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八百長疑惑 5月13日
  9時半にケータイメールの音で起床。
  何かとても楽しい夢をみていたのに・・・と行動を始めようとしたら、まだま だ眠い。特に疲れているはずはないのだが。TVで将棋番組を観ながら2時間の 朝寝。正午になってやっと本当に起床。くもり。


  キツネそばを食べてからスーパーへ。
  特設コーナーのようなところで「古本市」をやっている。ワゴン10個くらいの しょぼい奴ね。新古書店と違って本当に古い本が多いから、掘り出し物があるか もしれない。新刊書籍の数が以前より増えたせいなのか(そうなのかな?)、普 通の書店で「お、これは珍しい」という本に出会うチャンスが減っているような 気もするからだ。
  ただし、掘り出すのが条件になる。

  北杜夫の「どくとるマンボウ」シリーズを文庫で発見。
  売値は200円で、定価は180円。古本のほうが高いのだ。奥付を見ると昭和48年 の本だから、30年ちょっと前だろう。少し買いたくなったが読んだことがあるは ずなのでパス。30分ほど物色して、100円の本(定価1,800円)を1冊だけ購入。 ついでに普通の書店にも寄って2冊で1,500円くらい購入。


  帰宅してウザイ系転居雑用少々。
  書くのもウザイので省略して読書。

  『メディア・バイアス』松永和紀を読了。
  メディアの偏見つまりメディアの問題点を探る本であろうな、と書名から判断 して買ってみた。社会科学系だろうという値踏みですね。

  ところが全然違った。
  フリーの科学ライターである著者が、食品や農業を中心とするメディアの問題 点を検証するもの。よく見ると、サブタイトルには「あやしい健康情報とニセ科 学」とある。ちょっと紛らわしいタイトルだよなあ。

  先日の「あるある納豆事件」や最近の「水からの伝言ウソつくな」問題や近年 の「有機野菜は体に良い」報道など、メディアが正確な検証をすることなく報じ た諸問題を解説する。まずまずの良書。

  しかし本書を読んで、または読む前から思った(思っている)こともある。
  われわれ民間の無知な人々は、メディアが伝えるものを「一応は正しい」と考 えるしかないのではないか、ということだ。眉にツバをつけて、つまり疑ってか かるくらいの立ち位置でメディアに接するのが重要であるのは間違いない。でも 、やはり庶民は無知・無能・衆愚であるために、「そうかそういうものなのか」 とうなずかないわけにもいかない。

  TVでも新聞でもネットでも書物でも、メディアがなければわれわれは広い世 界をのぞくことすらできない。
  あまりにも自明なことで、メディア(あるいはジャーナリズム)の存在を否定 することもできない。本書もそれに関しては同じように存在を否定していない。 じゃあどうすればいいのか。前述のように本書はあくまで諸問題の現状を解説す るだけで、解決する手段を語ってくれない。これは本書の欠点というよりも、や はり社会学的な見地から書かれた本を見つけるしかないのかもしれない。

  そういう意味で、つまり僕が想定した内容ではなかったのが残念だが、メディ アが伝えるものごとの多くを盲目的に信じてしまう人には良書だと思われる。


  1時間ほどヒミツの花園。
  夕方の昼食は冷しタンタン麺。パッケージから「具入り」と判断したのだが、 具ナシだった。さびしいのう。冷しだとイロイロな意味で寒さが増すようなので、 麺だけ洗って熱いスープで。たいして変わらないか・・・。


  相撲を観終わると卒業生Y君がチャットをしかけてきた。
  「先生もヒマですねえ(ほっとけよ)」などのアイサツの後。

Y :今回は八百長疑惑とかあって注目なのかな〜と思ったんですが
僕:あれ、それって前場所じゃないか、先月だったかな。
Y :よくわかりませんが、もう払拭されたんですか?
僕:いまから裁判じゃなかったかな
Y :そうなんですか
僕:相撲の八百長は、実は昔からの常識であんなもん取り上げるメディアがバカ だと思うがな。
Y :え、プロレスと一緒だったんすか
僕:ははは、それ禁句だろ。

  プロレスのことは知らないが(やってそうだが)、相撲はどう見てもまあアレ だよな。
  三役(大関・関脇・小結)から陥落寸前の力士の千秋楽あたりは素人目にも「 なんか怪しいよな」という取組がある。どうしていつも陥落寸前で踏みとどまる 力士がいるのか。なぜキミはいつも8勝7敗なのか、とかね。さすがに優勝にか らむレベルでは八百長はないと思うし、またそう願うんだけどね。


  夕飯。
  久しぶりにキンメダイを丸ごと買ったので刺身でいただく。もう旬は過ぎたが 非常に旨い。脂が刺身でも旨い魚というのは、マグロやサンマが有名かもしれな いが、キンメダイも負けていない。

  またこれも久しぶりにゴーヤチャンプルーを作る。
  ゴーヤが安売りされたため。これもなかなかよろしい。この時期だとまだ苦味 が出ていないのだろうか。逆に言えばそれがいまひとつな感じもある。

  酒は高知の『酔鯨 特別純米』。
  冷やで呑むと苦味があってよいが、ヌル燗ではその苦味が失われる感じ。甘み や辛みを感じさせない酒で、好みに個人差があるように思うがどうか。日本酒の 世界もなかなか広い。もっと研究しよう。


  この日記を書こうとすると掲示板に投稿をいただく。
  以下の記事をどう思いますか、とのこと。某サイトから引用。

>女優の宮崎あおい(21)が12日、東京・新宿ガーデンシネマで行われた日 韓合作映画「初雪の恋」(ハン・サンヒ監督)の初日舞台あいさつに、左手薬指 に指輪をつけて現れた。

  詳しい感想はもちろん掲示板にこれから書く。
  世代的に言えば、僕のような30代とは違って左手薬指の指輪が持つ意味は軽い 。僕の世代だと「かなりシリアスな恋人の存在」を抜きにして左手薬指はありえ ないが、彼女の世代だと、まあ普通の恋人アリくらいだろう。むしろ、きちんと 恋をしないようでは女優として成長することができないから、1ファンとして歓 迎かもしれない。

  わりにネタの少ない日記でした。それでは。


本音:ちくしょうぉぉぉ! オレを忘れたのかぁぁぁ! え、知らない?

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