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変化に sensitive でありたいが |
12月19日 |
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やや寝坊。
やっぱり、最低でも1週間に1日の休みは必要だよなあ。ブツブツ言ってない
でサクサクと行動。専業主婦の嫁あるいは家政婦がいないので全ての家事をやら
なければいけない。寝具を洗濯して、布団を干して、食材を買いに行く。今年は
本当に寒い冬だな。
校舎にスベリこんで2コマ目は発アク会話ゼミ。
初日に扱った「発音の世界唯一(かもしれない)の規則」の問題でバリバリ間違
えてくれやがる。ブチギレ(あまりにひどい罵詈雑言なので自主規制)。
ある大手予備校の浪人下位クラスの講師の話。
その講師は
「今日の授業で大切な熟語は5つ!! 何があってもこの5つを覚えるべし!!
」
と絶叫することで人気だったという。
僕からすると、「90分で覚えることが5つ。1年間に24回授業があって、
合計120か。入試に出るのは多くても( at most )1つか。そんな授業で人気
があるとはすごいナ」となる。これは5年前の話。彼はその後、人気をどんどん
落としていったとか。
今になってみればよくわかる。
「1つだけでも、今の生徒様は覚えられないのだ」
しかし、何度も書くようだけど、どうしてここまで「暗記をする」という作業
をやらなくなってしまったのだろう。
知識とは、ほとんどが暗記である。途方もない暗記の蓄積から、自分なりのオ
リジナル(に見える)思考が生まれる。ゼロの状態から何かを生み出すのは一部
の天才だけであって、僕を含めたほとんどの人間は愚民である。ゆとり教育だか
オンリーワン妄想教育だか知らないけど、愚民が知識をたくわえなかったらい
つまでたっても愚民じゃないか。
それはともかく、演習してもらっている間に生徒の答案をよくよく
観察。これはある程度だけ前
々からわかっていたことにせよ、正解率の高い生徒様のパターンを発見。
・質疑応答の原則がわかっている人
・省略をちゃんと補う人
この両方をちゃんとやれば正解できる設問がほとんどなのだ。ごく
まれに Come
on! (=おいおい、頼むぜおっさん)のような決まり文句が根拠になるも
のもあ
る。そのため、
「会話文ゆえの特殊さにビックリして」
→「会話文のポイントは決まり文句だ」
という誤解をしている人が多いという悲劇があるのだ。
そのあたりをわからせようと親切心を出しすぎて(いい人だ)テキ
スト全てを
消化しきれず(ダメじゃん)。
総合Cクラスは今日も空気が固まっている。
普通は授業前にベラベラしゃべっている生徒様が多いのだが、異様な緊張感が
ただよう。これはこれでちょっとやりにくいよな。
しかし総合講座はお馴染みの生徒様が多いので、それほどひどいことはない。
「これを間違えるなんて人間じゃないよな」というマチガイをするのは3割程度
か(3割もいるのか)。それにしても「 respective =それぞれの」って、そんな
に覚えにくいかなぁ。
「出勤前夕食準備」ができなかったので、慌てて支度する。
この時期はどうしても用意がラクな鍋物に逃げたくなるが、美味しいビールを飲みたいのだ。奮起して献立を多
様化させる。
・子持ちはたはたの焼き魚(安かったのだ)
・キノコ鍋(しいたけとエノキダケとネギ)
・ナスの油炒め(薬味のショウガが腐りかけていたので)
・高野豆腐の煮物(日持ちがするから)
こうやって書いてみると、オイラも変化の少ない人間であるような・・・
(@^^)/~~~
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