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バタバタガンガン |
12月26日 |
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なんつー寒さなんだ。
やい冬、お前ふざけるんじゃないよと言いつつ本八幡のドトールで朝食を買う
。相変わらず
サーブの手際も接客態度も悪い。
「コーヒーにミルクと砂糖はつけますか?」
「はい」
→ミルクが入ってない。
これはいつものこと。
挙句に持ち帰りじゃないと勝手に判断してカップにコーヒー入れてるし。その
うち苦情メールでも出してやろう。
素早く1号館に到着し、2年生の名簿を確認。
サクサクと授業を進めてみたところ、まずまず感触はいい。
授業後のアンケートでは「苦手項目」を書いてもらった。1位は比較、2位は
時制だった。
時制に関してアドバイスをしておくと、ある程度説明を聞いたら(つまり授業
を受けたら)問題演習を多めにする必要がある項目だということ。設問の作り=
仕掛けが単純なものが多いからだ。
比較は難しくて当たり前。比較を易しいと思うなら予備校講師に今すぐなれる
(ならないことをオススメする)。2年生の講座ではサラッと基本を扱うので、
英語エッセイに目を通しておくとグッと理解のスピードが上がりまっせ。
お昼のお弁当を食べてから2号館へ移動。休み時間は60分だ。
次から次へと普段はお会いしない講師の先生に会うので、アイサツばっかりし
ている。バタバタと忙しいのう。いくつかの会話を部分収録。
・英語科重鎮のU先生。
「ああ〜、信原さんイチロク(1限→6限と授業があること)なの? ははは。
僕、これで終わり。ははは、大変だねえ」
「確認・念押ししないでくださいよ」
・BBQ数学講師C。
「いやあ。さっきのクラスで立ちくらみしちゃいまして」
「授業に手抜きが多すぎるんじゃないのか」
・古文講師O先生。
「いやあ、『海辺のカフカ』おもしろい! はまる! のぶさんハルキストだよ
ね?」
「もう6回くらい読みましたよ(本当は11回くらい)。忙しいときほど本が読
みたいですよね」
3コマ目から3年生の総合講座。
バリバリ進める。ついてこれない奴は無視。僕は言うべきこともやるべきこと
もやってきたし、意欲も学力もない生徒様を相手にすることはできない。
いくつかの感想。
・Bクラス
neither を見落として長文内容一致を間違えるといった、「ちょい勘違い」の
ミスが目立つ。克服可能なことだし、さすがに基礎的な単語が入ってきたような
のでがんばりどころか。
There is no doing の言いかえで impossible が書
けている生徒様が半分を超えたのは好材料。
逆に言えば What a pity ! のようなややマイナーな表現は、これからでもスカス
カの脳みその隙間に放り込むこと(よく読むとひどいこと書いてるな)。
・Cクラス
何度も指摘するが、予備校の授業で習っていなかった項目は自分でやるしかな
い。具体的には1A3回目の間接疑問文(入学以前だった? それは予備校に来
るのが遅いのだ!)、1C14〜15回の比較(期末試験で休んだ? それがあ
なたの致命傷)。
テキストとノートが入手できないなら、自分の問題集でやるしかない。上記の
ように、「2年生の多くが比較に苦手意識」を感じているのは何故なのか考えて
みよう。
・Dクラス
「最後の仕上げでDに(クラスアップで)挑戦」の気持ちはわかるが、無理な
レベルの授業を受けても進歩はできない。今日の項目では have O doing の語法、
refuge の関係代名詞からの割り出しなど、できて当たり前の設問が多かった。気
合を入れても速く読めないし、正確に解けることもないという自覚はきちんとで
きているのか?
クラスレベルを上げれば自分のレベルが上がるというのは自己満足に過ぎない
。「Cクラスはアヤフヤな理解で何となく正解を出しているから偏差値の上下が
激しく、浪人輩出率も高い」と1年間にわたってアドバイスしてきたはずだ。
5時20分から2時間ちょっとの休憩。
去年までのホテル暮らしなら入浴昼寝というところだが、今年はそうじゃない
。ヒマだー。予習を念入りにチェックして、とんかつ和×で食事。本屋に寄って
『本の雑誌』を探すが見つからず。『不勉強が身にしみる』を購入してから校舎
に戻る。
Dクラスをこなして校舎を出たのは9時半か。 |
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