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学力以前の識字力 |
12月5日 |
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10時前起床。
昨晩は何もかもが押し進行だったので4時就寝。多少眠いけど、布団も干せな
い天気だけど、無理して起きる。
毎日新聞の記事。
大学淘汰と名付けられた特集。底辺と言われる大学がどういう教育をしている
か。またどうやって淘汰の波から逃れるか。ある大学は日本語教育からやり直し
ているという。
>10月、授業で恩人に手紙を書くという課題を出すと、ある学生はこんな手紙
を書いた。
<またちかぢかおよりするきかいがございましたらおよりください。ではお願
いします。>
藤吉助教授は「小中高が彼らにできなかった分、大学がフォローしていかなけ
ればいけない。受け入れた限り、しっかりとした水準まで引き上げる責任がある
」と話す。
いやはや・・・。
さすがに予備校に通う生徒様はここまでひどくないと思うが(願う)、とんで
もないことになっているのだな。仮に大学進学率が全人口の50%だとして、その
50%は知的能力でも「上位50%」にいるとして、その最下位つまり全人口の知的
偏差値が50だとこういう言語能力になるのか。
もちろん上記の仮定は実情とは異なる極論ではある。
が、こうなってくると「大卒」という言葉や事実には何の価値もないことにな
ってしまう。それよりもっと心配なのは、母語を「意味が通じるレベル」までし
か使えない人間(全人口の半分!)が国を支えることになる。するってぇと、こ
いつぁ、日本は20年後くらいには教育(知的?)後進国になってしまうってこと
かい?
日記に戻して、いい加減にガマンも限界ということでストーブを使い始めたの
は3日前か。
そろそろ空気も乾燥してきたしということで加湿器も稼動。冬らしくなってい
きますねえ・・・なんて新聞の投書欄みたいなことを言ってないで予習するだよ
。
今日はまとまった時間がないので作業的なものにする。
具体的には昨年度から使いまわすプリントの赤入れ(修正箇所を決めること)
をしてから実際にプリントを打ち直すこと。30分でもあれば確実に進むのが作業
的な予習なのでラクと言えばラクだ。もっとも、1枚作りなおしだけで1時間
かかるなんてこともたまにはあるので、効率のいい仕事ではない。
肩こりが促進されるので夕飯の仕込み。
節約生活ということで少ない食材で工夫せねばならず、手間はかかる。手羽中
のしょう油煮を手羽先で作ってみる。しかしショウガが見当たらず。しょうがな
い・・・というオヤジギャグは以前も書いたな。
ま、昼間に煮込んで夕方から覚ましておくから、味が変わる(正確には良くし
みる)ので何とかなるだろう。厚揚げの油抜きなどやっているとあっという間に
出勤時間。
家を出ようとしたら計ったように腹痛。
いつも時間を逆算して行動している。何しろ、「5分時間が余ったから右手の
ツメは切っておこう」という細かい単位で考えているから、こういうハプニング
に弱い我が人生。何とか立て直してギリギリのタイミングで千葉校舎に入る。
授業は無事に終了。
さぶいさぶいと帰宅して夕飯。夕餉(ゆうげ)と書きたいけど、かんじがむず
かしいかもしれない。
手羽先のしょう油煮は絶品。
狙い通りに味がしみて、肉がクタクタに柔らかくなっている。ホロホロと身が
崩れて食べやすく、それでいて鶏肉の臭みとも言える香りが残っている。もう少
し練習すれば嫁にも出せるだろう。もし、いれば。しょう油煮が嫁になるのではない。
厚揚げと切干大根の煮物。
初めて市販の「味付けダシ」を薄めて使ったが、いかにも便利であり、またい
かにも甘すぎる。ダシの素を使うまではガマンできるが、味は自分で見ながらつ
けないと面白くも旨くもないだろう。こんなものばかり食べてたら味がわからな
いうえにかんじもていねいごもつかえなくなるよな。
ヒラメのしゃぶしゃぶ。
買ってから3日目なのでさすがに冬場でも刺身は無理と判断。だし汁で「洗う
」程度にシャブシャブして、ワケギを入れたポン酢でいただく。非常に美味。刺
身で食べないなんてモッタイナイ、と思いながらだし汁で浸す瞬間がこれまた愉
悦。
食べ物の話を書き出すと止まらなくなる傾向がある。
ちゃんとした食事をしないと、漢字がかけないようになるような木がする。ち
かくに来いったらオレのいえでたべてってください。ではおながいします、
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