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pleasantry 12月10日
  件名は「(悪意のない)からかい」という意味だそうな。受験には不要の単語 ナリ。

  9時過ぎに目覚めると久しぶりの晴れ。
  雨が止んでからあまり時間がたっていないらしく、布団干しには向かない湿度。この 数日の冷蔵庫的寒さはない。


  気がつけばもう日曜日。
  将棋を観ながら予習をコリコリ続ける。城南のIMクラス。第3講に珍しく小 説。ありがちな「ボーイ・ミーツ・ガール」のほのぼのとした話。いい話じゃな いか。ディケンズの『大いなる遺産』が本文に出てくる。とくに読解にも設問に も関係しないのだが、昔読んだよなこれ。懐かしいなあ。授業でそのネタにもっ ていこうかな。まあ「具体例無視の原則」と「ありがたい余談禁止」の法則があ るのでムリだと思うが。

  ところで「ボーイ・ミーツ・ガール」というのは一般的な用語なのだろうか?
  今まさに検索してみたら14万件のヒット。すごいな。専門的なことはともかく として、

男の子と女の子が出会う(物語)

のことを指す。読書好きの専門用語なのかしらね。
  もちろん唯川×さんの小説みたいに「出会ったらすぐにイタす」というもので はなくて、だいたいはウブいと言えばウブくしかし切ない恋物語を示す。たぶん 。違ってたらゴメン。


  やや古めのボーイはスーパーに行く。
  ガールとの出会いはなかった。ないよな。ついでに年賀状も入手。24日までに 出せってか。去年は間に合ったはずだし、今年も何とかなるだろう。年末だねえ 。

  帰宅して焼ソバ弁当を使う。
  少しは本も読まないと。紅茶なぞ飲みつつ。

  『忘年会』園田英弘を読了。
  珍しいタイトルなので買ってみた。
  あとがきには「忘年会について書かれた最初の本」とある。そりゃそうだよな あ。そもそも「忘年会」という言葉の正確な定義を言え、なんて言われたら誰で も困るもんな。年中行事としての地位もアイマイなままだ。「バレンタインデー 」や「ひな祭り」や「お盆」あたりだったら何とかなりそうな気がするが。

  日本最初の忘年会らしきものは室町時代に行われたそうだ。
  もっとも「忘年会」というコトバは存在せず「としわすれ」と呼ばれた宴会状 のものらしい。文献で時代を下っていくと、江戸末期あたりに「忘年会」という 表現が出てくるものの、世間で「忘年会って、ああいう奴だよな」という認識が 広まるのは明治時代から昭和前期あたりとか。作家の幸田露伴が「最近は何だ、 宴会だか忘年会だか、非常に嘆かわしいわい」(要旨)などとキレているという 話題まで出てくる。

  この手のものを民俗学というのかどうかはよくわからない。
  ただ、「何だかよくわからないもの=定義がハッキリしないもの」に取り組む のは学問の基本姿勢であって、大げさに言えば人間らしい行動であろう。だから と言って「で、この本は結局、面白いんですか?」と訊かれてしまえば、

「あー、あくまで俺的には」

となるだろう。気になる人はちゃんと10分くらい立ち読みしてからお財布と相談 してください。


  再び予習に戻る。
  えーと、なんかこの、IMのテキスト、難しくないですか? 長いというか、 2学期後半(特に最後の4回)の長文と比べてレベルが高い気がする。

  ところで長めの長文の内容一致について。
  授業で話したように、パラグラフごとのごく簡単なメモを取りながら読み進め ること。特に××××××の内容一致の場合、これをやっておくことで「どこに あったかな?問題」が解決しやすい。あ、××・・・のところは2学期第6講の 口頭説明メモを参照ね。ある長文における、今日の僕の場合。

「ホントはそんなに殺しとらんわ」
「ざんこくやなー」
「魚の代わりや」
「取りすぎはヤバイで」
「キセイあらへん」

  こんな感じ。一致箇所を見つけて精読、これだけで得点できる問題が増えてい ることは事実なのでよろしく。ところが精読ができないという受験生が増えてい ることも事実なのでよろしく。

  ヒマだからもう少しだけ受験生向けの余談。
  冬のIMの第6講は早稲田大学が出典。「早稲田と言えば××に注意」でした ね? 2学期だと第7講の2パラでメモってるはずです(EXでは第7講の7パ ラです)。もちろん実際の授業でもお話しますが、予習の手引きということで。


  クッキーをおやつに食べる。
  先週の月曜日に頂いたもの。ありがたいのは事実として、独り者の僕に約50枚 入りの詰め合わせはきついっす。洋菓子はダイエットの天敵でもある。もっとも 今の体重は常に65キロを切っているので問題なし。遠まわしに「少なめの奴、よ ろしく!」と言ってるのではない。ではない、と思う。読者をからかっているわ けではないけれど。

  さらに予習をコリコリ進めていると玄関ピンポ〜ン。
  おお、アマゾンからではないか。クリックして2日以内にブツが届くとは恐ろ しいことよの。

たたたた、たまらん・・・

  というほどではないが、去年のものよりベターですかね。
  もうセクシーショット等は期待してないからな。あ、買ったのは女子のカレン ダーです。しょうがないオジサンだなあ。


  以前の同僚からメール。
  『のだめカンタービレ』を貸してくれるという。僕も「アノ読者はたぶん持っ ているんじゃないか、貸してくれるんじゃないか」という淡い期待と濃い目の確信を持ちながら 書いているわけで、我ながら図々しい話である。

>すでに貸しているブツを返すのが条件だっ!

とのこと。ははは、すいませんね(^^ゞ


  さてそろそろ夕飯。
  今夜の食材は豆腐とネギと生サーモンと生イカとサラダ用玉ねぎとキャベツと 大根というところ。さて、どのような献立を君は予想するか?


  正解を画面下に引っ張るためにはここで余談を挿入。

  問題となるのはサラダ用玉ねぎ。

  中型で150円くらいだった。

  玉ねぎですよ。

  小型で安売りだと29円なんてこともあるんだぞ。

  これで旨くなかったらどうするん だ。

  誰が責任を取ってくれるのだろうか。

  改行多すぎじゃないか?!

  行を空ける意味ないだろ!



・・・と穴が埋まったな。ではそろそろ献立の正解へ↓


湯豆腐・刺身・サラダ2種。

  いや、本当に読者様をおちょくっているんじゃないんだってば!
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