予備校講師でわるかったな!





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なんでもないフリをして 9月23日
  スルリと9時過ぎに起床。
  晴れているのか曇っているのかハッキリしない天気。布団を干せるかどうかハ ッキリしないところに問題点がある。

  BS放送で連ドラの見逃した回なぞフォローしつつ(6日分をまとめて放映す るのですね)予習。
  ヤマは越えつつあるのだが、そこが正念場であるというのも事実だ。とにかく 文句を言わずにコツコツ進める。


  10時過ぎにメール。
  2年前の生徒様♀が本日校舎においでになるということ。そうか、それはわざ わざありがとう。少し早めに校舎に行かねばのう。

  しかし腹痛が治らない。
  えー、あれがまあナニしてアレなのだよ。いつもリーマンの悪口を書いて申し 訳ないのだが、僕はリーマンと違って職業柄「授業中にトイレに行けない」ので ある。いくら中堅予備校とはいえ、授業中に

「あー、先生は今日ゲ×なので、ちょっとここで授業中断。よって、君たちは自 習」

なんて言うわけにはいかない(-_-;)
  苦情が来るくらいならまだいいのだが、「金返せ」という苦情だったら言い訳 が利かないもんな。カリスマ性(があるとして)の崩壊も、信用の剥奪(ハクダ ツ)も心配である。


  腹痛のときには薬を飲んで横になっているのが一番。
  しかしこれが、今日に限って、元生徒様♀がいらっしゃるときに限って、出勤 前までに調子が戻らないのだよ。読者はここまで残っているのか?

  さりとてメシを食わないわけにもいかない。
  ご飯を炊いてカレーなど食し、夕食の仕込み(塩ラッキョウの残り汁に塩もみ したダイコンを投入して漬物をつくり、キュウリとキャベツで浅漬けサラダをつ 作る)などもする。腹が痛いんじゃないのかお前、と言われそうだが、おトイレ にしがみついてもしょうがないじゃん、I couldn't help it ! (=仕方がなかっ た)


  15分前に校舎に駆け込む。
  やはり元生徒様♀はすでに到着していて、「来るのが遅いッ!」と叱られる。 あげくに「彼氏ができてラヴラヴなんですぅ」などとノロケ話を頂戴し(一部脚 色)、「先生はいまだに嫁が来ないんですか? 出会いがないんですか? それ とも人格に問題があるんですか?」などと嘲笑・非難・糾弾・弾劾される(要 旨)。だいたい、その「ヴ」という発音は何なのだ。
  しかし俺、一応は元先生なのに、どうして卒業するとこれほどの下僕扱いを受 けるのか。ひょっとして、尊敬されてないのか?


  Cクラス。
  腹痛は一段落だが、前半の授業はちょっと息切れ気味。下っ腹に力を入れられ ないのはムツカシイ。しかし2コマ目には平常復帰。
  昨日の同じレベルと違って反応が良い。本来の受講生様の出席率は安定しない が、常連の他クラス(市進公認モグリシステム)生が多いせいか。と持ち上げた あとでけなすのがパターンではあるが、「 feed (〜にエサを与える)はこの時期 には前提の単語だろ」という毒舌トークに口アングリではいかんのだよ。

  ベーグルなぞ食べてからLクラス。
  先週の今日( a week from today )書いたように、なかなか頑張っているので はないか。開講して半年も過ぎたことだし、成績を上げさせてCクラス(1つ上 のレベルのクラス)に上がってもらい、生徒数をゼロにしなければいけないとも 思う。

  土曜日の市川校は人の「引け」が早い。
  ×人の講師がいるのだが、終業チャイムの10分後には僕しか残っていない。僕 に限らず、最後の授業が終わってから質問対応に追われる講師がいないという状 況。どうも寂しくていけない。
  質問に来る生徒様が多いことが盛況の証では決してないが、学校が休みである 土曜日に校舎が賑わうことがないのも市進予備校が低調な証拠だ。何とかしなけ ればいけない。何とかしたい。このままでは終われない。


  帰宅して夕食。
  ダイコンは漬かり方がアイマイと見てパスして、アジの酢の物と小さな鍋料理 。冷たいものは腹に悪いと見てビールをパスして・・・なんてことはなく、グビ グビグビ。
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