講座を担当したのは98、99、03、05(今
年)である。いずれも受講人数は・・・ええと、伏字。つまり、この講座は全く
人気がなかったのだ。
じっさい、講座宣伝でも「まあ、別に取るべき講座とはいえないから・・・」
とお茶を濁しているほどなのだ。
ところが。
もちろん市進予備校も世間の厳しい風にもまれて全体の生徒数を減らしている
。しかし、当時=20世紀最末期よりも今年は受講生が多い。正確な数値は公表
しないが(業界関係者が観てくれていることは確実なので、そのあたりは隠して
いるのだ)、バランスで考えれば受講生が3倍増以上になっている。どういうこ
となのか?
・この3年、会話文の増加ペースは「例年1割増」で05年入試では13%だっ
たと生徒様が知っているはずがない
・発音アクセントは中堅大学でしか出題されない
・発音アクセントは全出題の2%を堅持している
・リスニング初導入のセンター試験では、会話問題も発アク問題も消滅する可能
性すらウワサされている
僕がどれだけ考えても、受講者が減る要素こそあれ増える要素はない。考え抜
いて
・リスニングの授業と間違えて取った生徒様が激増
という結論を出してみた。いくら何でもそれはないと思うが。
生徒様のレベルを見ようと思って、開始直後にいきなり発音アクセントのテス
トをする。今年のセンター試験と12月の定例試験をミックスさせた(我ながら
しつこいとは思うが)ものだったが、平均して50%くらいのデキか。
なんだ、単純にデキナイから取ったのか(-.-)
もちろん、それならそれでいいのである。
イディオムゼミと同じで授業内マスターを目指してもらえば済むこと。ボーっ
としている生徒様を無視できるのもこの時期ならでは。
お楽しみは総合講座Cクラス。
全8回完成講座の全てを俺様が担当するのだから(他のクラスは2人の講師が
4回づつ)締め切りで当然かと思ったらイマイチの集客。うーん、これはいかん
ぞな。
しかし演習→高速解説は楽しい。
限られた時間で解答を生徒様は出さねばならず、それは入試と同じ条件。今回
が初めての演習授業の人にとっては、
「ああ。わたしこんなスゴイのはじめて・・・」
ということになる。どーしていつもソッチの方向に行くのだ、俺?
冗談はともかく、生徒様の弱点をバリバリ指摘し、読めてない・解けてない生
徒様は解説についてくることさえままならない。
「はい、ここでこの英文の時制に注目していない人、それはつまりあなたの解答
欄にはイと書いてあります。読むべきところを読めてないというのは痛い欠点で
すねえ。再来年はどこを受験するか考えようね」
こんなとんでもないセリフをニコニコしながら喋るんだから、生徒様はキツイ
よなあ。でもまあ、そこを耐えて伸びることもあるのでガンバルように。←ここ
もよく読むとすごく残酷な部分があるな。くけけけけ。
追記:英語エッセイ文法編「疑問名詞と疑問副詞」をアップしました。 |
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