予備校講師でわるかったな!





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田舎モノですから・・・ 1月9日
  朝9時10分から授業。
  今日で今年度の「朝イチ」授業はおしまい。去年までは城南予備校で浪人生を 担当していたから、まだこの時期でも「朝イチの残り」があった。でも今年は当 然のように祝日の今日で打ち止め。


  やはり最後になる朝マックを講師室で食べる。
  さすがにこの時期は講座設定数が少ないので、朝から授業があるのは僕ともう 1人だけ。お、久しぶりに飲んだくれ数学講師Bじゃないか。

B「あ、いた」
僕「あけおめです。ソレ、去年も言ってたぞ」

  授業を終えて駅まで彼と同行する。
  成人式なので、和服(晴れ着っつーのか?)の女性が目立つ。イメージとして 、10人に1人ではきかない。

「20歳人口って多すぎるんじゃないか」
B「20歳のやつがみんな外出するからでしょ」
僕「それにしても多すぎるぞ。下手すると5人に1人くらいじゃないか。人口バ ランスから言っても不自然じゃないか。偏りすぎだ。数学的に見ておかしくない のか。説明したまえ」
B「2回目のやつが混じってるんじゃないすか」
僕「2回目って何だ?」
B「いや、去年たのしかったから、今年も着ちゃおうかな〜、なんて」
僕「・・・(そんなわけないだろ、あるのか?)」


  都内におもむく。サポーターと打ち合わせだ。
  お互いのプランを持ち合って、「あーでもないこーでもない」と1時間半ほど 。HP全体のバランスなども検討しなければならず、真剣に話す。

  リニューアルのネタを二つほどバラしておこう。

・英語エッセイは改名される
・受験生無視の新コーナーが始まる

  読むほうは(あなたです、あなた!)「へぇ〜」だろうけど、これだけで大騒 ぎなのである。しかも「楽しみにしたまえ」と豪語できるほどの内容でもないの が情けない(-_-;)


  丸の内を散策する。
  丸善が異常に広い。文庫・新書のたぐいを例にとると、その文庫・新書が全種 類そろっているような感じである。書棚の高さは2メートルくらい。脚立(きゃ たつ=小さなハシゴみたいなもの)があるけど、それにしても高い。一番上の棚 なんかタイトルが見えないぞ、ふええ。
  こんなところにいたら、1日が潰れてしまうじゃないか。やっぱ東京なんだな あ。


  続いて男性用の靴下専門店に入る。
  女性用では「靴下屋」というのが有名なはずだが、男性用とは珍しいのう。

  さすがに専門店だけあって品ぞろえがいい。
  しかし綿100%のものはサイズが25センチしかなく、それ以外は特注にな るという。靴下の特注?

  聞いてみると綿100%の場合は伸縮性がほとんどないため、普通の靴下のよ うに「25−27」というサイズの概念が使えないということだ。
  そう言われてみれば靴下とは異常にサイズがアバウトな商品である。考えても いないところに、知識の盲点があるものだ。


  5本指の綿・シルク混合を買うことに決める。
  1260円、意外に高くはない。お会計をしようとすると、

「ネーム入れますか?」

ときかれる。ネーム?
  サービスでネームを入れてくれるという。これも初耳。
  僕の乏しい経験では、自分のネームを入れたのはYシャツとスーツくらいであ る。所要時間5分。東京ってすごいですねぇ。オラびびっただ。
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