各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
予想と確認、あるいは労働時間 |
4月12日 |
|
7時間ちょっと眠ったら体調は回復(^。^)
今日は3コマあるので忙しく感じられる。とは言っても、拘束時間にすれば4
時間半なんだから文句を言うほどではない。働いた分だけ収入が増えるのは良く
も悪くもこの職業の大切なポイントだ。
ちゃんとプールに行って750メートル。
予習も読書も家事もはかどったし、いい一日になりそうだ。
今日からスタートする英語実戦ゼミ。
新設されて3年目になるこの講座、言ってはナニだが実に人気のない講座であ
る。どうしてそうなのかは僕も知っている。講座の特色がハッキリしないのだ。
開設された年度が終わってからスタッフと話したことがある。
僕の論点は上述のように「どのレベルのどういう生徒様を対象にしているのか
よくわからん」である。スタッフは「とりあえずハイレベル用の講座を・・・と
いうコンセプトで・・・」とのこと。
その後「とりあえず」がどうなったのか不明である。テキストもコンセプトも
踏襲が続いている。予備校にとって授業が最大最強の商品のはずなのに、これでいいのかねえ。なんで善後策を考えないんだろう。不思議だ。ち
ゃんと方針を決めて練り直せば、もっと誘導(市進用語?=生徒様に宣伝するこ
と)するんだけどな。
この講座もその後のQクラスの出席率良し。
やっと市進の新年度も事実上の始動というところか。
ところでQクラスの予習について。
「単語がわからないから予習で(部分的にですら)和訳が書けない」ならば、
クラスを1回落とすべきだ。いちばんマズイのは辞書を予習で引いてしまうこと
。
予習で(←ここ大事よ)辞書を引くデメリットについては授業でもこのページ
でもいくつか紹介しているが、ついでにもう一つ。
☆単語の意味がわかることで、構造を考えずに和訳をでっちあげてしまう可能性
が高くなる★
よほど単純な文ならそれでOKという部分もあるが、失礼な話ながら予備校に
来ることで合格したいと考えるレベルの大学ではそんなレベルの英文は出ないし
、出題もされない。
理由は簡単で、それでは英語ができることにならないからだ。
たとえば今の文でも、「理由は」の時点で後ろを予測しているはずだし、「簡
単で」の時点で「以下の話は簡単なことが出てくるのか」ということも予想して
いるはずだ。「それでは」が「そんなレベルの英文が出るならば」という意味だ
とも理解しているし、「にはならない」なら「その逆が実情か」と理解している
はずだ。
ただ、日本語の場合は慣れ親しんでいる回数と期間が非常に多くて長いから、
「何となく」読めてしまうだけのこと。だから、Qクラスに限らないが予習では
苦労して構造を見抜こうとするべきだし(結果的に見抜けないのはOKだ)、「
この単語がわかれば・・・」という痛い経験が君の糧(かて。報酬や見返りのこ
と)になるはずだ。がんばってください(^−^)
帰宅すれば女子から絵ハガキが。
六本木ヒルズの写真を指差して、
「ここの人たちは月間平均100時間の残業を・・・」
とある。そりゃそうだようなあ、稼ぐ人ってたくさん働くもんだし、稼がない人
でも残業があるのは当たり前なのだ。
つまり、拘束4時間半→実質5時間半の予備校講師なぞは、低賃金の下層階級
としていつまでも社会の下のほうを這っていればいいのだ。
とは全く思わない(笑)。
思うわけないだろ! ね、オチを予想したでしょ? ではまた明日。 |
|