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ゆるりゆるりと |
11月19日 |
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4時過ぎに目が覚める。
昨晩は11時に寝たからなあ。いつもなら「目が覚めたときが起床時間」の原則で起床となるが、体調不良ということで自重する。さりとて眠くない。しかし寒い。そこで30分ほどベッド読書を敢行したら無事に眠気がやってきた。良かった。自堕落な眠りをむさぼるのは人生の最大のヨロコビの1つ。
8時半起床。
さすがに眠り続けるのにムリがあるし、体調も戻ったようだ。TV将棋を観ながら読書。
『新幹線99の謎』新幹線の謎と不思議研究会(編)を読了。
タイトルの通り、99の疑問文とその答え。類書はたくさんあるはずだが、文庫
本になっているのは珍しい。テツには常識レベルで、普通の人には意外と思える
(またはつまらないと投げ出す)内容がほとんどだ。
僕の場合?
引用するのが大変なので要約する。
山陽新幹線の終着駅が博多であることは有名だ。
しかし、実は博多駅の先には博多南駅がある。使われる車両は新幹線でありな
がら、法律上は在来線(普通の鉄道線)になっているという。もともとは車両基
地として利用されていた場所が、福岡市のベッドタウン化にともない営業路線の
駅に昇格したという。
乗る車両が新幹線でありながら、払う料金は特急料金(注:新幹線では新幹線
料金が適用される)であり、つまり在来線扱いなのだっ!
>ここでまた、『ねじれ』が起きていて、特急列車というからには愛称名がある
のが一般的だが、この特急列車にはそれがない。とうぜん時刻表にも記載は見つ
からない。運転距離も短く、指定席もないということで、JRで唯一、愛称名の
ない特急が走る路線になっている。
愛称のない特急があったのかぁぁぁ。
読者は深い感動に襲われ、思わず時刻表で確認し、知恵を得たことに興じる。
うむ、これはテツの世界では常識中の常識なのであろうが、勉強になったよ・・
・。と思うのは僕くらいですかね? いやだなあ(-"-)
外は小雨。
何とかなるかと愛車で買出しへ。さむいさむい。吐く息が白い。まさか雪にまではなるまいが、さすがに手袋の準備はしていなかった。火曜日水曜日と呑む約束があるので必要最小限の買い物。
昼食はカレーラーメン。
包装に「最近流行の・・・」と書いてあったから。カレーラーメンが流行しているなんて知らなかった。もっとも、流行に後れがちな人間であり興味もない人間でもあるので気にはならない。特に旨くもないのも予想通りで問題なし。
遅めの午後に整体へ。
中国人老師にゴルフのルールについて説明を求められる。僕は自分でプレーすることはないが観るほうはケッコウやる人。しかし、何も知らない人に説明するのは難しい。何しろ、
「18とか13って何?」
「マイナスって何?」
というレベルである。
前者はホール番号のことで後者はアンダーパーのことなのだが、システムを口頭で説明するのに苦労した。黒板の1つでもあればすぐに理解してもらえるのだけど。
帰宅してオヤツはアップルパイ。
ちゃんとオーブンで温めると美味しい。さらに読書。
『「書ける人」になるブログ文章教室』山川健一を読了。
まあそろそろ出てくるだろうな(もうとっくに?)、という感じのブ
ログ関連書。
この手の本にはあまり近づかないようにしてきた。流行を慌てて取り上げる本
というのはヤッツケ仕事が多いし、そもそも「文章読本」とか「文章教室」とか「
文章作法」などいう言葉がタイトルに入る本って面白くないからだ。が、そろそ
ろブログの流行も落ち着いてきたことだし自分の文章の自己検証ってできないも
んだからなあ・・・と買ってみた。一気読み。しかし駄作(-.-)
ブログの核になるのはテキスト(文章)であり、それをどのように改善させて
いくかを語っている。
少し面白いなと思ったのは、ブログのエントリーとなる文章を3つに分けてい
ること。以下「 」内は引用。
1、コラム=「比較的短い文字量で、何かの対象について私的な視点を持ちなが
ら独特な世界を描く文章」
2、エッセイ=「コラムよりも抽象度、個別性が高くなり、文章の量も増えた」
もので、「明確な対象、素材というべきものを持っている」
3、小説や物語=「さらに抽象度が高く」なったもの
現状では3の小説や物語はブログに向かないとされている。
これはもちろん現在の物理的な制約があるからで、これから変わっていくかも
と予想されている。それはともかく、僕がこのHPで書いている日記は1、コラ
ムに該当するし、エッセイは2、エッセイに当たることになる。
全体としては、ブログのテキストにまつわることを、思いつくままに書き散ら
したという程度で、ほとんど学びがない。
新書ではなく文庫で「テキストとしてのブログ雑記」くらいのタイトルがつい
たエッセイ集として出ていれば納得できるんだが。ブログをやっている人には立ち読
みくらいの価値はあるかも。
相撲を観ながらエッセイ書き。
進展なし。書きたいネタがたくさんあるのに、書き上げる余裕がない感じが続いて1ヶ月ほど。慌てる必要もないのでジックリと1時間にわたってPCの前に座り続ける。1字も書けなかったがそれでいい。書ける瞬間を待つのみ。
風呂に入る前に夕飯の下ごしらえ。
野菜不足を解消するための鍋物は続く。ヤリイカの刺身。定番肉豆腐。前回失敗したレンコンの煮物など。自炊ペースを取り戻すためのリハビリといったところ。
風呂上りはもちろんビール。
熱燗は「一の蔵本醸造」。醸造用アルコール入り。好みは純米酒だが、経済的理由もあるし、「ふだん呑み」に適するレベルを求めて買ってみた。つまみになる料理をきちんと作るのだから、特にスペシャルな酒でなくてもいいだろうという考え。決して悪くはなかったが、「もう一息いい酒を」と思ったのも事実。頃合いを見つけるためには経験も努力も必要だ。
レンコンの煮物は旨かった。
カリカリシャグシャグという食感が気持ちいい。マスターの一歩手前。野菜嫌いなので、いつでもそばにおける・しかも日持ちする料理を開発しなければいけない。
活動的とはいえないけれど、くつろげる一日だった。
6連休は旅行→会議→療養→読書→料理で消化された。明日から仕事が再開。受験シーズンが近くなったこの季節、もっと盛り上げていかなければな・・・と言いつつ、それよりも食後のワインと読書が気になる日記書き上げの瞬間であった。では(@^^)/~~~
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