各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
情報を得る場所 |
1月30日 |
|
とうぜん寝坊。5時前に寝たから。
市進予備校検見川浜校に行こうとしたら遅刻した。まずいと思ってタクシーを
探したが見つからず、ふと気付けば幕張本郷駅にいた。すると幕張本郷校のスタ
ッフが校舎の窓から僕の姿を見ていて、「けけけけけ」と嘲笑していた。なんで
こんなところに校舎があるんだ、と思ったところで目覚めた。
きつねうどんが朝食。すでに昼だ。
母から電話。親戚の要望で「リューマチの治療が上手な医者はどこにいるか」
をネットで調べろとのこと。そんなもん調べられるかいな(-_-)
戦前生まれの彼女たちからすると、インターネットというのは意味不明バット
魔法の道具となるらしい。
TVで扱われる情報を高度にして、しかもそれを自分で検索できるのがネット
だと思っているらしい。もちろんネットというのは事実を調べるのが得意な道具
(例:三郷市は千葉県か埼玉県か?)であって、その情報の優劣を調べるのは難
しい道具でもある。
とくに、自分が何も知らない世界について調べるのが難しい
。ある程度の知識がある分野でないと、ネットにある情報が事実なのか意見なの
かを知るのが難しいということだ。ありていに言えば、映画の上映時間は確実に
把握できるが、評判は信用できない。ポータルサイトの批評をアテにするあたり
ではネット初心者もいいところ。
ということを母に説明してもわかるわけがないので(ムリだよな)、とりあえ
ず電話を切る。
世界各地の友人・知人にメールする。同時にネットで検索・批評系のサイトを
見つけ出してリストアップする。しかしやはり優劣判断は僕のリテラシーでは無
理。そもそも、リューマチという病気の正確な定義すら知らないわけだし。
細かい買い物をしてから帰宅する。
メールチェックをすると3人から即レス。いずれも病院関係者なのでありがた
い。しかしもちろんリューマチの治療の良さを保証できるわけではないとのこと
。それでいいのだ。これこそウェブ2.0の対極にある世界だが、場合によっては
こういうネットの使い方もある。いつまでもPCの前に座っているほどヒマでは
ない。
しかししばらくPCに張り付く。
世界各地にメールを入れたり2月の飲み会の店舗検索をしたりとネット上の用
事が山積していたのだ。HPをやっているせいでPC張り付き時間が長くなるか
らできるだけPCに近寄らないようにしているが、それなりに依存しないと生活
が回らない部分もある。ちょっと反省。
もう暗くなってきた。
蔵書処分の整理に取り掛かる。蔵書の多さに耐え切れなくなり、人生で初めて
本を売ることにした。とある有名な古本屋が宅急便着払いで買ってくれるという
ので決心した。そして地獄が始まる。
3時間くらいかけて、恐らく全ての蔵書をチェックした。
3冊あれば1冊以上は捨てるなどの基準(他にも3つくらいあったが省略)を
設けて取り組んでみた。取っておきたいと思う本が9割くらいを占めるので難し
い。つまり取っておきたい本の3割を捨てる(売る)ことにしたのだ。何しろ本
は重いので腰は疲れるし、何もいいことはない。
売ることに決めた本は和室へ搬入。
片っ端から積み上げていく。残すことにした本の整理は後日に譲ることにする
。もちろんキリがないから。ダンボールを運ぶ作業と、捨てる女(本、か)の選
別に疲れたが何とか仕上げる。まだ箱詰めしていないが、売る本を文庫・新書・
ハードカバー・その他に整理する。
とりあえず文庫だけ数えてみると194冊。
おおーすげえ量だと思ったが、よく考えると意外に少ない。仮に本当に「3冊
のうち1冊」を捨てたとして、文庫で600冊しかなかったことになる。もちろん
文庫以外の本もあるし実家から持参した本もあるわけだが、独り暮らしを始めて
から11年。1年に50冊ちょっとしか読んでいないことになる。ガックリ。生活に
追われていたのか。情けない。
夕飯は鶏ツクネ鍋など。
明日は今年度最終授業。すでに去ったJ南予備校とは違う意味で、最後にふさ
わしい授業をしたいと思う。生徒様の勝負がこれからであるように、僕の勝負も
まだ終わらない。とりあえずもっと本でも読みますね・・・って、いい話になっ
てないじゃん! |
|