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4%は多いか少ないか |
2月19日 |
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昨日の日記の補足訂正を少々。
「東京マラソン」の参加者は3万人であっていたが、フルマラソン(42キロ)
の参加者は26,000人くらいで完走者は25,000人くらいだったとのこと。完走率は
96%くらいか。昨日は「99%ってすげーな」みたいなことを書いてしまった。96
%なら、わからなくもない。4%くらいは完走できないのが普通だと思う。
9時半起床。
ピカピカの晴天。今月に入ってから天気にリズムが出てきた。3日晴れて、1
日雲って、1日雨で、振り出しに戻る。確実に春は近い。
まずはメールの返信。
前世紀ころの生徒様からのメール。人生に行き惑ってしまったという深刻な内
容。しかし、その初メールには実名の記載がなかったので「実名を教えないと返
信しません」とレスしておいた。これは絶対のルール。僕が実名でメールを書く
以上、読み手が匿名であるべきではない。HPに書く文章は「あまねき人々に語
る」内容であり、メールで書く文章は個人に宛てるもの。
その生徒様からの2通目のメールだった。
1通目を書いたことで自分の整理がついたという。それでいい。僕のアドバイ
スが必要なのではなく、彼自身が書くことで自分を癒すことができたわけだ。も
しそれが彼の手元にある日記帳であったらどうなったかはわからない。でも、僕
に向けて書くことでカタルシスを得られたわけだ。それでいい。今朝の僕の返信
の1部。
>2通目のメールを頂いた時点では、「おお、俺ってメンターってやつか!」
と思いました。
メンターというのは最近(でもないか)流行のコーチング用語で、話を聞いて感
情を共有する役割を果たす人のことです。
この場合は、君が僕に自分の悩みを吐露することで、自分の悩みを解決するって
ことですね。
このメールを書くだけで1時間足らず。
僕には社会的な地位もなければお金もないが、時間だけはある。
<今日のテツコーナー始まり>
電車にのってJRの駅へ。
来週末からの旅行の切符を購入。周遊券なので買うのに時間がかかる。20分く
らいかかった。周遊券とは、「行き」「ゾーン」「帰り」の3枚から構成される
。「ゾーン」はもちろん固定されているが、行きと帰りは入り口駅と出口駅を選
ぶことができる。
話題をわかりやすくするために、仮に「山手線ゾーン」があったとしよう。
山手線内は乗り放題。入り口駅と出口駅は日暮里、秋葉原、品川、新宿と固定
されている。それを知らずに、今日の僕は「ゾーンの出口を池袋にして、埼京線
を使って武蔵野線に乗り換えて千葉に帰ろう」と考えて注文を出した。
ところが「池袋から出る」ことができないという。
「ええ〜そんな〜、どうしても埼京線に乗りたいんですけどぉぉ」と訴えたら
、窓口のおじさんは
「じゃあ切符は日暮里で作ります。そのほうが安いですから。検札が来たら、そ
のときに追加料金を払ってください。千葉に帰るなら普通は秋葉原か日暮里を出
口にするからこういう設定なんだと思います」
とのこと。これって、明白なキセル奨励のような気がするけど・・・。
結果的にどうなるか。このHPの読者はテツ分高めと思われるので後日に報告
しますね。
<今日のテツコーナー終わり>
ケータイ屋さんへ。
電池パックが消耗していたので交換してもらうのだ。どうせ「あ〜、古いから
買い替えなさい、ボケナス」と笑顔で言われるのだろう。僕のケータイは4年落
ち。かろうじてカメラがついている、というあたりです。ええと、P251iSって書
いてありますね。意味がわからないけど。
入店すると、すぐにお姉さんの尋問(じんもん)。
何用かと。オヤジは来るなと。迷惑なんだと。 au は許さないぞと。ソフトバン
クの社長は若ハゲだろうがと。ウチは老舗なんだと。なんてことは言わなかった
(言ったら笑えるのだが)。そこで僕が
「えっとえっとあのその、電池がアレなのであのその」
とケータイ本体を見せながら言ってみると、
「あ、はい、2年以上お使いですね? 無料で交換できます。少々お待ちくださ
い」
と立ち去り、銀行の待合札みたいなものをくれる。窓口が5個以上あるみたい。
待合札の番号で呼ばれるのも銀行とソックリ。時代は変わったのか。
4年前に同じように電池パックの交換に行ったら、即座に買い替えさせられた
。電池パックが5,000円くらいで、新機種が1万円もしないから買い換えろボケ
と恐喝された。ずいぶんと時代は変わったものだ。但し、電池パックが郵送され
るまで1週間以上かかるという。
競争が激しくなると、サービスのレベルを上げる。
それって逆じゃないの、と思う。競争がないうちに手厚いサービスをして顧客
を囲い込む。その方が、ユーザーなり消費者にとって好印象だろう。それが当た
り前だ、と思わせるくらいでちょうどいいような気がする。
帰宅してチャーハン弁当を使う。
遅い午後は読書。
『ミクシィで何ができるのか?』山崎秀夫を読了。
2006年現在でミクシィの参加者は600万人だという。日本人の20人強に1人が
参加していることになる。僕がミクシィに参加してから1年くらいだろうか。コ
ミュニティーや日記を見て回っているが、特に面白くない。だから日記も書いて
いないし(ここで書いているということもある)プロフィールも一切更新してい
ない。マイミク要請もしないし、されたこともない。つまり、「ミクシィで何が
できるのか・ミクシィの何が面白いのか」を知りたくて本書を買ってみた。
ミクシィの特性と、ミクシィに限定されないSNS(ソーシャルネットワーキ
ングサービス)の特性の説明。
基本はミクシィの魅力を伝えることで、その仕組みや仕事上での利用方法、あ
るいは欠点が記されている。「はあ〜なるほど・・・」とは思うけれど、やはり
どこが面白いのかを実感することはできなかった。
それは本書の責任ではないだろう。
あくまで読み手の僕がミクシィという新しいシステムに対応できない(または
対応しようとしていない)からだろう。善悪はともかくとして、ウェブが情報の
あり方を変えるだけではなく情報の広まり方を変えて、さらに人間関係構築のあ
り方も変えるであろうことには確信がある。その変化のスピードが今までの、た
とえば5年前までのスピードよりはるかに速い(加速していく)ことも間違いな
いと思う。
自虐になるが、僕はまだウェブ1.0の世界に留まっていることになる。
そのあたり何とかせなあかんでワシ、というのが今日のところの感想。興味の
ある人は立ち読みでもどうぞ。本書で感動しているようではネット無知の極み、
忌避するレベルでは論外、「ふ〜ん」と冷笑するくらいだと原始人であるか最先
端にいる証拠となるだろう。ただし、たぶん大した本じゃないと思われるが。
夕飯はマコガレイの刺身や豚バラのシャブシャブなど。
熱燗は盛岡の「からおろし」純米辛口。わかりやすいキリリとした辛さではあ
るが、「旨い!」という感慨がないくらい。そろそろ熱燗の季節も終わりに近く
なってきた。長い休みもどっぷりと後半戦。こちらは1日が3%を示す。
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