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自分を探すな、自分に探せ |
10月20日 |
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寝坊して9時半起床。
キツメの悪夢を3回転ほどこなした。幸いなことにこの日記を書く時点では忘
れている。昨晩の読書から。
『就職迷子の若者たち』小島貴子を読了。
労働観に強い興味がある。また同時に、ここらで新しい職業に自分がついてみ
ようか、というあてもない気持ちもある。ということで明らかに大学生向けの本
書を読んでみた。
最悪の時期はすでに過ぎたようだけど、大学卒業生の就職戦線はなかなか厳し
いようだ。単純に景気が良くない(倍率が高い)だけではなく、自分の志向にあ
った職業を見つけるというマッチングの問題が大きくなっているようだ。また、
その難しさに絶望し、ハイもうダメですとニート・フリーターが増えているのも
現実。そのあたりなんとかしようじゃないのという啓蒙書。
>自分のやりたいことだけをやれる会社など、どこにもありません。会社に就職
する、ということは、その組織の中でさまざまな経験を積み、会社が行う利益を
生むための活動の一端を担う、ということです。どの部分を担うかは、社員が選
ぶことではありません。会社が判断するのです。
章はシンプルに3つ。
仕事探しはどこから始めるべきか、働き続けるのに必要なことは何か、やや具
体的な就職活動の進め方。自信が持てない大学生(とは限らないのかもしれない
)を優しく叱り、丁寧に助言を与える。
いわゆる就活マニュアルではない。
むしろ、そういうマニュアルに頼る就職活動ではなくて、考えるべきことをち
ゃんと考えてから動くんですよ、と諭している。僕は一般的な就活をしたことが
ないのでよくわからないけれども、就活が始まるとされる大学3年生の秋になる
までには読んでおくべき良書だ。
そろりメシをすませて家事。
たとえばアイロンかけ。衣替えの第1段階ということで、薄手の半袖をしまっ
て長袖の一部を出す。よく書いているようにこの数年は購入数を絞ってきたので
、なんとなく「またこれか」という感じの古い服が増えてきた印象がある。あと
2年くらいすれば廃棄すべき服が増えるから、それを過ぎたら定期的に(数を抑
えつつ)買うようにしよう。ほどよく回転していくのが大切なことだ。
お昼過ぎに苦手科目の床屋さん。
前回は8月6日だったので2ヶ月ぶり。左側頭部の髪の伸び方が凄いと言われ
た。毛量も多いらしい。スゴイと言われても対策のとりようががないんだけどね
。
英作文の添削を忘れていた。
答案に質問がある。
>数字はアラビア数字で書いてもいいですか?
ハッキリしたことは言えないと前置きしておけば、2ケタまではアラビア数字
でいいようだ。3ケタ以上は英単語に「直す」。
学術的な根拠があるのかどうかわからないが、大学時代にはそう習った。現実
に「26,870」なんていう記述はあんまり見ないから、不文律のようなものなのだ
ろう。なお、「1980年代」のような年号に関しては「 in the 1980s 」のようにア
ラビア数字を使うのが普通みたいだ。
校舎へ。
今日から2Bターム。1タームは6週間で、春から1A→1B→1C→2Aと
来て最後の term (期間)。最後の最初であることに敬意を表してスーツで行くの
は毎年恒例。もう少し涼しいといいけど・・・と思うのも年中行事。
頻パタゼミの出席率は悪い。
学校の中間試験の時期のようだが、これだけ入試が近くなっても状況は変わら
ない。一般に、何度か同じことが繰り返されれば「こういうヤリクリをしなけれ
ばいけないな」と自覚を持つものだと思うが、現状はこんな感じ。なんとなく最
近は、真面目に考える僕がバカなのかもと思うようになってきた。出席者はちゃ
んとやっているからどうでもいいのかもねえ。
休み時間にBBQ数学講師Cに質問。
連立方程式はなぜYを消すように2つの式を引き算するのか?
Y=2X+10
Y=4X+10
――――――
0=−2X
ゆえにX=0
ゆえにY=10
こういう奴ね(あってるのか?)。
もちろんこれは例である(切片が同じだから計算する意味がない、のだろう)
。
Cに言わせると、「連立方程式を解くってのは、つまりグラフの交点を求める
んでしょ。Yが同じ数値になるんだから・・・」となる。
つまり、仮に5=5という式が2つあれば、片方から片方を引けば0=0とい
う式ができるということだ。
これであってるのかな?
僕としてはわかったつもりだが、読者様に伝わっているかどうかは不明。そも
そも正しいのかどうかも不明。数学を文章で説明するのは難しいね(^_^;)
Cクラスは収穫があった。
僕が想定しているよりも全体にレベルが低い理由だ。昨年度のクラスレベルは
A・B・C・D・F。今年はL・C・Q・F。よく考えずに昨年のAとBがLに
なったのかなと思っていた(テキストはそういう切り替えだったから)。
もちろんこれは明白な誤り。
今年のCは昨年のCではないし、昨年のBとCの中間でもない。5分割が4分
割になったのだから、全体を100として下から41〜60のレベルではなく、下から
26〜50のレベルになっていたのだ。いやはや、算数ができないというのは人生の
致命的な過失なのだ。明日から修正していこう。
帰宅して夕食。
メインはメロの西京焼。できあいを買ったのではなく、初めて自分で西京焼の
ために魚を漬けてみた。西京味噌と酒粕と砂糖とミリンでタレ(っていうのか?
)を作り、昨日のうちに仕込んでおいたのだ。
これがピッタリのデキ。
市販のものよりも味がしつこくなく、それでいて味噌の味が浸みている。初め
ての料理は淡い失敗をすることが多いが、今回は最初から偏差値65くらいの味に
なった。やはり、いつも何かを探し続けることが重要なのだ。 |
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