予備校講師でわるかったな!





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ハッキリしろ、するな 10月13日
  6時半起床。
  食事を終えてPCに向かう。生徒様からのメールに返事。「引用しないでねん 」とのことだったので紹介すると、じゃなかった、ある日の日記の感想だった。 とにかく、ありがとう。レスがあるのはHP作成者にとって一番嬉しいことなの だ。


  ところでメールについて。
  ときどき返信できないメールを頂く。受信したのに返信できないとか、そうい うことがよくある。そうなるのは携帯電話からのメールが多い。もちろん高校生 に限らず若い人はウェブをケータイで利用するのが普通だから(エッチサイトを 観ていたら後ろにお母様が・・・等)、ケータイで送ってもらって構わない。た だし、その際に了解しておいてほしいこと。

・初メールは本名などを書くこと。
  →これは返信の手間のため。お名前は必ず登録するので、よほど頻度が低くな い限り2通目は普通に書いてもらってOK。

・件名を入れること。
  →管理が非常に面倒。バタバタと何通も頂くことが年に数度あり、かなり混乱 するから。ここはご協力を願いたい。

・返信がないときは?
  →原則は初メールで24時間以内、2通目以降は数日以内(社会人の場合はもう 少し遅れます)に返信している。それを越えたら「どうなってんの?」と送って くれると有難い。上記のように返信できなくなっていることが多いので。


  午前中はひたすら予習。
  サラリーマンからすると「予備校講師ってヒマそうでいいなあ」と思うかもし れないが、それなりに自宅労働がある。たしかに、ラッシュの電車に乗る必要は ないなどのラクはしているけど。どっちなんだ、言われると困る。

  朝食が早かったので昼飯は10時半。
  モヤシソバ→読書。本は食べない。

  『子どもは判ってくれない』を読了。
  ひとことでエッセイと言っても様々な種類がある。気楽に読めるのがエッセイ の定義だと思っている人も多いようだが、苦渋難読系のそれもある。つまり本書 を読むのは大変だった。本書の内容を要約する「あとがき」から。

>この本に一貫して伏流しているのは、世の中がこれからどうなるのかの予測が 立たないときには、何が「正しい」のかを言うことができない、という不能の「 覚知」である。

  精神年齢の計り方やら対話を始めるための条件やら高度情報化社会やら、世の 中のあれこれの事象について著者は悩みながら語る。「あとがき」の続き。

>その「不能」を認知したうえで、ものごとを単純化しすぎるきらいのある風潮 にあらがって、「世の中というのはもう少し複雑な作りになっているのではない か」ということをうじうじと申し上げたのである。

  歯切れの悪い奴だなぁと僕を含めた読者は思うはずだが、実際に歯切れが悪い
  その歯切れの悪さの持つ意味を「子どもは判ってくれない」と言っているので あろう。詳しくは後日のエッセイに譲るが、受験生は受験が終わったあとのほう が読みやすいかもしれない。という断言が適切であるかどうかを疑ってかかるの が大人というものであって・・・(歯切れが悪い)。


  明日が市進の「通年授業伺い」の締切日。
  あれ、明日必着だった。間に合うのか・・・。遅れたらゴメンなさい。

  この2週間、ずっと悩んでいた。
  決定前なので紹介はできないが、業界の事情などに鑑みるとあまりアレしてナ ニなことは書きにくい。まあそこはアレしてコレをソレしてください。


  英作文の採点。

「日本で英語ができなかった人が」

  この部分に skill を使っている答案が多くてちょっと疲れる。
  言葉の上手い・下手は be good / poor at で押し通すべきである。わざわざ単語集に出てくるような単語を英作文で使うのは得策ではない。もちろん、それだけ熱心に単語を暗記している証左ではあるが、そもそも skill は手の動作に使う言葉であるのだがね。

  さらに面白かったのは cannot speak という表現も目立ったこと。
  言語能力は主に4つに分かれる。話す、聞く、読む、書く。 speak にこだわるのは日本人らしい解答とも言える。英作文で「話す」にこだわるところが可愛いとも言える。


  校舎に入る前に吉野家。
  豚丼なぞモリモリ食べていたら、女子高生2人組が入ってきた。あのなあ、こ こは男の戦場なんだぞ、なんて書いたらクレームが来るか(でも思ったけど)。

「あ〜、いいにおーい」

  吉野家のニオイが?
  鼻か脳がマヒしているんじゃないのか。しかも「豚丼ツユダクで」とか生意気いいやがる。ガングロ・ヤマンバ・頭悪 い系が偉そうなこと言うな。いや、なんでもないです。


  BBQ数学講師Cがいたので質問。
  数学の本を読んでいてわからないところがあるのだ。それは以下の記述。

X−1−Y+XY = X−1+(X−1)Y
                     = (X−1)(Y+1)
と因数分解できます。

  ふーむ。
  この1行目の(X−1)Yというのは、どっから出てきたのか? 真剣に15分 くらい考えたが意味がわからない。Cはあきれた顔をして言いやがる。

C 「−Y+XYをYでくくれば、(−1+X)Yでしょ」
信「そりゃそうだな」
C 「−1+Xってのは、X−1と同じじゃないですか」
信「あー、そっか。でもさ、なんでそんなことするの」
C 「−1+Xって気持ち悪いじゃないですか」
「生理的な問題なのか?」
C 「じゃなくて、前にX−1があるから揃えるんですよ」
信「なるへそ。でもさ、そういうのってすぐ気付くもんなの?」
C 「だって因数分解するんでしょう」
信「はーなるほど。難しいねえ」
C 「・・・・・・」
信「こういうのってやっぱ、授業で説明するもん?」
C 「するわけないでしょ」
信「じゃあ、簡単なの?」
C 「中2、ぐらいじゃないですかね(バッサリ)」

  く、くそう。ハッキリ言いやがる。
  年配者を愚弄しおって(-"-)
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