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お金の話 5月16日
  9時半起床。晴れ。
  青いセーターがよく似合う中肉中背の若い女子とデートをする夢だった。あま りにも平凡なデートで、あまりにも平凡な幸福感でウンザリした。どうせ夢なら 激しいデートにしてくれないか。激しい?


  好天を予想していなかったので慌てて洗濯。
  冬物のパンツ(ズボンの方)。乾きが遅いから前日の午後あたりから干さない とまずいんだよね。ちょっと失敗。

  朝食用のパンがないので、ヨーグルト・グレープフルーツ・ヤクルトの3点セ ットで1時間分の行動能力をカバー。
  スーパーで最低限の食材を買ってくる。起床して1時間半ほど、食欲も出てき たのでレタスチャーハンを作る。レタス・ネギ・スパムをミジン切りして炒める 。なかなかのデキ。


  ふたたび外出。
  通帳記入のため銀行めぐり。ずいぶんと金利が上がっているようだ。ただの普 通預金だが、数年前の10倍以上だろう。住宅購入資金を払う直前なので貯金は人 生最高額になっている。利息は半年ごとにつく。その数字をみてビックリする。 大した金額ではないけれど、やはり利息が4ケタというのは驚きを与える( be surprising )。

  大学を卒業するときに、積み立て預金を始めた。
  3年ほど専用の通帳に記帳をしていなかったのでしてみると、こっちもかなり 貯まっている。せっかくだから金額でも書いてみよう。社会人は笑うと思う。

・毎月5,000円
・誕生日ごとにまとめて定期預金へ
・平成6年6月から平成18年6月まで記帳
・合計で745,144円

  1年間で6万円。
  12年間で預けたのは72万円。25,000円ばかりが利息になる。社会人になったと きは収入が少なかったので、積み立て預金の最低金額(正確には2ヶ月で1万円 )で始めたのだ。普通預金から引き落としで、前述のように完全放置プレイをし ておいた。特に目的はなく「大人になったのだし、低額でも定額で貯金しようか な」と思った程度の動機。

  これもたいした額ではない。
  でもこうして積み上げてみれば、それなりと言えばそれなりの額とも言える。 何かの事情で無収入になっても、3ヶ月くらいは生きていけるだろう。今の時代 だと、大学生くらいでもこの程度の積み立てはできるだろう。利殖ということで はなくて、人生を長いスパンで考える練習と思って興味のある人は試してみてく ださい。


  とってかえして整骨院へ。
  最近は1週間に1回のペース。腰痛は良くも悪くもならない。僕のようなシリ アスな腰痛持ちにとってはこれだけでも幸いなことだ。300円ちょっと。

  さらにクリーニング屋さんへ往復。
  冬物を出して引き出しの繰り返しをしている。まとめて預ければラクなのだが 、何かの事故で紛失とか消失(火事とかw)したら困るからね。かなり洋服を削 減してはいるけれど、一冬を超えるとクリーニング代だけで3万くらいは消えて いるだろう。

  ヒマなので考えてみると、サラリーマンはスーツのクリーニング代がかなりの 高額になるんじゃないか。
  僕は6着くらいのスーツを、それぞれ多くても1シーズンに7回くらいしか着用しない。つまり授業でスーツを着るのは40回程度だろう(たぶんもっと少ない )。もちろんクリーニングは今のようなシーズン終了後に1回だけ。1着1,000円 くらいで6,000円になる。

  でもサラリーマンの場合は週に5回着るわけだし、僕のように冬だけというは ずもない。
  10回着たらクリーニング行きだとする。仮に1着を1年間着まわすとすれば( ありえないが)25回弱はクリーニング行き。1年間で2万5千円か。だからずいぶん とお金がかかるだろう。人の心配をしてもしょうがないけど。


  帰宅してやっと読書。

  『東京旅行記』嵐山光三郎を読了。
  東京を男3人で散歩する話。「月島・佃島」「神楽坂」「原宿」「築地」とい うふうに、地域別の散歩。400字詰め15枚で1章が完結する。好著。

