各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
広がるには、広げるには? |
3月17日 |
|
今日も寒く、今日も曇りで、今日も少し寝坊。
新聞を読めばホリエモンさんが5億円の保釈金を払ったと書いてある。あの野
郎、そんなに現金持っているのかッ! 少しは俺に寄付でもしろ。
つまらん暴論はともかく。
久しぶりに通信添削の勉強。こしこしもりもり。やっと初めて添削課題を提出
するところまで来た。添削といえば、僕が子どもの頃に進研ゼミというのが流行
した。流行したと書くわりには、実際に利用していた友達はいなかったと思う。
みんな隠れてやっていたのかな。
添削が戻ってくるまでは2週間くらいかかるとか。
そんなの待たないでさっさと先に進めなさいと指南書に書いてある。はい、わ
かりました。と言いながら読書に逃げ込む。
『感染症―広がり方と防ぎ方』井上栄を読了。
新型インフルエンザやエイズに代表される、今やこれからの日本を襲おうとし
ている感染病に関する提言書。すばらしい良書。
以前から書いているように、文系コチコチ人間の僕には理系的な視点や経験が
少なすぎる。
そこで「どんなアホチンでも少しは理解できる本」をできるだけ読むようにし
ている。本書は従来型の新書の目的、つまり「衆愚に専門領域をわかりやすく誘
い、専門的なモノゴトに興味を持たせる」役割を見事に果たしている。
ただしもちろん、よくわからない記述も多い。
大学受験レベルでもいいから化学の知識があればそれほど困るものでもないの
だろうが、細かい記述は手に負えない。でもまあ「なんかよくわからんが、この
辺には適当に読み流しておくかな」という態度で読んでも十分に全体の趣旨を理
解できる。そういう意味で専門領域を紹介するという新書の働きを備えている本
だと言える。
高校生にとって必読と思えるのは、最終章の「エイズ・性感染症」だろう。
その最も効果的な方法がコンドーム使用であるというアリガチな論ではあるが
、なぜ「最も効果的」と言えるかどうかをスッキリと説明している。疫学という
考え方からして、最も効率が良い方法を選択し、その実践に必要なシステムを社
会が用意するべきだ、というのが本書を貫く思想であるらしい。
またあるいは、このくらいの難易度の本でも「難しい」と感じる人もいるだろ
う。
そういう人は本書の最後にある「おわりに」を立ち読みするだけでもいいと思
う。もしそれで「ほう」と思ったら「はじめに」に移り、さらに「ふむ」と思っ
たら第2章の「清潔化への歴史」か前述のエイズ予防の章に移ればいい。そのあ
たりまで読んだらさすがに買ったほうがいいと思う。
こういう良き新書が少しずつ確実に売れる世の中になればいいなあと思う。
『人は見た目が×割』とか、あんな下らない本が100万部突破、そんなことで
いいのかニッポン! という気がしなくもない。
今日は授業が3コマ。
昨日と全く同じ焼ウドンを食べてから校舎へ。いつもの2コマの前に体験授業
1コマがのっかっているかたち。
参加者は少ない。
「実施2日前なのにHPに記載がないじゃん」とおととい書いた。記載された
のは金曜日、つまり実施の前日だ。それじゃあ周知できないじゃん。昨日スタッ
フに聞いてみたところでは、他の情宣活動はダイレクトメールとチラシ(新聞の
折込みと思われる)。うーむ。どうすれば外部から生徒様を集められるか?
