予備校講師でわるかったな!





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ぼんやりボヤボヤ 3月11日
  某予備校講師Y氏宅で10時起床。
  朝ごはんをご馳走になって、さらに家までクルマで送ってもらう。僕の家の近 くに行く用事のついでではあるが、クルマに乗るのは好きなのでありがたい。

  クルマはなんか、でっかい奴。
  ベンツじゃなくてBMWじゃなくてターセルじゃなくてロールスロイスじゃなくてベントレーじゃなくてキャデラックじゃなくて・・・なんかそういう感じの立派な車。でかくて速い。カーナビまでついている。すごいな。

  僕はクルマの知識をほとんど持たない。
  さすがに上記の「ターセルがでっかいクルマの1例」というのは冗談だけど、 ベンツとBMWですらあのマーク(エンブレムっていうのか?)を見ないと車種 認識ができない。クルマに乗っていると「あそこの××××がなんとかかんとか 」と言う人が多いけど、後姿を見ただけでわかる車種なんか1つもない。


  日記に話を戻す。
  2時前くらいに自宅に戻る。お泊りの翌日は何となくぼけっとしてしまう傾向がある。お泊りはとても楽しいものであるのと同時に非日常の緊張をともなうから、日常に戻っていくときの感覚のズレの修正にてこずるのかもしれない。時差ボケを直すような感覚。

  ちょっとした仕事。
  ひと様の原稿に感想を述べるという無給労働。真剣にPCに向かう。1時間ち ょっとくらい。忙しかったらこういうボランティアはやらないだろう。自分の職 業に関係することなので勉強だと思うことにする。

  ボンヤリ感が取れないままにオヤツ的な昼食はラーメン。
  それでもまだボケーッとしているので読書へ。天気は回復傾向かと思いきや、 もくもくと雲が戻ってきた。

  『若者との接し方』渡辺元智を読了。
  横浜高校の野球部監督である著者の教育論。5年ほど前に出版された『育成力 』という本を現代向けにバージョンアップしたもの。
  全9章のうち、第1章の「今どきの若者との付き合い方」は多少参考になった 。それ以外は、きわめて凡庸(ぼんよう=ふつうであるさま)。どこでもいいか ら10ページくらい読めば、あとは金太郎飴のようなもの。とくに読む価値はない 。下らんとか時間の無駄だとか金返せとまでは言えないが。

  ところで、上記のキンタロウアメとは「切っても切ってもどこも同じ」という 比喩に使う。
  しかし「アメを切る」という表現それ自体が今どきの若者に通じるのだろうか 。アメというのは七五三のときの「ちとせあめ」のようにもともとは棒状で、そ れを適当な大きさに切って食べるものなのだ。と、うまく説明したような気にな ったけど、今度は「ちとせあめって何すか?」という質問が予想されるなあ。時 代が変わるというのはそういうことではあるけど、困るよね。


  ボンヤリの続きということでTVを観る。
  何気ないTV批判はやめておいて、観たのは相撲。春場所の開幕だ。大関が3人連続して負ける。1人横綱の朝青龍はどうかと思った ら、これまた負ける。なんだなんだ。ま、稀勢の里が勝ったからいいや。彼は3 役(大関・関脇・小結)から落ちたばかり。がんばってください。

  稀勢の里を応援している理由。
  彼がこの四股名(しこな=相撲取りの芸名みたいなもの)になる前に、幕下の 彼の取組を観たことがあるから。おっケッコウやるじゃん、という勝ち方をした のだ。そのときは本名で土俵に上がっていたけれど、その名前は忘れてしまった(萩原?) 。本当にボンヤリしてるな、今日の俺。


  夕飯。
  一昨日買って、昨日煮つけた黒ムツは絶品。冬はこれがいいのかもなあ。安かったし。さらにトリ鍋。少しの工夫でバリウマに。では今日も3行レシピ。

・鶏モモ肉を焦げ目がつくまで焼く
・お湯をかけて油抜きする
・普通の鍋に投入する

  これで脂が抜けて、ダイエットを気にする貴女にもピッタリ。
  焼くことで鶏肉に締まりが出て、ゆるゆるな食感も変化する。普通の鍋と人生に退屈した若奥様は試してください。では、ボンヤリ日記はこれにて失敬。

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