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♂負け犬の探し物 7月23日


  6時半に目が覚める。
  小雨で、すごい湿気。寝汗をかいていたのでシャワーを浴びてスッキリしてか ら・・・2度寝。当然だよな。

  10時前に起床。
  たとえ1日2コマでも講習期間なので、できるだけ睡眠時間を一定にしたいと ころ。この2日間は7時間半くらい。何とか2時までに寝て9時半には起床した いものだ。サラリーマンのみなさん、すいません。朝食は昨日とほぼ同じく卵と じソバのシメジ入り。雨は止んでいる。


  もそもそと予習をしていると、玄関のチャイム。
  お隣さんである。先日、僕がアイサツに行ったときの贈り物返しだろう。その ときお隣さんは若い男性1人だった。しかし今日は女性同伴(けっこう美人だ) 。あれあれ、ご夫婦だったのか。改めてご挨拶ということであろうな 。

隣「ご挨拶に参りました」
僕「先日はどうも」
隣「(女性を指して)えー、秋に結婚しますので
僕「うっ」
隣「それまでは僕が一人で住んでます」
僕「あっ、よろしくお願いします」

  スムーズに「おめでとうございます」が出てこなかった(-_-;)
  これで上も下も隣も若い夫婦であることが確定した。なんだ、晩婚化じゃなか ったのか。負け犬こそ勝ち犬の時代じゃなかったのか。安倍内閣は何をやってい るのか。「アルツハイマーでもわかる」って問題発言じゃないのか。オレだけが ♂負け犬かッ!


  お昼前にスーパーへ。
  何とか雨が降らないくらいなので自転車で。気温が高くないのに、空気が粘りつ いているかのごとき湿度の高さ。一応はメインで使う店を内定させたけれど、こ こは魚の品揃えが良くない。それだけのために他の店へ移動するのもの面倒で( それを防止するのがスーパーというシステムだ)、ここだけが悩みどころ。

  レジでお客のオバサンがキレていた
  グレープフルーツかキウイか、そういう果物に貼ってある値段管理のタグ(シ ールというべき?)が外れていて、店員が値段を確認に行ったためらしい。虫の 居所が悪いのか、たかがそんなことで

「店主を呼べッ」

みたいな大騒ぎ(-_-)

  そんなのよくあることじゃんか。
  まあ確かに、レジの列に並ぶ他の客から「タグが剥がれている商品をレジに持 ち込むあんたがアンタが悪い」と思われているような気がするもので(自分のせ いじゃないのに!)、不愉快ではあると思うけど。それだけこの湿気でイライラ しているんだろう。梅雨明けまでもうすぐ、という期待感を裏切られている不快 さ、というところかね。


  コリコリと予習をしていたら母から電話。
  また何かをネットで調べろというのだろう。案の定、依頼は

「上野近辺の美術館などの年間フリーパスの券は売っているのか、そうであるな らどこで買えるのか?」

であった。あるかないかハッキリしないものをネットで探すのは非常に面倒なも の。そこを(老人に)説明するのが大変という話は前にも書いたな。

  しかし5分くらいで『ぐるっとパス』というシステムを見つけた。
  トータルで56箇所で利用でき、割引と無料の店に分かれるというもの。使い始 めてから2ヶ月以内有効というのが難しいところで、無料の店(美術館か)を2 箇所攻略できるかどうかが損得のラインなのかも。秋になったらチャレンジして みよう。


  進行中のQクラスのプリントの変更。
  これは珍しい。10コマ完成なら10コマ完成で、プリントを含めて全ての準備を してから1コマ目に入るのが僕の流儀。昨日までで4コマ終わっていて、5コマ 目までのプリントは印刷してある。しかし実際に教壇に立っていて違和感を持っ たために、たまには流儀を曲げてプリントの一部を取り替える。非常に面倒だけ ど、2コマ生活なのでその余裕もあるのかも。

  新潟に住む大学時代の友人からメール。
  もう10年くらい年賀状のやり取りしかしていないし、メールも1年に1回くらい か。3年前と同様に同じ新潟でも揺れが少なかった地域だと知っていたので、「 落ち着いたあたりでメールしよう」と思っていたのに先を越されてしまった。

  予想通りに無事で、大きな余震にだけは注意、というところらしい。
  健康診断に行ってるかと質問された。彼はお腹が出てきてマズイ、ということ 。僕の体重は大学時代より減っているし、お腹も出ていない(ウソ。さすがにち ょっとは・・・w)。健康診断にも行かないとなと思って先延ばししているのは ありがちなパターンで反省点だ。診断の結果ではなくて、過程でイヤな思いをす ることが目に見えているところがなあ。


  予習のお供にはクラシック音楽を離れて、たまにはナイアガラトライアングル 。
  梅雨空で気分もふさぐということで気分転換。『ナイアガラ〜』というのは大 瀧詠一と佐野元春と杉真理が結成したトリオ。ジャンルとしてはニューミュージ ックとか言うんだっけね。80年代末期なので歌詞がなかなか恥ずかしい。ちょっ と失礼して佐野元春の『彼女はデリケート』から。


どんな奴でも ひとつぐらいは
人に言えない秘密をもっているのさ
And it makes me down
Woo Baby お前ぐらいなものさ
陽気に誰かの心を傷つける
And it makes me down

  「うーッ、ベイビィ」というのがいいなあ。高校生は佐野元春なんて知らない だろうけど、お父さんかお母さんに「佐野元春って知ってる?」とふってみてく ださい。熱い青春時代の物語が聞けるかも(聞きたくないかも)。


  校舎へ。
  今日は再び出席率100%。なかなかやりやすい。授業中の演習プリントのデキも 悪くはなく(良くはないけど)、なかなかの手ごたえ。時期的に考えて、正誤問 題で解答だけではなく「どう直すか」まで正解できている問題があるのは、頼も しいことだ。非常に順調。

  校舎を出る。
  路面が濡れている。授業中に雨が降ったに違いない。今の記述で「助動詞の文 法問題の例文かよ」と笑った高校生はよく勉強していると思う。さらに、「遠く から見られると、その山は横たわる牛のように見える」と爆笑できるとなお良い 。見事なまでの受動態の分詞構文かも。ちなみに、牛臥山(ぎゅうがさん?)と いう別名があるのは北海道の函館山のことらしい。


  帰宅して夕食。
  日本酒は新潟の『越の初梅 純米さらら』。とても素直な甘口。冷して呑んだ ほうが美味しいのかも。

  引っ越して無くなったものに初めて気がついた。
  鍋敷きである。熱い皿などを一時的に安置する、独り暮らしなら週刊誌で代用 できる敷物のことだ。もともと2枚あったのに、1枚しか見当たらない。2枚同 時に使うことはないけれど、2枚あると何かと便利なのだ。引越し業者の仕業か も(盗んでどうする? 使うのか?)。でもたぶん、どこかに隠れているのだろ う。まずは本棚あたりから捜索しよう。

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