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慌しくて日記にならず。 3月18日
  夕食後にワインを飲みながら読書をするクセが抜けない。
 「クセがつく」を get into the habit 、「クセを直す」を get out of the habit と言うのは有名だが、「クセ」という名前の箱の中にはいったままの状 態を be in the habit という。あ、講義じゃなくて日記だった。


  『マンガに教わる仕事学』を読了。
  とても面白い本だ。詳しくは後日のエッセイに譲るとして、著者は僕と同い 年の法政大学キャリアデザイン学部の講師。マンガに語られる職業観を簡潔な ことばで説明してくれる。
  ネタにされるマンガは全部で40本。
  それぞれ、その1コマを挿絵として使い、序論→本論→結論の3部構成。し かも全ての章が4ページほどで収まる(何かの雑誌の連載だったようだ)とい うシンプルさ。
  自分の仕事に悩みを抱えるリーマン、大学3年生となって職業に対する悩み を初めてもった人にオススメ。


  3時前に寝て、やや寝坊。
  マズイでないの。あるいは昨日の過労かもしれず(2コマ160分も授業をし たからな)、累積過労(一昨日は休日だった)かもしれぬ。などと下らないこ とを書いてないで日記だった。

  やりたいと思ったことが半分もできない。
  HPの作業、寝室の掃除、入浴などをこなせばすでに出勤時間。食材の買い 物に行くかどうかギリギリまで迷う。冷蔵庫を点検すると野菜が多少残ってい るし、日曜は外出するからたぶん外で食べるだろう。野菜中心は味気ないが、 体重の問題もあるから「ちょっとだけガマン」という夕餉(ゆうげ。夕食のこ と)があってもいいと判断して買い物はナシ。


  本八幡駅で電車を降りた瞬間に気がついたのは、ダイヤ改正。
  ご存知スイカシステムの強化ということもあるのか、構内のカレー屋さ んにも「スイカ使えます」のステッカーが。

  何もかもがスイカで済ませられるのは便利なことである。
  ただ、その一方で「手をつかって何かをする」作業量が減ってしまう。それ だけ脳の稼働率は下がり、それだけ国民の知的レベルはたぶん下がる。
  よく学力低下が叫ばれるけれど(僕も叫んでるけど)、じつはこの「手作業 の減少」に遠因があるのではないか。文明の進歩は何かの喪失を引き換えにせ ざるをえないことはわかってるんだけど。
  などと社会考察ではなくて日記だった。

  夕飯がショボイことに決定しているので、フンパツして気合のビーフカレー 600円。
  ちなみに、この店でふだん食べているのは500円のポークカレー。まあ、割 に規模の小さなフンパツぶりではある。だって、先月ほとんど働いていなんだ からお金がないんだよ。景気が良くなったなんてお国が言ってるだけで、最近 はメロンパンすら落ちていないのだ。

「兄さん、100円も多く払うなんて、なんてゼイタクなことか、それがあなた にわかりますか? あなたには想像もできないでしょう。貧困にあえぐ僕のよ うな人間が、何を犠牲にして生活をしているかなんて、兄さんには関係のない ことでしょう!」

なんて19世紀ロシア小説ごっこなんかやってないで、これは日記だった。


  4コマでクソ忙しいときに限って合否報告が相次ぐ。
  こっちは「この2回目からどうやって流れを作るか・・・」と必死に時間配 分とトークと振り返りを考えながら授業をしているということは、卒業生様に はわからない。まあ、わからないのが普通だし、それでいいんだけど。あ、日 記だったのね、ハイ。
  なぜか女子の報告が多く、隣に座る講師の先生に、

「センセイのところは女の子ばっかり来ますね!」

とチクリやられる。いや、ふだんはそんなことないんすけど。ってか、ダレも 来ないのが普通なんですけど。
  さらにどういうわけか質問だの相談だのも多く、さらに

「センセイ男子にも人気あるね!」

と再びチクリ。イタタタタ。騒がしくてすいません。


  80分フル授業4発は久しぶりということで、ちょっと疲れて帰宅。さあビールのおつまみを。

・春キャベツをそのままカジルのも虚しいので、ミソとマヨネーズを1対1で 混ぜたソースで食べる(生野菜スティックなどにもいいぞ)。
・レタスをちぎってハムを刻んでポン酢とレモン汁をかけて食べる(これはイ マイチだった)。
・納豆にキムチ(ビンの中の細かいハシ切れを使うといい)を入れて、ワケギ (細い青ネギ)とともにネリネリする。
・冷凍食品のグラタンに「溶けるチーズ」を刻んでのせて暖める(けっこう豪華になる)。

  あ。「一話一膳」じゃなくて、これは日記だった。


追記:「健志、英語を語る」中級編文法『動詞の語法と文型その2』をアップ しました。
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