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焦ってないっす |
2月18日 |
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生活ペースは乱れ気味。
10時半に起きて鶏肉とネギと卵のおじやを食べる。即座に買い物に出れば、
スーパーでビートルズの『ペニーレーン』がかかっている。この曲は晴れた日
曜日の午後にのみ似合うと思うんだがね。
パタパタとPCに向かいつつネットサーフィン。
たまには英語の話でもすっか。今年の慶応大学理工の問題。いわゆる補充英
作文、カッコの中に単語1つを書く。
>彼女は目先のことしか考えられない。
She cannot see any ( ) than the end of her ( ).
最初のカッコはわかりますね。
比較級が必要だから、鯨の構文あたりを連想して more でも入れてみる。
最後のカッコが難しい。
「彼女の端」ってことはないだろうから、her は所有格、つまりカッコには
名詞を入れるのか・・・。
正解は farther / nose である。
辞書を引くと、
He can't see beyond the end of his nose.
が同じ意味の例文として出ています。
たしかに「目先なのに nose 」みたいな体の一部に関する表現は頻出ではある
にしてもね、うーん、ちょっとコリすぎですよね。
とつぜん日本史の話。
ある予備校講師のサイトで発見したので、問題を写してみます。もちろんギ
ャグで書いているので関係者は怒らないでね。これも慶応で文学部。いわゆる
文化史。
>・・・漫画もまた人気を博した。なかでも、田河水泡の「( )」は、戦前の
民衆に広く受け入れられた。
選択肢
1:フクちゃん
2:冒険ダン吉
3:のらくろ
4:猿飛佐助
すごいなこれ。
1は新聞連載の4コマ漫画だったし、戦前だったかなあ。
2は戦前だね。南国の孤島に漂着した主人公ダン吉がネイティブの黒人を牛
耳っちゃうというディープな冒険漫画。それって黒人差別なんじゃねーかって
いう感じです。面白いけど。
3が正解。犬が主人公で、軍隊で主人公のらくろが階級を上げていく(二等
兵から大佐あたりまでだったかな)といういかにも戦前に流行りそうなやつで
す。
4。はあ。題名は知っているけど・・・。
某大手予備校の概評は「難問」となっている。
受験生って大変だよな。
遅い午後は今日も読書。
『ゴハンの丸かじり』を読了。
このシリーズは文庫で20冊目とか。やはり質が落ちない名著。解説の大田垣
晴子のイラストが可愛かったです。
夕方に整体へ。
いつもの老師ではなく、珍しく女性の老師。整体は「老師の手」との相性が
あるのでちょっと緊張する。もちろん彼女はぼくを触るのが初めてだから(な
んかヤラシイな)、いろいろと質問をしてくる。日本語がちょっとあやしいく
らい。
左耳後方2センチのあたりをグリグリやられる。
「いつも、あせる?」
「え、汗はかきますよ。運動してるし」
「ちがう、アセる?」
「焦る、ですか?」
「そう」
ええと。僕はいつも焦っているだろうか?
「焦ってない・・・と思いますが」
「んー、そうかな」
「焦ってますかね?」
「こんなに(焦ってなければ)こらないよ」
頭脳検索。
・早く確率変動で当たれ(パチンコ)
・早く来い(嫁)
・早く上がれ(時給)
・早くやりたい(授業)
焦っているのかね、おれ?
夕飯は珍しく活きホタテを入手したので刺身とバター焼き。
絶品のそれらをツマミにビールを飲んでいると、予備校から明日の授業の出
講確認。さてさて、焦らずに19日ぶりの授業ができればいいんだが、どうな
ることかね。
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