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1週目は1周 |
9月11日 |
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昨晩の11時過ぎ、またも給湯器が故障した。
先週の金曜日に壊れたばかり。即座に京葉ガスに電話して修理依頼。給湯器交換許可をマンションの管理会社にもらっている。就寝。
8時起床。
8時半を過ぎた時点で京葉ガスの営業所から電話。11時に修理に来られるという。夜間受付窓口を用意しているから、現場への指示が早くできるわけだ。
ついでにマンションの管理会社に電話して、「こういう事情で請求書はそっちに回すからよろしく」と告げる。
すると管理会社のお姉さんは大慌て。うちの会社と契約している修理人を行かせるから、ちょっと待ってくれと。すぐに折り返して電話するから、と。
この管理会社は夜間受付窓口を用意していない。
水道・ガス・電気などのライフラインに関しては、即座に対応して貰わなければ管理費を払っている意味がない。
10分後に電話が来る。
4時に伺えるがどうか、と。その時間に僕は横浜にいる。ムリに決まっている。11時には京葉ガスの修理人が来るのだから、そっちのほうが早いだろうと。
それでも「では明日ならどうか」と言ってくる。
水道関係なのでそれでは困ると明言する。
「お宅は夜間窓口やってないから対応が遅いんでしょう。それじゃあ話にならないですよ」
管理会社は「また打ち合わせしてみる」と電話を切る。
おれ、忙しいんだよ。今まさに市進の記述ゼミの予習中なんだから・・・。
15分後に電話が来る。
マンションのオーナーと話をつけてきたという。
「信原様は長く住んでいらっしゃるし、これを機会に給湯器を追い炊き可能なものに切り替えるとオーナーは言っています。今日はとりあえずお湯が出るだけの処理をして、後日に工事をします。4時にしか伺えませんが、当社の人間が不在立会いをして工事をしますので、何とか了承してもらえませんでしょうか?」
管理会社は商売である。
つまり、この手のことで外注(僕が京葉ガスに修理させること)の処理はしたくないわけだ。自社が提携している修理会社を使うことで世の中が回る。客の注文には、たった7時間後であっても立会人を用意して対応しなければならない。雇用効率にはかなりの問題があるが、客の信用を失うわけにはいかないし提携修理会社との関係は悪くできない。これが世の中というもの。
僕はしぶしぶ承諾する。
もちろん心の中では「ラッキー! ごねた甲斐があった!」と思っているんだけどね(*^_^*)
このマンションに住んで7年目。
3DKでそれなりの家賃を払っているし、この低金利時代に借り手がつきやすい物件とは言えない。給湯器が壊れたように、築10年を過ぎて資産価値も下がってきている。あるいは読者の中にも「え。追い炊き機能が今までなかったの?」と思った人もいるかもしれない。大家さんの企業努力もある。ありがたいよな、どう見ても。
ムチャクチャに多忙な午前中。
予習、今週の市進のプリント準備、洗濯物干し、HP用に講習情報の更新、市進配布用の講習情報プリント作成、携帯登録情報をPCに移動、住所録のプリントアウト(これだけは定期的に紙に残す必要あり)、昼食の焼ソバ作り(スルメイカの足を入れたら旨かった)、掃除、部屋の整理、立ち入り管理会社の人のために残すメモ作成。
いやはや、どこまでやるべきタスクがあるのか。
特に掃除と部屋の整理は「自分が不在のときに他人に入室させるため」の対策であって、今日やるべきことではない。まあ、追い炊きができるようになるからいいんだけどさ。
講習情報のHP用作業、プリント作成も大変だった。
先日届いた「依頼書」には生徒様の申し込み時期も告知許可時期も書かれていなかった。先週の土曜日に校舎に行ってみれば18日が申し込み時期ということで、事実上は11日の今日から宣伝しなきゃ意味がないじゃないか。いまだにパンフレットも来ていないし、いったいサービス業に携わるリーマンというのは何をやっているのかと思わなくもない。サービス業というのは、サービスを提供するんじゃなくて、キメ細かいサービスを提供する仕事なんだよ、知ってる?
バタバタしながら城南横浜校へ。久しぶりだねえ。
授業前にSチューターがごちゃごちゃ言ってくる。8月末に実施した単語テストがどうとかこうとか。知るかっつーの。
そんなことより、突然2学期になって長文を担当することになった善後策の検討が大事なの。
そのあたりをスルドク指摘。「え、ええ、ああ」みたいな反応なのでガツンとかます。
「オレ様の長文のやり方は異常なの、キチの外なの。ラディカルで理解不能で、世界一なの。そこに生徒様を付いてこさせるのが今の課題なの、具体的には今日の課題なのッ!」
するとS藤チューターは「う、うう、おお」みたいな反応で去っていった。母音しか変わってないだろ、お前(笑)。
長くなったので授業の話は短く。
IMとEXは普通にできたつもり。論理関係に関しては、長文を担当してこなかったことを踏まえてゼロ地点から説明した。EXの「衆愚と受動態の関係」ネタあたりはこれからも何回も使えます。
AL/CPは力が入りすぎて失敗。最上位クラスはもっと手抜きしてやらなきゃダメだと反省。もっと生徒様の力を信頼してやらないと。
ところで予習について。
実際に相談に来た生徒様がいたのだが、詳しくやりすぎてはいけない。受験までの少ない残り時間ということもあるが、必要のない論理関係まで考えすぎることはない。
理由は単純で、そこまで突き詰めて考える能力がないからである。
論理関係を本当の意味で理解するには予備校講師を20年くらいやらなければ無理だし(つまり今のオレはそんなことできんよ)、入試の現場でそこまでやる必要もない。わかりやすいレベルで言えば、
「かー! この代名詞が何を指すか考えたいけど、前後の単語3つもわかんねー!」
というあたりで予習の手が止まるのは問題ナイ。
そもそも、単語がどこまでわかるか・わかるべきかというのは本質的な問題から離れることであり、それを生徒様が見極めるのはムリがある。そのあたりの見極めを与えるのが有能な講師の役割である。
もっとも、そういうことすら理解していない予備校講師はたくさんいる。
ブックAの長文はいわゆる「内容ジャンル別」になっているのだが、その程度の講師は嬉々として「ジャンル別単語集」みたいなプリントを配っていることだろう。それを貰って喜んでいる生徒様が本当の被害者というもの。まあこのネタは来週以降の月曜日に譲ろう。
ではお前はどういう授業をしているかって?
それは金を払って受講した生徒様だけが知っている。「トカゲの尻尾理論」なんて参考書には出てないと思うよ(一般の読者様にはわけがわからんでしょう、すいません)。本当に大切なことは受講料と引き換えに与えるのがサービス業とも言えるね。
帰宅。
お湯は力強く出る。建物の上位階で水流が弱いのかと思ってたけど、給湯器の古さのせいだったんだ。若いときはイキオイが・・・いや、なんでもないです、すいません。では今日はこれで。
追記:「冬期・直前講習スケジュール」をアップしました。 |
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