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世界をまたにかけて 3月5日
  寝坊して起きてみれば11時前。
  休暇が長すぎて疲れがたまってきたのかもしれない。困ったものだ。

  昔の生徒様♀からメール。
  なんとボストンに留学中だという。ボストン・・・マラソンと・・・出てこ ないな。ってか、どこだっけ?
  というのは冗談として(マサチューセッツ州の州都。近くにあるケンブリッ ジと同じで文教地区として有名)、この日記を毎日のように読んでくれている という。アメリカに留学して「よびわる」閲覧ですか。ありがたいというか何 というか、ネットを通して己のバカな生活が世界中に撒き散らされていること に罪の意識を覚える、なんてことはないわな(^^ゞ


  朝食→将棋観戦(またかよ)→予習→昼食と進む。
  これだけ寝坊すると人生が短くてしょうがない。だからといって昼食を手抜 くと昨日のように胸ヤケするかもしれず、気合を入れてミソ味タンメンを作る 。3食入り198円のラーメンだが絶品。


  ようし、今日こそはパチンコに行かないぞう。
  と決心してひたすら読書。最後の休暇である明日は外出するので、思う存分 読めるのも今日が最後か。かなしいなあ。

  『九月の四分の一』を読了。
  僕が愛読する作家の一人である大崎善生の短編小説集。一人称の「僕」が語 る4本の恋愛小説。短編集の場合、普通は「あんま面白くないな」という作品 が入っているものだが、これは4本とも素晴しい内容だった。例によって、現 在40代の読者にしかわかりにくい文化背景(この短編集の場合は音楽)がある ものの、スキのない作品とでも言うのか。
  石田衣良の解説から引用。

>現在の小説の世界を見晴らしても、大崎さんにならぶほど、二枚目の声をし た作家というのは数すくないのではないだろうか。

  石田によれば、作家には生まれもった「声」があるというのだ。詳しくはま た後日。


  休憩をかねて整体へ。
  だいぶ空気があたたかくなってきた。そういえばベランダにあるフリージア の鉢植えも花を咲かせる茎が伸びてきている。

  マンションの隣の部屋は引越しの様子。
  なぜかこの部屋は常に若い夫婦だかカップルだかが入居し(声が聞こえたと きもあった、これは困った)、わりに早いサイクルで入居者が変わる。僕は入居して7 年目に入っているけど、退去したのはこれで3組目。春ですね。


  帰宅してネスカフェ・カプチーノをいれて本に戻る。
  『壊れる男たち』を読了。タイトルだけ見て、何の本だかわかりますか?

  正解はセクハラです。
  セクハラに興味があって、あ、この言い方ヘンだな、セクハラってどういう ものか知りたくて初めて取り組んだジャンルである。ある会社の部長秘書♀の 言い分。

>運転中に「愛しているよ」と繰り返され、助手席に移動してきて手を握り「 君といると幸せな感じになる」と言い、足の方に手を伸ばしてきて「この足は どんな風に感じているのだろうか」などと囁かれました。

  いや、笑っちゃいけないんだけどさ、「この足はどんな風に感じているのだ ろうか」とか詩人みたいで爆笑してしまったわけです。こういうのってホント にあるんですね。
  本書の前半は「セクハラの実情」のごときバクロ本かと思わせるけど、後半 はさすがにきちんとした論があった。僕のような「セクハラ素人」には良書と 言えるだろう。これも詳しくは後日。


  6時過ぎからコツコツとHPの作業をして、8時前に食事。
  鳥ワサ、大根と油揚げの煮物、キムチ鍋(タラのすり身)、サーモンの刺身 でビール→日本酒へ移行。この日記を書きながらモーツアルトの「アイネ・ク ライネ・ナハトムジーク」をつまみに赤ワイン。今日もワールドワイドな一日 だった。どこが?

  サーモンはアラスカ産、ワインはオーストラリア産。モーツアルト・・・ど こ? オーストリア?
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