予備校講師でわるかったな！

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移動、そしてゼロから

4月2日

  春期講習の場合、講師は校舎移動が基本だ。
  理由は２つある：まずタームが少ないこと。市進の場合は事実上２タームなので、通常授業を担当する校舎が３つ以上になると移動するしかないからだ。もう１つは講座設定数が少ないことだ。英語のような文理を問わない教科は例外だが、地歴や理科では１レベル１クラス設定が普通。
  というわけで「：（コロン）」の使い方の例はここで終わり。

  僕は２限から市川校でスタート。
  １限スタートの講師は４人だったか。そのうち３人は２限までやって移動し、僕の記憶に間違いがなければ、１人は３限までやってから移動。僕の隣の席は日本史のＩ先生のようだが、予想したように、お昼休みが終わっても登場しない。彼は八千代台から移動なのか、と僕は勝手に想像するんだけど、僕が３限を終えて戻ってきたら座っていた。
  というわけで「コンマとコンマの間は、そ～ぅにゅう！」の使い方の例はここで終わり。

  ここまで復習を兼ねた日記を書いているのは、市川でも千葉でも問題になっている「３月授業の復習不徹底Ｃクラス生」へのイヤミである。
  今日は４コマのうちＣクラスが３回。「同日再放送」もかなりキツイが、どのクラスでもほぼ同じ状況が続いているとは。予想も覚悟もできていたつもりだけど、ちょっと疲れる。

  どういう種類の疲弊か、ちょっと例を挙げよう。

＞As the earth became colder, fewer plants were able to grow.

「この英文の As の品詞は何か？」

  ３人に指名して２人が「前置詞」である。
  キレるのをガマンして説明をやり直す。

「では接続詞の as の意味を５つ言ってください」

という質問をすれば、３人に指名して２つ以上答えたのが１人である。
  キレてもしょうがないので、全ての内容をやり直して授業を進めるから次の段階に進めやしない。何だかなあ。

  ある市進予備校幹部によれば、

「それでも３月から始めれば、生徒の本格スタートは４月に来る。予備校が４月からスタートすれば（本格スタートは）５月になっちゃいますよ。だから結局、３月から開講するうちのヤリ方が勝ります」

となる。まあ、そうかもしれんのう(-_-;)

  それはともかく、移動だ。
  ４限前に市川に到着したある講師は八千代台校から。
  ５限前に市川に到着したある講師は検見川浜校から。
  みんな忙しいんだなあ。前述の日本史講師Ｉ先生はどうなのか確かめてみると、不思議なことにこのタームは市川だけとのこと。

僕「ふーん、ヒマなんだ」
Ｉ「先生は移動ですか？」
僕「２から４は市川、そこで移動で千葉で６（限）」
Ｉ「じゃあ、この４日のうちに」
僕「飲むの？」
Ｉ「先生に市川に戻ってきていただき」
僕「なんで俺が戻ってくんだよッ！」
Ｉ 「先生が移動だからいけないんですよ」

  そんな理屈があるものか。

  ３時55分に授業を終えて４時23分発の総武線各駅停車で千葉へ。移動はかったるいが座れれば休める。千葉までは30分くらいかかるから、15分ほど居眠りもできる。
  駅の近くで間食としてのパンを買い、千葉そごう前の時計で５時のチャイムを聞き、千葉校に入れば授業まで45分か。４日分の印刷、おやつと済ませれば残りは20分。それではまた明日(^^)/~~~

追記：諸事情により日記の一部を削除しました。

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