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食欲と布団干しの秋 |
11月9日 |
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10時半の朝食はピザトースト。
今日もいい天気。布団はよく乾くし、ほどよく寒くなってきたから良く眠れる
季節。
特にやるべきことはない。
2時近くまでエンエンと本を読む。
『「失敗をゼロにする」のウソ』飯野謙次を読了。
失敗学会の副会長である著者が、失敗から何を学ぶかを語る。ずばりサラリー
マン、特にヒラ社員以外の中間管理職以上にオススメ。
先に欠点を書けば、新書としては論旨の一貫性に欠けること。
書かれている個々の主張は興味深いものの、章ごとに明確にテーマを分けて書
かれていないため、「通読した!」という読書の喜びを得ることがむずかしい。
もっとも、失敗に関するエッセイ集と思って読めば何の問題もない。
長所はもちろん、失敗から何をどうやって学ぶか、その具体的な例である。
何かの失敗をした場合、「管理を強化する」と言ってみたり「始末書を書かせ
」たりしても意味はない。「2度と繰り返さないように注意する」とまでくると
、もはや失敗に学びはなく、一定の時間が経てばただ同じように失敗するだけ。
そこで著者が提唱することの1つは「失敗を上位概念にうつす=抽象化する」
ことである。
そして抽象化しただけでは受け取り手にイメージが伝わらないから、上位概念
に写しつつ具体的なイメージを一緒に伝えるという一見矛盾したこと(パラドッ
クス)を主張している。
>この具体的にイメージが湧く話とともにその上位概念を伝えると、聞く人、読
む人の心に刻む効果は絶大である。事例の提示はなるべく個別、かつ具体的に、
しかし、そこから引き出す教訓は、上位概念へと昇華させることが肝要なのだ。
書名が示すように、失敗は絶対になくならない。
「失敗がない」と感じているのは、失敗に気がつくことができていないか、進
歩していないからだ。進歩するために失敗は欠かせないアイテムで、失敗から学
びがないのも進歩がないのと同じことなのだ。
スーパーに買い物に出る。
鮮魚コーナーに目ぼしいものはない。たまには牛肉でもと精肉コーナーに移動
したら山形牛のセール中。やれ、嬉しや。切り落とし(2番目に安い;1番安い
のはひき肉)のお値段は?
「100グラム698円」
どこのブルジョアが買うのか(-_-メ)
セールだから、それでも安いのだろうがな。
朝食をとって3時間以上過ぎているのに空腹でもない。
風邪でもひいてるのかなあ・・・と歩いていたらトンカツ屋の前を通る。「か
つサンド」という文字が見える。
急に空腹になった(風邪はひいていないようだ)。
即座に購入し帰宅して食べる。非常に美味。ところで、かつサンドというのは
何故どこで買っても「3個入り」なのか。何か特別な業界の裏事情があるのか。
全日本トンカツ協会は公式見解を示すように。トンカツ協会?
いつものようにプール。
なぜかやたらと混んでいて650Mで引き揚げる。さらに読書を続けて8時前に
夕食。
・サンマ刺し(三陸産が中心になる時期で、刺身としては旬の最後の時期)
・湯豆腐(キノコはエリンギ。これは松茸だと自分に念じながら食べたが、やはりエリ
ンギ)
・切干大根とベーコンの炒め物(得意料理。コショウできっちり味をつけるべし
)
・キャベツもみ(キャベツは胃にやさしい。特に荒れてはいないが)
・キムチ納豆(最近うまいキムチを見つけた。発酵食品は偏食の僕にとって大切
な栄養源)
6連休まであと4日。
旅行中は本が読めないから、うまいこと片付けないと。では今日は短めで! |
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