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take off(離陸する) 1月25日
前記:「センター速報」アップ中です。


  昨日の予告通り9時過ぎに起きる。
  眠くてやや二日酔いだけどしょうがない。午前中に宅配便が届く予定がある のだ。

「怠惰な人生を反省したんじゃないんですか?」

  私がそれほどケンキョな人間であるはずがない。お年玉つき年賀ハガキ3等 の商品配達指定があったのだ。


  ところが待てど暮らせど(関係ないけど、この決まり文句の「暮らす」って 何なんだろう?)「ゆうパック」が来ない。
  独り暮らしだと、玄関のチャイムが聞こえないと困るから生活に支障が出る 。ついうっかりベランダで布団を干しているタイミングでも困るし、二日酔い を覚ますシャワーの最中でも困る。どうなっているのだ郵政省?

  午後の1時に電話をかけてみる。

「あー、申し込み日から14日過ぎないと配れないんですよ」
「じゃあなんで25日の今日に指定させたんだ」
「あー、マジっすか? 連絡いってないスか?」
「来てねーよ。風呂にも入らないで待ってるんだぞ」
「そうすか。じゃあいつ届けりゃいいスか?」

  その、「スか」というのをやめろぉぉぉ!!

なんてことはなくて(ないよな)、丁寧に対応してくれる。
  それにしても、郵便局の窓口で申し込んだんだから、局員が教えてくれても 良さそうなもんだがな。ところで民営化っていつだっけ?


  またもやPCの前で数時間過ごしてから読書。
  『超実践!ブログ革命』を読了。いわゆるハウツーものではなく、「ブログ ってのはこういう利点があるんだ」と論じる本。僕のHPをブログ化するつも りは全くないが、この本を読んでみるとそれでいいことがわかった。
  なかなか面白かったので感想は後日エッセイで。このフレーズも何回も使っ てるなあ。早くカキますね。


  今日から本当の店じまい。
  Dクラスが終了。とにかく、僕が与えられるものは全て与えたつもりだ。勉 強方法から模試を受けるタイミング、そしてもちろん講義内容までやりのこし たものは何もない。そう、後顧の憂いは全くない。
  だから、というわけでもないけど「最後のいい話」もしない。足りなかった 授業内容をゴマかすのが「最後のいい話」だとまでは思わないにせよ。


  何人かの生徒様が授業後にやってくる。

・にやにやした♂(どうでもいいや)
「先生、スペルマの使いすぎに注意してくださいね」

→今日の問題で sperm (精子→発音はスパーム)という単語が出てきたのだ。何という余計なお 世話なのか。

にこにこした♀(たいせつだ)。
「わたしはあの記録を超えますよ! 先生ありがとう」

→春期講習の文法超基礎講座(3E1Z11)で僕が言ったセリフ「このクラ スから始めて、一番伸びた生徒様は明治大学に行きました」に応えて。
  今まさに当時の名簿を調べてみたら、2年生の9月に市進に入会し、2年生 の2月時点でV検11級(下から2つ目の級)。まさに最低レベルからスター トしたわけだ。そして、彼女のセンター試験の得点は197点。強勢の設問を 1問ミスということ。

  そうだ、ちゃんとやればここまで伸びるのだ。僕はそれだけのものを提供し てきたし、彼女もそれに応えて勉強してきた。だからこそ、僕は言う。

「伸びたことは立派だけど、それが合格に結びつくことが一番大切なんだ。受 からなかったら何にもならない。だから、ここから踏ん張って受かってみせて からありがとうって言えよな」


  伸ばすことだけじゃ終わらない。
  受からせることがプロの仕事だ。それを仕上げるのは受験生自身。
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