各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
カッタルー仮面あらわる! |
3月25日 |
|
午前中は勉強。
カレンダーの都合で、昨年までと違って土曜日の1日6コマは避けられた。
しかし1日4コマは忙しい曜日ということだ。
授業前に卒業生♂2人がやってくる。
・C→D(今年度のQ)クラスで第3志望の某MARCH進学。
・夏からCクラスで第2志望進学。
「お前らさ、キッチリ2人そろって第1志望を逃してきたのか」
「せんせい、ひどいっす」
「ひどいのはお前らの頭だ。まあ我が予言、『第1志望は合格率10%以下』を
証明したとも言えるが」
「せんせい、ひどいっす」
「しかし勝負は大学に入ってからだ」
「アレですか?」
「そうだ、男子大学生と言えばアレに決まっている、ぐふふふふ」
「先生も好きですね」
などというオバカな会話をするのも楽しいものだ。
教室に行けば他クラス(市進公認の授業振り替えシステム)生がチラホラ。
新年度授業も3回目ということで流れができつつある。僕の今年のテーマの
1つに「振り返り」があるのだが(ヒマな人はここの日記を参照)、他クラス
生では振り返っても見るものがないので困る。今さら「語法」とか「 and のつ
なぐもの」なんてゴイが新鮮なのか?
しかしまだ3回目だからな・・・とも思って慎重に進めてみるが、そのクソ
ガ、いや生徒様はヒジをつきやがっ、いやヒジをおつきになられて「カッタル
ー・・・」という顔をしている。
ヤル気がゼロではないのだろうが(まあ一応はベツの曜日に出てきたのだか
ら)、表情はゼロである。表情が豊かな生徒様のほうが伸びるというのは有名
な事実(それだけ脳が活発に機能しているということ)なんだが、お面でもつ
けたほうがいいんじゃないか、というくらい無表情。おい、人間なのかお前?
5年くらい前まで、他クラス生といえば受講意欲が溢れていたものだが、こ
れも時代の変化ってやつなのか。キレそうになるがグッとこらえる。
「やる気のない馬に水は飲ませられない」「無視は最大の敵意」「どうせ落
ちるのは俺じゃない」などのネガティブ思想を自分に言い聞かせる。ガマンが
まん。明日からの春期講習が思いやられるな。
ガマンの甲斐があって授業はスムーズに流れる。
春講のテキストは通年の授業と異なり、「積み上げ型(=基礎から昇る手順
で進める)」ではなく「逆算型(=頂上から登山ルートを探す)」になってい
る。そのときに「頂上が高すぎて怖い」とならないように3回こなしたつもり
。しかしそれでも、またわけのわからん「カッタルー」の生徒様がゾロゾロ出
てきてやり直しになるんかのう。うつだのう。
明日は早いので今日のアルコールはビールだけ。
サントリーの「新モルツ」とサッポロの「顔の見えるビール」を試す。前者
はさらに麦くさくなった感じ。後者は青臭い気がするけど、それって俺だけか
しら。どっちも、まあ特に・・・という感じだけど、泡が出ればそれでいいや
ね。
たぶん5時間睡眠なんだろうが、春講のスタートは大得意の基礎文法講座。
いい春になればいいんだけど、そうしたいんだけど、やっぱり「カッタルー
仮面」に道を阻まれるのだろうか。アーメン。
|
|