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17種を堪能 |
2月22日 |
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有馬温泉のしょっぱいホテルの朝食は、そのままにしょっぱかった。
・カレイの開きの炙り
・味付ノリ
・湯豆腐
・小松菜の和え物
・漬物
これに加えてご飯(ベトついていた)と赤出し(味噌汁のこと)。納豆も卵も
ついてこない。ま、ビジネスホテルに温泉だけつけた程度のこと。これで9000
円弱はちょい高いね。
気を取り直して六甲山に登るロープウェイへ。
神戸空港開港記念ということで、往復1770円が500円。ありがたいことでは
あるにせよ、通常の値段はどうなってんのという感じもある。
しかし眺めはよい。
正確に言えば怖い。非常な高度があって(140メートルくらいの谷をまたぐ
)車体がボロイ。幸いなことに天気が良かったが、一つ間違えれば遭難・死亡
事故のコースである。ぶるぶる。
六甲山山頂付近には明確な頂(いただき)がなく、観光地になっている。
箱根から芦ノ湖を取って8割減くらいの広さというんですかね。オフシーズ
ン真っ只中ということで観光客はほとんどいない。周遊バスもあるが、1時間
に2本ということで歩くことにする。いい天気なんだし。
森林浴を楽しみながら1時間弱ほど歩けば六甲オリエンタルホテルに着く。
館内を見てまわると「美智子妃殿下来訪」の写真があるような老舗(しにせ
=古くて有名なことです)ホテルらしい。しかし、写真の日付が昭和43年とは
・・・。
ここで昼食。
フレンチのランチはまずまず。ビールの小瓶を1本だけ飲む。そしてまたま
た散歩して、六甲ケーブル駅へ。ケーブル、つまり山岳電車です。20度くら
いの傾斜を走る鉄道ね。
これがバツグンによし。たった10分間ではあったが、山を下る力強い電車を
堪能。ああ、旅と言うのは、これでなくては。
帰途の新幹線は「のぞみ」号のグリーン車。
長距離列車グリーンの僕の経験値は少ない。リッチなように見えてそれほど
でもない、という感じ。5年くらい前に乗った「グリーン個室2人用」のほう
がワクワク感は強かったかも。
行きはトータルで8時間弱かけたが、新幹線だと3時間を切ってしまう。こ
れはいいのか悪いのか難しいところだ。
この旅の目的は「交通」であった。
路面電車や人力車は果たせなかったが、移動していく中でたくさんのものを
観た。それが何の役に立つのかは別として、僕の中にもたくさんのものが蓄積
された。そのいくつかを捨て去り、いくつかを思い出とする。それが、きっと
旅なんだ。
追記:今回の旅で利用した交通一覧(笑)
「東海道線特急」
「東海道新幹線こだま」
「東海道新幹線ひかり」
「近鉄特急」
「地下鉄御堂筋線」
「阪急電車神戸線」
「ポートアイランド線(モノレール)」
「明石海峡クルーズ(遊覧船)」
「タクシー」
「地下鉄西神線」
「北神急行」
「神戸電鉄有馬線」
「有馬循環バス」
「六甲有馬ロープウェイ」
「六甲ケーブル」
「六甲市内バス(?)」
「東海道新幹線のぞみ」 |
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