もうこの時代、ダイレクトメールは限界がある。
あの面倒くさい(が有効であろう)個人情報保護法があるから、以前に市進に
属したつまり小中部門の市進学院に在籍した生徒にしか送れないだろう。まあこ
れはやむを得ないが、パイは小さいというか限られることになる。
新聞折込みチラシはどうだろう。
今は新聞を取らない家庭も多いからなあ。一般に「若い世代は新聞を取らない
」と言われている。その「若い世代」というのはそろそろ僕の世代、つまり30代
半ばになっているのではないか。今の高校生の親御さんは40代半ばが多いだろう
から、時間が経つにつれて折込みチラシの有効性は下がっていくだろう。
他に何かないか。
フリーペーパーに折込みチラシを入れるのはどうか。ホットペ×パーのような
街頭配布・放置タイプのそれではなく、『ぱど』のような家庭配布タイプだ。こ
れで新聞を取らない家庭にも情宣できるかもしれない。でもこれも配布数に限度
があるだろうから、ちょっと苦しいか。
ネットはどうか。
高校生ではなく親御さんに宣伝することが優先されるから、上記のような世代
を考えれば、段々と有効になってくるのではないか。まあ、どこのサイトに宣伝
を貼るかという問題は残る。ケータイ系サイトはちょっと苦しいと見るが、これ
は時代の流れが激変する可能性もあるかな。普通のPC向けサイト・・・。我が
「よびわる」では逆効果だよな。自分で言うなよ俺(-_-)
ロコツに街頭配布はどうか。
サラ金(←これ使っていい表現なんだっけ?)みたいに街頭でティッシュを配
る。40代と高校生に絞って配る手はあるかもしれない。まあ、多少は業界から「
まったくもう・・・」と白眼視されるかもしれない。いやちょっと待て。
具体的な名前は挙げないが、今世紀初頭から予備校が始めた宣伝媒体があるじ
ゃないか。
そう、駅での過剰な宣伝である。自動改札機に貼ってある広告。「あんなの・
・・」と昔は笑われたけど、今は某大手すん(ピーッ!)もやっているじゃない
か。だから、この際ティッシュを配っても悪くはないのではないか。
そうだ、ネットの成長を見ろ。ホリエモンが5億円も現金で持っているんだぞ
。俺より年下のくせに。俺なんか貯金50万しかないぞ。チクショウ。じゃなくて
、あんなことが10年前に予想できたか?
ティッシュじゃなあ、という意見もあるかな。
でもあれ、1つあたり5円くらいで配れるから費用対効果は高いはずだ。え、
そうじゃなくて、高校生がティッシュなんか貰わないって?
うるさいな。じゃあ「あぶらとり紙」でどうだ。京都の老舗よー×屋、最近は調子に乗って関東に進出しまく
っているじゃないか。女子高生にもバカ受け必至だ。女子が集まる予備校には男
子も集まる、鉄則じゃん。市進よ、×ーじ屋と提携せよ。何だと。
某幹部 「そんな金あるかッ!」
そうか・・・orz。
でも、こうやって脳みそを限界まで使って何かを探さないと生き残り厳しいっ
すよ!
冗談はともかく体験授業は無事に終わり。
連続コマのLクラスも順調。この2回で5文型をかなり丁寧に扱えた。そして
今日指摘したように、特に第5文型ではこの先に暗闇が広がっている。気になる
人は「語る」の「ここ」などを流し読みしてくとベター。今日までの授業で扱っ
たことも多く取り上げられていることだし、きっと復習にも役立つはずだ。
なんかやたらと寒いなあと帰宅。
昨日のホウボウは刺身の一部をヅケ(しょう油と酒で魚を漬け込むこと)にしておいた。アラでダシを取って小鍋を仕立てた。毎度よろしく1人前の3行レシピ。
1、刺身5切れにしょう油・酒各大さじ1をかけておく
2、アラをグラグラ5分煮込んでダシを作る
3、ダシで1を軽く湯掻く感じで食べる
ヅケは前日に作るが、急ぐなら1時間前くらいでも良い。
アラは煮込む前に熱湯をかけて臭みを取ること。煮込み中はアク取りをすること。まあ、全てが適当でもそれなりに旨いはず。ポン酢で食べる。
さて、この記述で日本全国の40代の親御さまが感動し、
「わが子を市進予備校にこそ行かせるべし!」
となることは間違いない。または、僕が間違っていることは間違いない。がんばろう(@^^)/~~~
|
|