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取り戻すという感覚 |
11月4日 |
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へい、案の定(あんのじょう=思った通り)4時間半睡眠でござい。
いやいやアッシもね、最近はコマが減ってるから「眠いのは中くらいなりおら
が秋の暮れ」って感じでっせ。まだ朝どすえ(-_-;)
どこの人なのかわからないので普通に戻す。
9時20分に本八幡のモスバーガー。今日はゆとりがあるので店内でイートイン
(語義重複)。エビカツバーガーもシャッグッとしていて旨い。
「センター攻略英語」の2週目。
2コマ×2で完成する講座。今日も1コマ目は演習なので監督と言う名の時給
ドロボ・・・やぶへびやぶへび。
冗談はともかく、演習中の生徒様を観察するのは大事と見る。
「ふ〜ん、ここで間違えるか」とか「そこで時間を使うのか」とか、その類の
現場が見える。ということで今後も市進は講師に監督させるようによろしく!
授業は順調。
イベントを意識して、いつもとは違うノリでやってみた。まずは聴衆を引き付
けるために1分間トーク。何事も練習だ。
浪人時代の受講クラスのネタ。
全体で2レベルしかないうちの上のクラスで、偏差値41なりに必死で聴いたと
いう話。
> It's a SONY. の a が素晴しいとか先生が言ってたけど、さっぱわかんねーんだ
よね。でもそれでも必死で聴いたよ。不定冠詞が広がりとか聞き手の自由な発想
とか何とか。そのころ、まだCDが生まれて3年くらいでさ、CDウォークマン
が発明されて全米で大ヒットとかそういう時代だったのね。いやいや、必死で聴
いてもアホだからわからないんだけどさ(笑)。で、今日も全(成績)レベルの
人が受けているわけだから、つまらんところもわからんところも必死なフリくら
いしてよね。
この引用(アバウトだが要旨)で30秒足らず。
授業に入る前に使ったのは1分ちょっとくらいか。すっと視線が集まる感じが
ある。悪くない。
生徒様と意図的に視線を合わせないようにして、気になる生徒様を気にしない
ようにして、80分弱。
予備校の指導として正しいかどうかは不明だが、以前はこういうノリでやれて
いた気がするし、それで人気があったような気がする。大人数の参加で活気があ
ったことに助けられたのだろうが、ちょっと自信を取り戻す。授業技術そのもの
だったら、そう低いレベルではないという自負があるし、たぶんそうだと思う。
もっとも、授業というのは生徒様と講師との相対関係で成立するということもわ
かっているので、それが全てだと言っているのではないが。
昼食は長崎屋斜め向かいのラーメン屋。
「うんじゃらてぃ」みたいな(忘れた;かなり違うと思う)ヘンな店名。濃口
のラーメンが特色だと自慢げ。坊主頭の店主風の人がちょっと信用できない感じ
だが「すぺしゃる濃口1000円」なりを注文。
15人くらいしか入れない店。
僕が入ったときは先客が2名で、料理は届いていない。僕のところにラーメ
ンが来たのは17分後。さっさと作れよボケ。しかしそのスキに店はほぼ満席にな
っている。人気がある店なのか。
チャーシューをわざわざ直火で炙るとか、面倒なことをやっている。
お味はまあ、たぶん旨いほうなのだろう。ノリ6枚、チャーシュー3枚、卵1
つ、シナチク8本くらい、ホウレンソウなど。たしかにやたらと味が濃く、麺が
黒くなっている。これが世間の水準としてコレクトであるのかどうか、こんど古
文講師Sに質問してみよう。
アップルパイなぞ買って校舎に戻る。
C→Lクラスともに全く問題ナシ。アンケートも悪くはないだろう。もっとも
、こんな少人数では評価の対象にならないし、今はそんなことを気にしている時
代でもない。ただ、大切なことは「大事な固定客を満足させられたか」というこ
と。アイマイな支持者より熱狂的な信者を大事にすること。政治の世界に比喩を
求めれば、自民党が何のかのと勝ち続けて滅びない秘訣はそこにあると思う。
少し安心したのは、どちらのクラスも授業前に生徒様動同士が雑談するように
なったこと。
僕のキャラのせいもあるのか、始業チャイムの前に静かなクラスが多い。高校
生同士なんだから普通に知らない奴と喋るもんじゃないのかと思わなくもない。
じっさい、予鈴が鳴って着席していれば生徒様が喋っているのは注意しないし、そ
もそも何も問題がない。いずれにしても喋りだしたのはいいことだ。
さすがに6コマ目は疲労困憊。
今日もやりやすいクラスで助かった感じがする。何のかのと生徒と講師の相互
扶助なんだなとガラにもないことを思う。疲れているだけなんだろうがね(^^ゞ
帰宅して料理。
疲れたからには食事で癒す必要がある。寝込むほどならベツだが、手を使って
料理をすることで、そして食べることで活気を取り戻す。食を軽んじる者に明る
い未来はないと信じたい。信じたいというのが弱いな。
昨日仕込んでおいたタイの西京漬けはピッタリと決まった。
こそぎ落とし切れなかった西京味噌の焦げ付きもまた旨し。それほどの手間が
かかるわけでもなく、これは基本のメイン食材として稼動できそうな予感がある
。
初挑戦は鶏スペアリブのしょう油煮。
これがまた逸品。紹興酒やネギの青い部分を使って煮込むだけのものだが、実
にキッチリとした中華料理になる。生レタスと一緒に食べたのも良い。香味野菜
と八角(調味料の一種)としょう油がいい意味で微妙な香りを醸す。初挑戦でピ
タリと決まるのは珍しいのだが、マジックタッチがあったのだろう。
いろいろな物や人に助けられて、今日も旨いビールが飲めた。
そして、ご愛読を続けている読者にも感謝。きっと、皆様と僕の未来は良い方
向に開いていくだろう。何かを取り戻した一日。 |
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