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頑張るのはひそかに 7月31日


  昨日のアクセス数の話の続きを少しだけ。
  今日帰宅してからのぞいてみると、一昨日(29日)の数値は121から161に変わ っていた。やっぱり真面目にやってないんだろうなあ。あれ、総理がボヤいてい るぞ(推定)。

「いいんだよッ! 数字なんか関係ないッ! でも、世間的にまずいから、『戦 後レジームから脱却して美しい国を目指す』って言うのは封印しておこう」

  その言葉たちを捨てたところで別に意味はないだろう。
  むしろ、数値で支持されていないことが判明したからと言ってすぐに捨てる言 葉なら、はじめから選ぶべきではない。ついでに書いておくと、「美しい国」は ともかく「レジーム」なんていうカタカナ語を使う意味があるのだろうか。そんな言葉、普通の国民が知っているわけがないんだし。前首相もワンフレーズ政治なるすごい発言で知られたが、わけのわからんカタカナ語は使わなかったような気がする。

  念のため、僕は政治的に完全なノンポリである。
  自民党が大敗しても嬉しくないし、民主党が大勝しても歓迎しない。どこの政 党が勝とうが負けようが僕にとってはどうでもいい。まるで it 〜 which の構文の ようだ。間違っても「そうですよね! 次の選挙は我が党に」とのメールなど送 ってこないように。電話も禁止。


  5時起床。
  何となく食欲がないので桃とヨーグルトだけ食べて、6時前から1時間ほど予 習。30分ほど朝寝。のち卵とじソバを食べて出勤。

  校舎に着いたらスタッフが近寄ってきた。

ス「先生、1限後にアンケートですので」
僕「はい。3限(ME3)は取らないんですか?」
ス「はい、取りません」
僕「5コマ完成の講座は取らないってこと?」
ス「総合講座だけなんだそうです」
僕「どうしてですか?」
ス「ワタシは現場なので知りませんが」
僕「そりゃそうですね。え、総合だけ?」
ス「オプション系も取りません」
僕「まさか、大学別とかも全部?」
ス「取りません、総合だけです
僕「マジっすか(・_・;)」
ス「取ってほしいんですか、取りましょうか?」
僕「いいですよッ。うう、あの必死の予習は・・・」
ス「いいことじゃないですか」
僕「手を抜けばよかった・・・」
「本部に報告しますね(^^)」
僕「信原の馬鹿が、アンケ取らないなら手を抜こうと言ってたと」
ス「××先生(本部の偉い人)に即座に電話して・・・」

  まいったなあ。
  喫煙所に移動してBBQ数学講師Cと某講師にカクカクシカジカと説明。

C「それって、春の講師説明会で言ってましたよ」
僕「まじ?」
C「先生サボったからいけないんですよ」
僕「そうだけどさー」
C「それでも予習ちゃんとやったのは良いことなんですよ」
僕「そらそうだよ、それにしたってさ、俺、ここんとこ朝5時起きで予習してた んだぞ」
某「5時、5時ですか、予習のために?」
僕「そうなんですよ。テキストのレベルが通年授業よりも全然高いのがあって、 どうやって進めようかと5時起きで必死に・・・」
某「そうですかー。いやー、それにしても5時は泣けますね」
僕「ってかさ、このターム3コマだから夜は10時前に寝てるんだけどね」
某「・・・10時って・・・(-.-)」
「いい話になってないじゃないすか」

  功罪どっちもあるだろう。
  27日に書いたように、工夫(準備)をたっぷりやってヘボな結果に終わる授業 もあるし( in vain の例文みたいだな)、準備(工夫)を手抜いてみたら結果的に 良い授業になった、なんてこともある。

  この数年書いているように、アンケートの数値にはほとんど興味がなくなった 。
  アンケートがあるから工夫するというものでもなければ、アンケートがないか ら手を抜くというものでもない。スタッフの先生やC先生が言うように「ちゃん と準備したのはよいこと」であるのは間違いない。しかしやはり、仕事としてや っているのだから、善悪とか手抜きとかそういう問題は別として、アンケートの 有無くらいは先に知っておくべきだったと反省。

