予備校講師でわるかったな！

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代価の意味

9月29日

  ８時過ぎ起床。
  昨晩は11時に就寝したはずだ。えーと、９時間睡眠か。小学生か。

  ９時過ぎから稼動。
  １時間ほどＨＰの作業。続いてお仕事。
  英作文採点ネタの続き。

設問；「ほとんどの喫煙者は～」

ほとんどの解答は以下の通り。

～ most of the smokers ～

  実は２週間前の添削課題（ヒマなひとはここの日記を参照）でも似た内容を扱っている。
  しかし今回の場合は「喫煙者は限定できない」のであるから、most smokers だけが正解になる。もちろん the の用法はあまりにも数多くあるのだが、英作文初心者は「 the で限定」という基礎を抑えることをオススメする。ホントだよ。

  お昼ごはんはまたまたタンメン。
  先日の稚内ラーメンの残りの１ヶ。この前はモヤシソバ風に食べたのでアレンジするわけだが、やはり旨くない。なんだかのう。

  午後はアールグレイ（紅茶）など淹れる。
  難しい本を20分ほど腹ごなしに読んで、そこから予習。プールを650Ｍでズラかって（ズラかる＝古語の１つ。逃げること）本八幡へ。２回目の昼食はシャポー内に新設なったソバ屋。冷しタヌキソバとネギトロ丼のセット。

「おソバには天かすをかけていいですか？」

  かけなきゃタヌキソバにならんではないか。
  それとも、そういうのが最近のトレンド（死語＝はやっている様）になったのだろうか。ブツが出てくると、薬味皿にワサビと山菜がのっている。

  ワサビはわかるが、山菜は別皿に盛るようになったのか？
  さらにわからないのは、なぜか「そば湯」を持ってきたこと。冷しタヌキだから、メンツユは皿に直接かけて食べたわけだ。つまりソバチョコはない。ってことは、皿の中に（冷えた皿だぞ！）そば湯を投入して飲むのか？

  怒っているのでも、あきれているのでもない。
  年を取ると、世の中の進歩についていくのが大変になるのだよ。つまり、それだけ自分なりの世界観が構築され、保守的になるということだ。世界観ということばをソバ屋のあれこれに適用するのが適切かどうか知らんがなあ。

  頻出パターンゼミ。
  ここで夏以降初めての「生徒様指名注意」。also という言葉の使われ方を説明していたところ。その５分前から黒板を写し終わるたびに寝ていたので attentive（形容詞：油断のない）にしていたのだ。

「板書するだけなら授業に出ないで友だちからコピーでも借りろ、このく×××××・・・」

と暴言しきり。
  かなり頭に来たので、かえって丁寧に進める。「主題の念押し方法」や「長文中の I の使い方」など。I という単語を見て「わたし」などと訳して終わりという程度の授業をする気はない。それほど、レベルが低い授業は提供していない（注；もちろん「わたし」と和訳はする）。

  それはともかく、この件に限らず今の市進生は勉強しないのにも程がある。
  具体的に勉強する以外にサービス料（ charge ）を払う意味は全くないのが予備校というものだが、度が過ぎる。講師の僕はもちろんとして、全社的に何かの手を打つ必要があるのではないか。生徒減に苦しんでいるからこそ、勉強させるシステムを売りにするべきだと思う。
  これは市進に限らず城南でもそうだし、ひいては予備校業界全体に言えることだろう。勉強しなくても入れる大学に入りたくて父兄が授業料（＝ tuition fee ）を払っているわけではないし、全入時代は意外に早く、具体的には2010年ころに終わると見ている。与えるべきは今のお客様が求めるサービスではなくて、５年先のお客様が求めているそれだと思う。自戒を込めているのはいつもと同じ。

  ↑というノリをＣクラスに持ちこんで授業終了。
  帰宅して料理。

  メインは昨日のアカハタのアラ煮付け。ピタリと決まった煮付けのタイミング。プリプリとした食感がたまらない。
  サブは鳥スペアリブ焼き。素材の旨味を活かして味は塩コショウのみ。手抜き という表現方法もある。
  小さな肴は先週漬け込んだダイコン。塩ラッキョウの残り汁に入れただけ。きっちりとこなれて旨い。

  あと１日頑張れば飛び石連休だ。

追記：「健志、英語を語る」初級文法編『群前置詞のおはなしだよ。』をアップしました。

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