予備校講師でわるかったな!





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あおい汝をいかんせん 1月23日
前記:センター英語(筆記)解説速報アップ中です。

  10時前に起床。
  雑用のついでに朝食はダイエットの宿敵マクドナルドで済ませることにする。 もちろん狙いは「下品に巨大なビッグマック」と噂されるメガマックである。割 引クーポンに騙される愚民を演じようとする俺の姿が美しい。

  とりゃっと食べてみる。
  キッチリと予定調和の巨大なビッグマックであった。ファストフードの見事な 達成であると賞賛し、支持し、余ったクーポン券を捨てる。

  メガネ店で修理に出したメガネをピックアップ。
  英語の pick up の意味を受験生は確認するように。その足でスーパーに立ち寄 り、ビラで安売りをチェックしておいたアルコール類を購入。いろいろな意味で 事前予測が充足される日だ。


  午後は部屋の掃除だヒミツの花園だプールだと忙しく過ごす。
  授業がなくてもやることはたくさんある。プールで濡れた髪を乾かすヒマもな く千葉県某所へ。予備校講師R氏と某用事で某マンガの受け取り。ついでにマンガを口実にして飲む。オッシャレーな(死語)ダイニングバーだ。

  しかしもちろん話題はマンガにはならない。
  嫁取り問題について議論。僕が「電話とかメールとかウルサクしてくる彼女なら要らな い」というと、きつい反論。

R 「ほう。するとアレですか、まして今どこにいるか何をしているかと追求して くる♀は論外なんですか」
僕「当然でしょう。僕は彼女に干渉しないし、されたくもない。生活と恋愛はと もにするものであり、また同時にともにするものでもない」
R 「島耕作ですかあなたは?」
僕「それは年配の読者にしかわかりません。高校生がわかりやすい話題にしてくださ い」
R 「そうですか、いいんですね?」
僕「なんでそこで確認するかな(-_-;)」
R 「ではこうしましょう。仮にですよ、ありえないと思いますが、宮崎あおいさ んが信原さんに興味を持っていてですね、何かの機会に出会ったとしましょう。 そこでですね」
僕「1つのセリフがあんまり長いと、日記にするのが難しいんですけど
R 「ではこうしましょう」
僕「それはさっき聞きました」

R 「前提が変わるんです。仮にですよ、ありえないのにもほどがありますが、信 原さんが今夜自宅に着いたら、マンションの前に宮崎あおいが立っていてですね 」
僕「だからセリフが長いってば。そもそも、『さん』をつけてください、我が将 来の嫁、あおいには」
R 「立っていて、ああ信原さん、わたしは『よびわる』を毎日読んでいて、あな たに興味を持っていました、ついては嫁にしてくれますか、と」
僕「なんで僕の家がわかるんですか」
R 「わかるんですよ、とにかく。そんなことはどうでもいい。そこでですね、つ いてはあおい、さん、が嫁でなくてもいいから恋人にしてくれとお願いしてきた としたら」
僕「嫁でいいですよ」
R 「まだ途中です、そこでですね、ところがあおいさんは電話とメールが大好き なんですよ、それでですね」
僕「うちのあおいはネイルアートが趣味なので」
R 「電話もメールも趣味なんです。で、毎日のように、いや1時間おきにメール が送られてきて、たけしさん何を今しているのかと追求されたとしてですね」
僕「仮定に無理がないですか?」
R 「もともと予備校講師に興味があって、その中でもとりわけ信原さんに惹かれ ているんです」
「そんな女子がいますかね?」
R 「うるさいな。黙って聞いていて下さいよ。で、追求されたとして、メールや 電話に相手をしますよね? しないことがあろうか」
僕「付加疑問文か漢文か、どっちかに統一してください」
R 「で、相手にしますよね、宮崎あおいですよ」
僕「しないと思いますが」
R 「したとするんですよ。それでも信原さんはあおいさんを諦めることはできま すか? できないでしょう。だからそんなのは相手次第なんです、そうあって欲 しいと願うだけの虚像なんです」

僕「それでも俺、メールならともかく電話はいやだなあ」
R 「えーっ。ウソでしょう。じゃあたとえばですよ、そこの席に宮崎あおいが座 っていたとしましょう」
僕「どういう仮定なんですか、それ」
R 「マンションの前よりはありうるでしょう、確率的に」
僕「連れて帰ります」
R 「声をかけられますかにぃ?」
僕「二人してよだれを垂らしておわりでしょう。Rさんの好みのはしのえみでも 同じでしょう、だいたい。ましてあおいとなれば、よだれだけで済むのかと。こ のまま何もせずに終われば今までおよびこれからの人生は何だったのかと自分に 問い詰め、全ての勇気を振り絞り、メールアドレスの交換だけでは済むことなく 、常に電話して所在を確認し・・・」
R 「え。逆に僕が確認しますが、メールも電話も嫌いって話はどこにいったんですか?」
僕「こんなに長い会話を日記にする苦労を考えてみてください」

  以下、省略。
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