  しかしまた一方で、これで少し気楽にやれるかな、という安心感もある。
  最近の日記に「予習」の文字が続くように、自分でも「ちょっと神経質になり すぎているな」と感じてはいたのだ。もっとO型的におーらかに、アバウトな感 じで授業を進めるという技術も持たなければならない。1つの形にこだわるのは つの美徳であるけれど、いくつかの形を持っているという柔軟性も美しい。雅山 関みたいに、ツッパリばかりでは大関陥落になってもしょうがないのだ。

「なんで急に相撲のネタで締めるんだ?」


  授業前に生徒様♂がやってきた。
  昨日、一昨日と欠席していた。真面目な生徒様だったので「脱落したはずない だんけどな」と思っていたのだ。反省しきりという態度。

僕「一昨日は? オープンキャンパスとか?」
♂「あ、すいません。ふつーに体調悪くて」
僕「そうか。それはいいよ。昨日は?」
♂「寝坊しまして・・・」
僕「お前なあ、10時半の授業だぞ〜
♂「す、すいません。つ、ついウッカリ・・・」
僕「まあ終わったことだからいいけどさ、何時に起きてるんだよ、夏休みは?」
♂「あ、授業のスケジュールにあわせて・・・」
僕「キミは小学生以下かね(-_-;)。それを直せよ、まずは」
♂「す、すいません、気をつけますです」

  教訓としては、起床時間を一定にすること。
  夏休みであるからこそ、いつも学校に行くときと同じ時間に起きるか、むしろ それより早く(5〜6時くらい?)起きるといいだろう。特に夏は、午前中に勉 強の絶対量を稼ぐのが重要だ。午後は暑さでどうしてもダレルものだからだ。こ れは昨日・一昨日の掲示板の返事にもなっています。

  しかし、こうして失敗してもそれを公に(?)認めて、プリントだけでも取り にくる生徒様は気分のいいものだし、今後に期待できる。
  問題点を見つける能力があるからだ。勉強すれば、の条件はもちろんつく。し かし、10時半の授業で寝坊するかなあ(@_@;)


  このタームは最終日。
  Lクラスは初めての生徒様が多かったわりに手ごたえは良かった。最後から2 つ目のコマでは「MARCHレベルで最低必要とされる語彙」を扱った。もちろ んデキはちょっと良くなくて、ヘコんでいる様子も見て取れた。逆に言えば、受 験への実力距離をつかめたことだろう。実際に、最後のコマで扱った千葉工大の 問題はよくできていた。2学期に僕のクラスにきてくれればいいけどねえ。

  ME3は無茶苦茶な授業だった。
  ひたすら熟語で、書かせて、覚えさせて、テストして・・・とスパルタの授業 だった。無茶苦茶、のあとは「生徒様がきつい」のであって「テキトーな」の意 味ではない。少なくとも、今日まで残った生徒様は5日とも出席したわけで、講 座的な面白さはともかく力にも自信にもなっただろう。それを自分で継続させて いけば暗記のリズムが出てくるはず。


  帰宅途中にプールへ。
  時間がないので15分600メートル。腰痛は今日も宜しくないのでこんなもので十分。授業でかく汗もいいけれど、運動の汗に勝るものはない・・・少ない、くらいかな。今日も従業員の態度は良い(やや不気味ではあるが)。今のところはクラブ選択に成功したかな。

  夕飯は地味に。
  明日は休日だがもちろん深酒はしない。暑さで疲れるのはまず肝臓で、肝臓に負担をかけるのは酒だからだ。まあそうは言っても休前日の解放感はある。久しぶりにTVで野球を観る。たぶん今年は2回目だろう。僕は横浜ベイスターズの古く、淡いファンなのだ。もう30年近い。もっとも最近はそれほど真剣に応援しているわけではない。

  もはやジャイアンツ戦でも地上波放送はなく、BSだ。
  横浜の先発は偉大なるロートル工藤投手。10年前ならなあと思っていたけれど、まずまずの活躍のご様子。横浜ベイは戦前に「弱い弱い最下位争い必至」という評判だったが、首位争いにからんでいる。どうひいき目に見ても優勝できないだろう。平成35年くらいまでに優勝してくれたらなあ、くらいの弱い希望。


  野球を観ながらこの日記をダラダラ書く。
  なんのかのと5日ごとに休日が来るのはありがたい。今日は夜更かししよう。きっと、11時くらいまで起きているはずだ。ま、無理だろうがな(^.^)/~~~

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