予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

リーダーアンドライアー 6月22日
  7時前に目覚める。
  2度寝を目標にボンヤリTVを観るが、眠りは訪れず起床。

  朝食は先日の「100グラム300円近いという高級ハム」でピザトースト。
  あまりにもハムが高級すぎてハムトーストというほうが正確かも、というお味 。今度からこのヒトを「上流社会ハム」と呼ぼう。ハムのくせに!!


  午前中はお勉強。
  ウスボンヤリと眠いけど捗る(はかどる)。

  お昼前に昼食は焼ウドン。
  麺好きなのはいいとして、どうしてこうも焼ウドンの頻度が高いのか。HPの タイトルは「焼ウドンでわるかったな!」に変更するべきかもしれない。

  料理中にタレをこぼしてしまい、即座に洗濯。
  しょう油のシミは簡単には取れないんだよ。


  いつものように読書。
  本当は勉強や昼寝のあいだに読み終えたものがあるのだが、面倒なのでまとめ て紹介(興味のない読者様に配慮)。

  『日本人の「理科常識」365問』(アマゾンのリンク未発見)目時伸哉を読了。
  本書の帯。

>「朝が来て、夜になるのは、地球の周りを太陽が回っているからだ」――子ど もたちの間に広がる天動説! 驚いているあなたの「理科常識」度は?

  そこで小中学生レベルの理科常識をカレンダー形式・3択形式で紹介している 。単語帳のように、1ページに数問があり、裏のページに解答。

  僕の正解率は5割くらいか。
  全く解けないか、簡単すぎるかの2種類が多かった。特にデキが悪いのは電流 というか乾電池系統。もっとも、電流とか電圧とかいう言葉の意味がわからない のだからどうにもならないのだが。

  全体としては面白くもなんともない本である。
  ある程度は理科に自信のある人は面白いかもしれないが、この内容が上記の帯 の煽り文句とどれほどの関係があるのかよくわからない。解説は表面的で、読ん でも身につくことが少ない。これはレベルが「小中」ということで、設問ごとの レベル差がありすぎるせいだろう。どうせなら小学生レベルの設問で統一して頂 きたい。

  ところで著者は東大博士課程出身の予備校講師とか。
  著者紹介にあった予備校名はハッキリ言ってよく知らない。それはどうでもい いが、こんな下らない原稿が本になるなんて羨ましくはある。


  『人生を救え!』町田康(共著)を読了。
  前半は町田の人生相談で、後半はいしいしんじとの対談。
  人生相談が面白い。といってもマジメな質問にマジメに答えるというシリアス なものではなく、マジメな質問に不真面目に答えるというお笑いものである。質 問のレベルを不真面目にしたものでは中島らも氏の『明るい悩み相談室』という 名著のシリーズがあるが、あれに近い感じだ。

  シリアスな悩みを不真面目にかわすというのは、ある種の読者にとっては非常 に不快なものである。深刻な悩みなんだぞ、と言いたくもなるだろう。
  しかし、シリアスな状況を打開するカギは不真面目な発想から生まれるという のも事実であり、マジメと不真面目の格差から解決策を見つけようとするのが人 の知恵でもある。僕が家事をしつこいくらい真剣にやり、しつこいくらいそれを 記述するのもつまりそういうことである。人生に悩んだら布団を干せ、というこ とである。

  本書の話に戻って後半の対談。
  こっちはちょっと頂けない。対人関係や会社勤めの意味など扱おうとするテー マはシリアスなものなのだが、話の深まりがイマイチ。全ての対談が散歩と同時 に行われていることに原因があるのか、あるいは深すぎるテーマを拡散するため に散歩しているのか、たぶん後者だと思う。しかし、どうせなら膝を突き詰めて 対談してほしかった。歩きながら膝を突き詰めることはできないから。


  『私の話』を読了。
  これは今日一日でイッキ読み。鷺沢萠(さぎさわ・めぐむ←名前が文字化けし てるかな?)の私小説。1992年、1997年、2002年の3章から成り立ち、著者の中 に流れる韓国人の血を語っている。
  詳しくは後日のエッセイに譲るとして、最後の2002年の章を読むまで一貫した テーマがつかめなかった。その最後の章を読み終えようとしているときになって はじめて、「私」という存在がどこから来ているのかを考える自伝なんだなと気 がついた。
  著者の死後に書かれた酒井順子の解説もすばらしい。本書を読み終えたあとで 、きちんとした解説がなされる本はありがたいものだ。


  さて、日記に戻る。
  午後2時過ぎから軽く昼寝。バイオリン協奏曲など聴きつつ30分ほど横になっ たが、実際に眠ったのは5分くらい。まあいいや。昼寝は実際に眠る時間よりも 、横になることが休息になるという説もあることだし。

  遅い午後はHPの作業。
  書きたいことが山のようにあるのに、うまくアウトプットできない。読者の満 足度以前に、自分が満足できないものをアップするわけにもいかない。というこ とで少々(かなり)『語る』シリーズが遅れているが待っておくんなさいまし。


  プールを軽く済ませて、夕方から外出。
  家族と千葉県某所でお食事会である。僕の婚約報告である。まったく、恥ずか しくてしょうがないな。両親と兄弟と僕の4人。

  千葉県某所の料亭。
  これがかなりひどい店だった。これなら「月のSずく」とか「銀座ア×ター」 のほうがマシだった。慇懃無礼(インギンブレイ)、料理貧弱、接客失礼、支払 高価、言語道断、盛者必衰の理という感じ。特に料理がマズイわけではないが、 こんなもん市会議員が市税を浪費する程度の店。やっぱ千葉はダメだな。民度が 低すぎる。速攻で帰宅。


  婚約はもちろんウソで、用件は5年に1度のお祝いごとである。
  あまりに見え透いたオチで、いかにも件名であった。
diary 日記  
これまでの日記はコチラ