>帝国ホテルロビーのコーヒーは八五〇円。税金・サービス料がついて、一杯一 〇〇〇円と思っておけばいい。これが平成二年における日比谷界隈の値段である 。帝国ホテルの客筋は、外国人客も日本人客も泥くさくて芋っぽい。(日比谷)
>BIG BOXの前に日赤のテントがはられ「献血会場」の看板があり「十五 分で終ります」と係員がアナウンスしている。その周囲を「アパマン情報」のチ ラシを持ったアルバイト学生がうろうろし、早大正門前行きの都バスがひっきり なしに通る。予備校生や専門学校生の姿も多い。演説中の学生がパトカーに乗せ られて行った。(早稲田)

  このように特別な必要もない瑣末な記述が続くのが良い。
  大まかな街の印象ではなく、瑣末な(特に食べ物はほぼ全て値段の紹介あり) 事実を積み上げて語るのが本書の魅力であろう。

  ただし欠点が1つ。
  1990年当時の散歩であるために、やむを得ないことだが記述が古くなっている こと。文庫化にあたって2004年の事情を各章末尾に付記することでカバーしてい る。厳密なガイドブックではないだけに、ある程度の期間を持って同じ著者なり 別の著者なりが情報を「更新」していくようになればいいだろう。そして、実際 にそういう本はあちこちにあると思われる。
  ある程度まで都内を散歩した経験がある人にはオススメできる気楽な1冊であ る。


  原稿仕事を30分。
  これでトータル90分になった。まだ先は見えない。原稿作成の大まかな流れは つかめた。これからの作業が膨大になる。丁寧にやればキリがないし、手抜き過 ぎるともう1度回ってこなくなる仕事。要するに程よい手抜きを、あっと。これ はお金の話にするとマズイな。

  授業前の昼食はカレーライス。
  ヱスビー食品の『デミカレー』がなかなか旨い。今日は普通に食べたが、薄味 のオムライスなどにかけても旨そうだ。しかしチト高いな。たしか230円前後だっ たはず。


  市川校へ。
  分詞構文もやたらと丁寧にやったので時間が押してしまった。お金の話に持っ ていきようがないな。ここで1コマあたりの賃金を発表すれば、関係者はそれぞ れの文脈でドンビキするだろうが、それ以前に僕が青くなるのでやめておこう。

  では定例試験結果発表。
  今日は受験率から。僕の持ちクラスでは成績上位からQ、C、L。

Qクラス 100%
Cクラス 80%
Lクラス 62.5%

  おいおい、もうこの時期に(まだ5月だぞ!)受験率から差がついているのか 。
  まあ模試を休んだからバカだとか言う気は全くないが(はしか罹患とか)、こ んなに顕著に差が出るかねえ。ひょっとして、模試で低い偏差値を取るのがイヤ だとか、そういうことかね。まさか「自分には無限大の可能性がある!」とかい い年をして信じているが現実を見るのはイヤだ、とか?

  模試というのは、ただの道具である。
  今これを読んでいるパソコンとかケータイとかと同じ。なくたって死にはしな いが、あれば確実に便利になる。自分の受験界での立ち位置がどのあたりにある のかを絶対的に知るのは不可能である。つまり、道具というのは使って初めて意 味が生まれるものである。エゾシカにパソコン与えて何か意味があるか?
  それを知らない、あるいはそれを知っていても無視したがる18歳に、1年後に 憲法に関する投票をさせていいものか、それで日本は大丈夫なのか、これが昨日 の日記で書きたかったことの1つだ。


  帰宅して夕飯。
  今日の挑戦は豚肉の塩漬け。肉の分量の5%にあたる塩をすりこんでおいて、 3日後から食べごろというお手軽メニューだ。本来はカタマリ肉で作るそうだが 、独り者なので200グラムちょっとの肉で。素材勝負の料理と見て、100グラム250 円近いという「豚肉としては高い」もので仕込んでおいた。食べ方は炒めるか茹 でるからしい。

  お味はまあ普通かな。
  塩5%だと味が濃すぎるかもしれない。もうちょっと研究してみよう。豚肉は 30%くらい食べたので180円くらいか。様々なモノゴトを金銭表示するのも難しい ものだ。

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