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ピカモロギリわらドカガミグイ 3月24日   午前中から東京は銀座へ。   ２月２日にオーバーホールに出しておいた腕時計を取りにいくのだ。３年前 の前回より３週間ほど早い仕上がり。   オーバーホールは時計内部の分解掃除はもちろん、外部のブレスレッド・フ ェイス・フェイス外周（名称忘れた）もピカピカに磨き上げてくれるもの。ど ういう方法なのかわからないが、新品同様に無キズになって戻ってくる。 ・基本料金　    33,000 ・リューズ交換　12,000 ・チューブ交換　  7,000   その他モロモロでお支払いは55,450円。とても大切にしているモノではあるが 、なーんか金かかって仕方がないですな。   銀座界隈を散歩。   企業に勤めて厚生年金・ボーナス・退職金などの庇護を受けて面白くない会 議につき合わされて達成ギリギリのノルマを課せられて無意味な残業を強いら れる人々（もう少し短い呼び方があったが忘れた。リーマ・・・？）がわらわ らわら。ついでにＯＬ（これは蔑称になるのか否か？）もわらわらわら。   お昼ごはんを食べる。   安そうな讃岐うどん風の店を見つけてみれば、かき揚げウドンが300円。安 ッ！　なおかつウマイ。今日振込みになる給料をおろせなかったサラリーマ、 いや企業に雇われる人々がぞくぞく入ってくる。お握りや小さめの丼をつけて 500円程度で抑えられるようだ。   しかし、最近のおいどんはかき揚げとウドンばかり食っとるぞな、もし。   あわてて千葉に戻り雑用など。   出勤前に東京で買ってきた「松阪牛そぼろごはん弁当」を使う。これは1000 円。バリウマ。やはり金たるものは濃淡をつけて使うべきだよな。   今日はいつもの授業の前に体験授業あり。   外部生がドカドカ山盛り・・・なんてことはなかったが（ないのかよ！）、 正会員の参加もあってちゅうくらいの盛り上がり。この手の講座に参加する正 会員はヤル気があるからやりやすい。   最後のコマ（授業）に行く前に卒業生♂が来る。   Ｃクラスから理科大合格。よっしゃ。授業があるのでサックリ握手して去っ たのは悪いけどしょうがない。   彼は１年を通してＣクラスに在籍していた。国立志望で理系ということで、 上位クラスに変更せずに（英語以外に負荷をかけるため）いたわけだ。   しかし、昨年度から始まった５教科７科目入試の負担が重すぎて、国立勝負 は12月に断念。私立タイプの勉強に切り替えて成功した。ときには、勇気ある 撤退も必要ということだ。某数学講師も「あいつはナイスガイだよね〜」と言 っていた生徒様でもあり、こういうのはとても嬉しい。   最後のコマを終えて戻ってくると卒業生♀２人。   １人は６月から予備校に参加してＣクラス。晩秋に勉強ペースが落ちて講師 室でガミガミ怒鳴りつけたことがある思い出の生徒様。そこから切り替えて某 ＭＡＲＣＨを狙ったが失敗。彼女がくれた手紙には「ちょっとやれば何とかな ると思ってた」という悔恨の言葉が並ぶ。無断で引用（ごめん）。 ＞悔しいというより、恥ずかしい思いは初めてで、人生やっぱり甘くないんだ 、これからの人生こうじゃいけないんだって思い知らされました。   失敗したことから学べるなら、そんなに悪い結果でもあるまい。   もう１人は早稲田商・社学ゲット！   彼女は３月はＢクラス（今年度のＬクラス）で偏差値40。春期講習は頻出英 文法集中征服ゼミを受講したほど、ド基礎からのスタート。ここまでの大逆転は、僕の講師生活12年でも初めてに近い。   そこから夏前にＣ、秋からＤと速読ゼミとグイグイ伸ばした。特に11月から の加速が凄まじく、速読ゼミの当日演習でも常に１、２を争う正解率。僕は面 と向かって生徒様をホメルことはゼッタイにしないことにしているが、その様 子を見ていてこう思った。 「こいつは、大逆転のイッパツを決めるな。これを拾えるかどうか、それがこ の１年間の俺にとっても勝負だな」   最後は手綱をゆるめて（競馬用語＝余裕を持って）ゴール。   第１志望の政経学部は逃してしまったが、ここまで伸ばせれば講師冥利につ きる（みょうりにつきる＝ヤリガイがあるねえ、の意味）。何よりも、彼女本 人が一番嬉しいだろう。   ということで、今日は擬音が多い日記になりました。 追記：「健志、英語を語る」初級読解編『目的格の of 』をアップしました。    これまでの日記はコチラ