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こうでなければ! |
11月20日 |
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8時起床。
午前中は予習。
早めの昼飯にはイカとキャベツとキノコとネギで「イカポックン」を作ってみ
た。
イカはゲソやエンペラ(三角形の部分)を使い、味はトウバンジャン・テンメ
ンジャンでつける。これがバリウマ。甘くて辛い。はっきり言って食材消化のた
めの料理だったが、余り物で、しかもレシピなしでここまで作れるとはさすが俺
様。自炊のカンが戻ってきたのだろう。いいことだ。すぐに読書。
『トゲトゲの気持』阿川佐和子を読了。
この著者にはよくある、害のない、ちょっとした笑いを誘う軽いエッセイ。『
婦人公論』に連載された40編。特に人さまにススメたいと思わないし、読むなよ
それと言うつもりもない程度。平均的なエッセイとしては及第点以上かな、とい
うところ。
横浜へ。
雨はあがった。久しぶりに授業衣装は長袖。
IMクラスでは短文演習を今日も入れる。
頻度が高くはない連立共通語。知識もさることながら思いつく実践カンも大切
で、それでいて演習しながら知識を固めていく(上げていく)ことなどをアドバ
イス。今年から2学期の授業が長文だけになったので、今さらだが短文について
も指導しないと悲惨な入試結果になるだろう。項目別のテキストを復習するだけ
で得点力が上がるなんてことはありえない。
AL/CPクラスは順調。
10月の模擬試験が戻ってきた。ちなみにALの平均偏差
値は76くらい、CPは70弱くらい。S研模試なのでまあ普通、くらいか。
ところで今日の長文で tablet という単語が出てきた。
タブレット、日本語では「錠剤」という意味になるが、本文では「メモ帳」の
意味。しかしテツ業界でタブレットと言えば「通票」のこと。通票とは単線区間
に入る電車の車掌にだけ手渡される道具で、それを持たない電車は単線区間に入
れない。つまり上下の電車が行き違いになる駅で交換されるのだが、これがテツ
たるもの見逃してはならぬイベントで・・・というトリビアを披露したかったが
、時間がなかったのでやめた。そもそも入試に出ないし(-_-;)
ってか、3日続けてテツネタに走る我が日記というのはどうなのか。読者に申
し訳ない。
EXクラスは早稲田大学社会科学部の長文。
日本語の選択肢がイヤらしいというか紛らわしい(もっともらしいとも言う)
ことで有名な学部か。似たような問題を出す大学を2つほど紹介。あまり頻度の
高い形式ではないので軽くにとどめ、グラミン銀行(ウィキのリンクはここ)に
ついて余談。
グラミン銀行と総裁のユヌス氏が今年のノーベル平和賞を取ったことは有名な
ニュースだろう。
今日のテキストは「人口及び高齢化社会について」ということで、設問形式の
関連→出題長文内容の関連を話したわけだ。どこがどう関連しているのかは、出
席者にしかわからないだろうけど。すいませんね(^.^)
さくり帰宅しようとしたら生徒様♂につかまる。
どうせなら♀がいいのだがな。
グリーン車。
新橋でメロメロ泥酔女28歳(年齢は推定)が僕の2つ後ろに座る。とんでもな
い泥酔のようで奇妙な声を上げる。
「ひゃぎゃほげうぎゅぎゅぎゅ〜けろきょろむにょーん」
誤解を招きたくはないのだが、まあその、あっち系の人なのかと最初は思った
がそうではなく、ただの泥酔のようだ。
グリーンアテンダントのお姉さんも対処に困っている。そして、ついに新日本
橋あたりで粗相。グリーン車でそれはないよな(-"-)
結局、新小岩駅で車外追放作業が行われたが、駅との連絡が悪いのか男性駅員
がなかなかやってこない。
しょうがないので周りの乗客が外に運び出すという大騒ぎになる。ところで、
グリアテ嬢はこの手の場合に備えて、使い捨ての手袋を用意してあるんだね。し
かしいずれにしても、この手の車内トラブルを処理することになると女性にはキ
ツイかもしれない。ある程度まで駅との連絡を密にしないとグリアテ嬢がかわい
そうだと思うのだが。
それはともかく、奇声を発するほど酔っていて、グリーン車を選ぶとはどうい
う女なのだ。
酒に酔うのはケッコウなことだし、あるいは忘れたい何かがあったのかもしれ
ないが、迷惑極まりないぞ(救出作業で7分の遅延発生)。
高校生の読者がいるのできちんと書いておくが、酒は何があっても楽しく飲ま
なければならない。
もちろん大学生のうちは素人さんだから場所をわきまえて粗相をするのも勉強
だが、社会人になったら上手に飲まなければならぬ。どんなにツライことがあっ
ても、辛さを酒で流すことはできないし、「つらかったけど今日は一杯呑んで、
一日の最後くらいは楽しく過ごそうじゃないか」という意気込みで呑まなければ
ならぬ(呑まなくてもいいけど)。そこがわからない奴は酒の神バッカスを愚弄
していることになるのだぞ。
帰宅して昨晩と同じメニューの夕食。
ビールはキリン一番搾り「季節限定とれたてホップ」。キリンにしては珍しく
やや辛味のあるビール。辛いというよりピリっとする感じ。
熱燗は山口県の純米「山猿」。ネーミングがどうかという気もする。旨い酒だ
が、やはりピタリとは来ない。難しいねえ・・・と独り言をしながらお気に入り
の作家のエッセイを読む至福のひととき。やはり、こうでなければ。
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