予備校講師でわるかったな！

各ページのご案内はコチラ

特に、何も。

12月25日

  人さまの家で目覚めるのはヘンな気分。
  僕にあてがわれたのは６畳の和室。立派な布団で寝心地が良かった。事前に「俺は寒がりだから暖かい布団を用意してくれたまえ」と伝えておいたのが奏功したわけだ。12万円の掛け布団なんだそうな。すげえな。

  10時過ぎに起床。
  二日酔いはレベル１（５段階）。鍋を食いすぎたために食欲がなく、かわりにコーヒーを淹れてもらう。２人の昨晩の飲酒量を確認する。

・ビール350ＭＬ×６
・イタリアワイン１本
・日本酒（八海山）４合

  たいした量ではない。話がけっこう盛り上がったからかな。
  まずまずいい天気。今いる場所が女の人の家であったら最高で、ではここで目覚めの・・・という強烈な冗談を思いついたがやめておく。人生は思ったとおりに流れない。

  11時過ぎにおいとまする。
  「おいとま」というのは人さまの家から出ることね。特にやるべきことのない休日。何をやるつもりもない休日。

  英会話教室で外国人講師と会話すると困ることがあるという。日本人の休日の過ごし方という問題である。

講師Ｒ「この前の休みは何をしましたか？」
生徒Ａ「ナッシング」
講師Ｒ「おー。ではＢさんは？」
生徒Ｂ「なろー（ not at all ）」
講師Ｒ「ええ？　ではＣさんは？」
生徒Ｃ「のー、さんきゅ、いや、のー」
講師Ｒ「むむむ。そんなまさか。Ｄさん？」
生徒Ｄ「なっしんぐインパチキュラー」
講師Ｒ「シンジラレナーイ。Ｅさんは？」
生徒Ｅ「じゃすと、すりーぴんぐ」
講師Ｒ「・・・・・・」

  アメリカ人（だと思われる）には、休日に何もしないということが考えられないらしい。
  もちろん日本は過労の国なので、休日に何もしない＝体を休めるという社会人は多いだろう。思い切っていえば、何かの事情がないかぎり何もしない＝イベントがないことが日本人の休日事情だと思われる。日本人が外国の真似をしてホームパーティなんか開催すると微妙に白けるというのはこのあたりの事情によるはずだ。

  最寄り駅の１つ前で降りる。
  二日酔いを覚ますためと、運動不足解消のため。風が強くて寒いけどまずまずの晴れ方だし。牛丼屋に入りそうになるが、さすがにそれは・・・と回避。スーパーに寄って帰宅。

  山菜弁当を使ってゆるり。
  布団を干せるほどの晴れ方ではないし、コーヒーを淹れる気分でもない。ＨＰの作業を少しやって、明日からの教材を準備して、洗濯して、アイロンをかけて、掃除をカンタンにしてと過ごせばもう３時過ぎ。

  プールへ。
  今日が泳ぎ納め。講習のためにサボっていたから動きが重い。20分で750Ｍくらいか。プールも年末年始は休みだし明日からはまた講習だから、次に泳げるのは早くて１月６日になる。ムリにオーバーワークにする必要もない。体重は64.4 キロで平常より200グラムくらい重いか。昨晩の暴飲暴食込みだから、これでいいだろう。

  接骨院へ。
  腰痛はレベル２（７段階）あたりで落ち着いてきた。しかし明日からの４日間は接骨院も整体も行けないだろうから注意しなければいけない。

  帰宅して料理。
  明日からの強行軍があるから料理を楽しむヒマもないだろうし、
「今日は料理を楽しみました」
と書けば Robert 先生も満足してくれるだろう。少し大きめの音で音楽をかけながら。グレン・グールドのピアノソナタは料理にあう。

  メインはマーボー豆腐とヒラメ刺。
  日持ちする常備菜をいくつか作る。キャベツの浅漬け・高野豆腐の煮付けは定番。初挑戦はゴボウのキンピラ。調味料が不明だがしょう油・みりん・酒・砂糖・塩・タカのツメで味付けしたらなかなかのお味。仕上げにゴマ油を使うべきだったかも、というのが反省点。

  食べ終えて洗い物をしながら簡易おでんを仕込む。
  他にはキノコ類とネギと豆腐１丁と鶏手羽先が冷蔵庫に残っているから、何とか３日間は持つだろうか。もう少し「下料理」をすませた食材を準備しておくべきかもしれない。２限スタート→６限終了というのは全ての料理をあきらめるほどではなく、しかし手間をかける暇もないということだ。

  明日から４日間がんばれば仕事納め。
  特別でない休日、それでいいのだ。

追記：『健志、英語を語る』初級文法編「再帰代名詞 oneself」をアップしました。

これまでの日記はコチラ