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過労に反感を覚える春 3月8日
  午前1時40分にメールを打つ。
  このHPのサポーターに作業依頼。できれば夜までに、ダメなら明日の夜まで にという注文。歯を磨いて寝る準備をしてから「就寝前メールチェック」をする と、サポーターから早くも返信。10分しかたっていないのだかな。

  この2月から交代した新サポーターは異常に仕事が早い。
  もちろんその分だけ料金も高いのだが、レスポンスの速度がいかにもアキバ系 ・・・じゃなくてイマドキのIT関連従事者である。おかげで無事に文末の仕儀 に。2時過ぎ、就寝。


  起きれば11時。
  なんという寝坊なのか。いや、最近の流行フレーズは「自分を責めてはいけな い」というじゃないか。ちょっと考えてみよう。

・きのう、おとといと仕事だった
・合計授業時間は300分=5時間に及んだ
2日で5時間だから、過労である
・ゆえに、過労死を防ぐべく身体は睡眠を求めた
・したがって、寝坊はやむをえない

  どうか?
  恒例の反感覚悟で書くと「自分を責めてはいけない」なんて、極限状況にある 0.001%程度の良民にしか与える意味のない甘やかしである。そんなことを真 顔で言っているやつはお利口じゃないのか。人は、最も自分に甘く、最も他人に 辛く、被害妄想が強いことを知るべきだ。


  ということで、寝坊の言い訳はなし。
  良い天気。布団干しで盛り上がりたいが、たまには出かけよう。これも恒例の 独りデートね。

  何となく飯田橋で電車を降りる。
  腹がすいたので(千葉から東京は遠い)遅すぎる昼食を取ろう。駅徒歩2分、 外堀通りにある「神楽坂飯店」へ。一升チャーハンや巨大ギョーザで有名な店だ 。どちらもお値段は5,000円後半。高いな。正確にはそんなものを食べきれるは ずもなく、お隣のラーメン屋に入る。

  名物「ホイコーロー定食」と出ていたので注文してみる。
  定食という名前なのに皿盛りのライスの上にホイコーロー(豚バラとキャベツ の味噌炒め)がのっかっている。味は悪からず。しかしご飯の量が多くて残して しまう。なんとなくエサっぽい感じがした。630円。


  さて、どう歩こうか。
  ダイエットも兼ねて散歩するのが目的の今日の独りデート。ふむ、神楽坂と言 えば「ペコちゃん焼」じゃないか。最近の日記は「いかにして我ヒキコモリを楽 しんだか」のネタばかりなので、読者を喜ばすためにネタ作り、いいじゃなーい ?

  30人くらいの行列を予想。
  僕もよく知らなかったけど、不二家の「ペコちゃん焼」というのは日本でここ しか売っていないそうだ。ニュースになって4日目くらいだから、そのくらいの 行列は仕方がない。一人で行列に加わるのも恥ずかしいが、これも我がHP「よ びわる」の読者様のため。ガンバルンバ!

  行列、ナシ。
  そんなバカなと様子をうかがうと、なんと予約制とか。ちなみに、僕が到着し た時間では「3時間待ち」。なめとるんかッ!


  外堀公園を散歩する。
  さすがにまだ桜のツボミは固いようだ。あ、花と言えば、昨日の「お知らせコ ーナー」に

>我が家のフリージアの開花予想。たぶん、あさって。

と書いたが、今朝の時点ですでに一輪だけ咲いていた。
  でもやはり、明日には多くの花が咲き出すだろう。咲き乱れるのは来週の頭く らいだろうか。

  某大学に潜入
  詳しくは後日のエッセイで。そのまま市ヶ谷に抜けて、四谷までゆっくり歩く 。陽は傾いてきたが、春の初めにふさわしいあたたかさ。さすがに疲れたのでド トールコーヒーに入る。東京に着いてから煙草を吸っていない。コーヒーと煙草 で一休み、いいじゃない?

  喫煙席が満席。
  あのねえ。今、4時過ぎでしょ? どうなってんのよ。これも反感覚悟で書く が、東京では喫煙できる場所が少なすぎるのではないか。オフィスや店舗で分煙 するのは大いにケッコウだが、じゃあどこかで一服できるかというとその場所が 異様に少ない。外堀公園でもサラリーマンが喫煙している姿が多く見られた。喫 煙者は税金を多く納めているのだから、場所が限定されてもいいから国が喫煙場 所を確保してあげるべきではないか。


  やむをえずガラガラの禁煙席で読書。
  『阿川佐和子の会えば道づれ』阿川佐和子を読了。
  『週刊文春』に連載された対談を抜粋したもの。好著。このシリーズはすでに 文庫化されて5冊目。対談という表現を使っているけれど、実際は著者の阿川が 様々な世界の著名人にインタビューするもの。その軽妙なやり取りが心地よい。
  ゲストのレベルも高い。本書では18人が招かれている。もちろん名前を知らな かった人もいるが。

・カルロス・ゴーン(日産自動車社長)
・浜口京子(女子レスラー)
・齋藤茂太(精神科医・作家、故人)
・木佐彩子(アナウンサー)
・野中広務(元政治家)

  阿川の質問運びのうまさもあるし、対談後の原稿化の技術力(編集者の能力? )もあるが、「え〜、この人こんな人だったの〜」と思わされる箇所が盛りだく さんで、読み物としてのレベルが高い「対談」といっていいだろう。

  また、面白いなと思ったのは本書が単行本にされないまま文庫本になった理由 。著者あとがきから。

>週刊誌に掲載された対談記事を「もう1度読みたい」、あるいは、「掲載時に 読みそこなった」と思ってくださる読者の気持ちを慮るとき、文庫という大きさ がしっくりくるような気がしたからである。(中略)ああ、この人はこんなこと を思っていたのか、こんな経験をして生きてきたのかと改めて知り、そこらへん で降りる駅に到着し、小さな文庫本を閉じてバックに放り込む。そして歩きなが ら思うのである。毎日、嫌なことはいっぱいあるけれど、私ももう少し、頑張っ てみることにするかと。

  なるほど確かに、文庫で読むにはちょうど良い「文章のサイズ」がある。
  また同時に、知らないゲストなら読み飛ばすこともできるし、ひどい話だが興 味のあるゲストの部分だけ読んでも面白い。前述のようにすでに5冊目なので、 1冊目の『阿川佐和子のこの人に会いたい』から立ち読みの拾い読みでもされて はいかがかな?


  ドトールを出て地下鉄に乗る。
  都内某所に移動して入院中の家族のお見舞い。入院して約1ヶ月、手術して2 日目である。なんとその間は一度も食事をしなかったそうだ。病気の都合で食事 ができず、毎日24時間の点滴だったとか。それが今日になってやっと「おもゆ」 を1ヶ月ぶりに食べさせてもらったとのこと。アゴの使い方を忘れそうだよ、な んていう話など。来週末には退院できそうということで何より。


  通勤ラッシュの始まる時間に帰途につく。
  いやはや、朝ももちろんだが夜もきついねえ。つり革がつかめて嬉しい、の一 歩手前くらいの混雑。こんなのが毎日じゃ、そりゃ過労死もするよね。サラリー マンの皆様は、頑張らないで適当に生きるようにね(@^^)/~~~


追記:07年度受講アドバイス「受講初心者編」をアップしました。

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