各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
hard to describe |
1月8日 |
|
9時からHPの作業。
新コンテンツの原稿なので、作業はなかなか進まない。僕はただ文章を書くだ
けでいいのだが、現実の画面にレイアウトするための配慮をしなければいけない
のだ。
お昼前にサポーターから電話。
サ「・・・ということを考えてほしいのよ」
僕「なるほどねえ」
サ「考えるのはあなたなんですけどね」
僕「え? まじ?」
サ「あんたのページでしょうが」
僕「俺さあ、文章で思考するからさあ」
サ「HPってのは画像なんだぞガミ」
僕「画像を俺がイメージしたとして、説明するのが言語なので・・・」
サ「たとえばガミ」
僕「はい」
サ「料理屋に行って、腹減っただけでガミ料理が出てくるガミガミか?」
僕「出てこないね」
サ「何がガミガミ食いたいかガミ説明するのはガミ客の仕事だガミガミ」
僕「へいっ! はいはい、わかりました」
サ「そもそもガミ、自分のページだというガミガミ自覚があなたにはガミな
いでしょうが」
僕「へいへい。わかりましたわかりました」
サ「2度返事をするときのガミガミあんたはガミガミ丸投げしてやろうというガ
ミガミ意図がガミガミガミガミ」
お昼にラーメンを食べながらトップページの構想を練る。
僕は「目の前にあるもの」を文章に、つまり言語に置き換えるのは得意なほう
だと思う。あるいはそのまま絵に描くのも得意だと思う(生徒様は笑い転げない
ように)。
しかし、「目の前にないもの」を絵に描くのは非常に苦手である。実像ではな
くイメージを他者に言語で説明するのも苦手である。創造性が足りないという言
い方もできるが、非常に苦痛な作業である。
キリがないので適当なところで読書に逃避。
やっと村上春樹の『意味がなければスイングはない』を読了。
音楽に関するエッセイ。読むのに集中力が必要で時間がかかった。しかも
その中には僕が知っている音楽が1つも出てこない。つまり文章のみで音楽のあ
りさまを類推するしかない。いいのか悪いのか、想像するしかない。
その中にスガシカオという日本の歌手が入っていたので、ためしに聴いてみる
かと夕方にCD屋に行く。
ふーむ。今日びのCD屋はほぼ全てのCDが試聴できるようになっているのか
。
つい最近(2年くらい前ね)「新譜の試聴ができる」システムを見つけたとき
にも感動したが、ついにここまで来たのだ。
店内に10個以上あるナゾの機械にCDパッケージのバーコードをかざすと、
1曲30秒だけヘッドホンで聴けるのだ。すごいね。
スガシカオの1枚目のアルバムを聴いてみるが、店内のBGMがうるさくて何
だかわからない。まったく視聴できないよりはいいのだろうが。
3000円じゃあ春樹の推薦と
はいえ買う気にならない。趣味というのは無制限にお金を使うことではない。し
ょうがない、生徒様にレンタルをつのってみるか(そんなことが許されるのか?
)。
本屋に寄って9冊購入。
精神が弛緩しきっているので小説に手が伸びず、7冊はエッセイ。まあこれで
今月はカバーできるだろうからいいか。5000円弱。安いものだ。
そのままスーパーに移動するが、今日も野菜が高い。
大根半分で118円、キヌサヤ1袋352円(!)という具合である。泣く泣
くキヌサヤをあきらめて帰宅。夕食だ。
あつあつのマーボー豆腐。
ホッとする高野豆腐の煮付け(食物繊維が豊富なので野菜の代用)。
大根をおろして、カリカリに焼いたシシャモ。
きりりと冷えたビール(キリン・ゴールデンホップ)。
|
|