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オババ許すまじ |
3月2日 |
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外に出て、ふだんは会わない人たちと呑むと元気が出る。
新しい刺激を受けたことが、かえって日常のルーティンへの意欲を産む。
9時半から活動。
まずはネットで入試問題の研究。上位大学のものしか載っていないし、パソ
コン上で英文を読むのは非常に疲れるのだがやむをえない。なんでこんなに疲
れるのか考えてみると、英文に書き込みができないからだ。
普通に流れに乗って読んでいるときは構わない。
しかし、一瞬「あれ?」と
思うときがあると(修飾関係を見失ったり単語の意味がすぐに頭に浮かばなか
ったり)、視線を文頭に戻すことになる。書き込みができないから、何行目の
どの部分でつまづいたのか確認するのにちょっとずつ手間取る。パソコン上だ
と日本語でもそういうことがあるのだから、まあしょうがないけど。
お昼前に食材を買いに出る。
ひな祭りが近いということで、魚屋にはタイが並んでいる。一番の高値は3
万5千円。体長が80センチくらい。誰が買うのかな(-_-;)
ラーメンを昼食に作り、「健志、英語を語る」の原稿書き。
今日はずっとモーツアルトを聞いている。先日T君に8枚ほどCDを借りた
のだ。僕は聴きこむことで価値を見出すタイプなので、1枚をひたすらリピー
トする。
さすがにモーツアルトだけあって、たまに知っているメロディが出てくる。
ああ、この曲ってモーツアルトなんだ・・・と思ってCDのケースを見る。
TURKISCHER MARSCH
何語、これ? ええと、ターキシャー・マースックとか読むのかな。おかしい
な、ぜったいこのメロディは知っている題名のはずだが・・・と思いながらパ
タパタ(キーボードを打つ音)と原稿書きを続ける。
あ、TURKISH MARCHか。トルコ行進曲・・・ダメじゃん俺。
疲れたので読書。
モーツアルトを聴きながら本を読むなんて、俺ってばインテリ? とか独り
で下らないことをつぶやく。それにしても、本の著者が桂文珍(落語家)、大
崎善生(小説家)、梅田望夫(だれ?)というのはどういう組み合わせなのか
。これ以外にも併読しているものがあり、今日読み終えた本はナシ。
4時にプール。
体重が旅行で増えていたので、今週はややハードに泳いでいる。おかげでこ
の4日でキッチリ800グラム落ちた。うーん、デキル年男だぜ俺、とまたも独
りで盛り上がってからパチンコへ。これだけ充実した一日だから勝つに決まっ
ている。いつも同じようなことを書いている気もする。
4500円で大当たり。
8回転で即座に確率変動。来た来たカミーング俺の流れだぜッと今日3回目の
自画自賛。
そこでどっかのオバサンが僕の隣に座り、ジュースをこぼしてし
まう。僕の煙草に少々かかって、僕のズボンにも以下同文。おい、ゲンの悪い
ことすんなおばさん、と斜めにガンをつける。
ところがそのオバハンは涼しい顔で何も言わない。そうか。そういうことか
。「ちょっと外に出ろ」
我々は人通りの少ない場所まで歩き、向かいあう。おい俺、本当にこんなオ
バハンと殴り合いをするのか? 冷静になれ・・・話をつけて謝ってもらえば
それでいいんだ。
オバハンはハンドバッグに手を入れる。財布でも取り出すのか・・・と思っ
たら出てきたのがクサリガマ。
くさりがま。
あ、あの、銃刀法違反だろ、それ。
やや、ややや、やばい。
オバハンの目が狂っている。
今度はオレが逃げる番なのだ。
僕が振り向きざまに走り出すと、おばはんがクサリガマを頭上で振り回しな
がら追いかけてくる。おいおい、ここは法治国家日本じゃなかったのか。なん
てこった、いい一日だったのに・・・。
というところまで5秒で妄想。まるでマンガ『東京大学物語』の村上君のよ
うである。
しかしオバハンは本当に謝るどころか会釈もしない。なんてことだ。この国
の民度はここまで落ちたのか。
3回の大当たり分は全て飲み込まれ、そのあとはアチコチの台を放浪するも
1度として大当たりナシ。きっちり4万円負け。全ての責任はあのオババにある
。
それにしても、よく負けるものだ。こういうときに考えるようにしているこ
とがある。
少ない金を捨てて、
大きな運を買ってるんだ。
おい、本当に大きな運は買えたのかよおっさん、と今日初めての独りツッコ
ミをしたのは9時半。
その足で本屋さんに寄って8冊ばかり購入。こういうのをストレス発散消費
と言うのかね。それにしてもあのオババめ、オレの一日を台無しにしよってか
らに。
明日は「将棋界の一番長い日」。お楽しみに。 |
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