予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

変化に sensitive でありたいが 12月19日
  やや寝坊。
  やっぱり、最低でも1週間に1日の休みは必要だよなあ。ブツブツ言ってない でサクサクと行動。専業主婦の嫁あるいは家政婦がいないので全ての家事をやら なければいけない。寝具を洗濯して、布団を干して、食材を買いに行く。今年は 本当に寒い冬だな。


  校舎にスベリこんで2コマ目は発アク会話ゼミ。
  初日に扱った「発音の世界唯一(かもしれない)の規則」の問題でバリバリ間違 えてくれやがる。ブチギレ(あまりにひどい罵詈雑言なので自主規制)。

  ある大手予備校の浪人下位クラスの講師の話。
  その講師は

「今日の授業で大切な熟語は5つ!! 何があってもこの5つを覚えるべし!! 」

と絶叫することで人気だったという。
  僕からすると、「90分で覚えることが5つ。1年間に24回授業があって、 合計120か。入試に出るのは多くても( at most )1つか。そんな授業で人気 があるとはすごいナ」となる。これは5年前の話。彼はその後、人気をどんどん 落としていったとか。

  今になってみればよくわかる。

「1つだけでも、今の生徒様は覚えられないのだ」


  しかし、何度も書くようだけど、どうしてここまで「暗記をする」という作業 をやらなくなってしまったのだろう。
  知識とは、ほとんどが暗記である。途方もない暗記の蓄積から、自分なりのオ リジナル(に見える)思考が生まれる。ゼロの状態から何かを生み出すのは一部 の天才だけであって、僕を含めたほとんどの人間は愚民である。ゆとり教育だか オンリーワン妄想教育だか知らないけど、愚民が知識をたくわえなかったらい つまでたっても愚民じゃないか。

  それはともかく、演習してもらっている間に生徒の答案をよくよく 観察。これはある程度だけ前 々からわかっていたことにせよ、正解率の高い生徒様のパターンを発見。

・質疑応答の原則がわかっている人
・省略をちゃんと補う人

  この両方をちゃんとやれば正解できる設問がほとんどなのだ。ごく まれに Come on! (=おいおい、頼むぜおっさん)のような決まり文句が根拠になるも のもあ る。そのため、

「会話文ゆえの特殊さにビックリして」
→「会話文のポイントは決まり文句だ」

という誤解をしている人が多いという悲劇があるのだ。

  そのあたりをわからせようと親切心を出しすぎて(いい人だ)テキ スト全てを 消化しきれず(ダメじゃん)。


  総合Cクラスは今日も空気が固まっている。
  普通は授業前にベラベラしゃべっている生徒様が多いのだが、異様な緊張感が ただよう。これはこれでちょっとやりにくいよな。
  しかし総合講座はお馴染みの生徒様が多いので、それほどひどいことはない。 「これを間違えるなんて人間じゃないよな」というマチガイをするのは3割程度 か(3割もいるのか)。それにしても「 respective =それぞれの」って、そんな に覚えにくいかなぁ。


  「出勤前夕食準備」ができなかったので、慌てて支度する。
  この時期はどうしても用意がラクな鍋物に逃げたくなるが、美味しいビールを飲みたいのだ。奮起して献立を多 様化させる。

・子持ちはたはたの焼き魚(安かったのだ)
・キノコ鍋(しいたけとエノキダケとネギ)
・ナスの油炒め(薬味のショウガが腐りかけていたので)
・高野豆腐の煮物(日持ちがするから)

  こうやって書いてみると、オイラも変化の少ない人間であるような・・・ (@^^)/~~~
diary 日記  
これまでの日記はコチラ