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アンチ・エイジング |
1月24日 |
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前記:「センター速報」アップ中です!
Bが語る。
「いや、8時間以上寝ると寿命が縮むらしいですよ」
Cが語る。
「マジっすか。おれ、さいきん12時間くらい寝てるんですけど」
Wが語る。
「ぼく、昼寝を入れると10時間くらいすかね」
Nが語る。
「お前ら、脳が溶けてるんじゃないか?」
3時過ぎに寝たので9時過ぎに目が覚める。
今日も特別にやることはないし、ちょうど朝食の食材もない。あれ。好都合
なことに金縛りの気配がある。よし、もう少し寝よう。
10時半になって起きる。
眠るのに飽きたからだ。あれ、まだ金縛りみたいだ。おかしいなあと思いな
がらも目覚めて朝食を取りに出る。「大戸屋」系の店だ。開店時間の11時を
過ぎたところ。
「大戸屋」系といっても、固有名詞が「大戸屋」であったかどうか記憶がな
い。大江戸屋ではなかったと思うけど。行ったことないから知らん(-_-;)
とにかく、禁煙でアルコールは置いてなくてお食事系で有機野菜を使ってま
す、みたいな店だ。「トリ唐揚げの黒酢あんかけ」みたいなものを食べる。特
にまずくはないが旨くもない。ご飯のお代わりもできない。3歳児を連れた奥
様のカップル(というのかね? とにかく2人組で4人連れ)が「たまに外食
できるなんて嬉しいなあ」とか言いながらメニュー選択に10分くらいかける
店。それを観察している俺もヒマなんだななあ。
特別な行動もないまま校舎へ。
来週の今日で今年度の授業は終わり。BBQ数学講師Cがいるじゃないか。
C「で、来週あたり送別会ですね」
僕「来週は忙しいんだ。で、送別会って何だ?」
C「飲み会とも言いますね」
僕「何を送別するんだ?」
C「じゃあ今日にしますか。Bさんどうですか?」
B「いやいや、いいですよ」
僕「どこがいやいや何だ?」
意味不明の会話を終えて(授業も終えて)講師Wを含めて4人で飲む。
もう少し意義のある会話をしたような気もするのだが、とにかく冒頭のよう
なかんじ。終電を逃してタクシーで帰る。
家の前で降りて、マンションの入り口。
狭いホールに若い男女が2人いる。イチャイチャやっている。男の子が女の
子の髪の毛をいじって、たわむれていた。20代前半だろうか。ホールのドア
を開けた僕に反応して2人は行動を止める。僕は視線を合わせずにエレベータ
ホールの鍵を開ける。午前2時だ。
たぶん、彼らは狭いホールで夜を明かすのだろう。
終電を逃してタクシーに乗るお金もなく、目に付いた小さなマンションのホ
ールに入った。とりあえず風はしのげる。ぼくたちは2人なんだ。きっと、あ
たたかい。寒いはずがない。
僕はこうして日記を書きながら、彼らの若さを思う。
僕たちの老化も思う。終電を気にせずに飲んで、割り勘でタクシーに乗って
、家の前にクルマを止めてもらうこと。明日も朝は寝ていられること。恵まれ
た環境にいながら、将来を心配する職業。
明日は、ちゃんと早起きしよう。今から6時間眠って9時になってしまうと
しても。いつまでも、ただ意味もなく老いていくわけにいかないのだ。
追記:英語エッセイその他編「お前らはそれでもプロか!」をアップしました
。今年度(当サイトの年度は2月始まり→1月終わりです)最後のアップです
。
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