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書店めぐりとか、そういったこと |
8月11日 |
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生焼けの肉を食べたら具合が悪くなる。
という夢で目覚めたのは3時半。窓を開けて扇風機をかけて、7時までグッス
リ。扇風機は首振りモードにして風が壁に当たるようにして使う。朝方はこのく
らいで何とか眠れるくらいの暑さだろう。
朝飯前に寝室の掃除。
せっかく新しい家なのだから綺麗に使おう、なんていう意志は継続できないも
ので、なんのかんのとホコリが積もり散らかってくる。知らないうちに枕元のモ
ノが増えたりするなんてこともある(細胞分裂による増殖と思われるな)。気を
つけないとなあ。ついでにトイレのドアの「さん」などの拭き掃除。
新聞を取りにエントランスに行ったら、宅配ボックスに荷物が来ていた。
便利だなあ。僕が知らないうちに( without noticing it )届いたらしい。開けてみれば送り主はBBQ
数学講師Cである。ほうほう。両手で抱えるくらいの大きさ。
部屋に戻って開封。
転居祝いである。夏期講習のさなかだと言うのに、なかなか気がきく奴ではな
いか。よほど僕にお世話になっていることを感謝しているのだろう(人格が疑わ
れる発言例)。
食器のセットだった。
朝食用で色はシンプルな白。全て2つセットで、大皿、中皿、スープ皿、コー
ヒーカップが同じシリーズ。別にスプーンとフォーク、さらにランチョンマット
。嫁が来たときの朝食に全てをセットで使え、という心配りであろう。単純な食
器セットでないところが工夫で、選ぶのに時間をかけてくれたのだろう。荷物の
梱包具合から見て、皿以外を付け加えたのだろう。
ありがたいことだ。持つべきものはモノをくれる知人だ(世間を狭くする発言
例)。
もう1つ、水に浮かべて使えるローソクが出てきた。
こういうのは夕食用じゃないのか? 朝食の食卓にキャンドルを添える奴なん
ているのか? このヘン非常識というかセンスの欠落というか、じゃなくて笑い
のセンスの見せどころ、ということなんだろう。早く嫁を取らねばのう(^_^;)
朝食を済ませて読書。
食事時からクーラーをつけるのは珍しい。
『ダーリンの頭ン中』小栗左多里・トニー・ラズロを読了。
『ダーリンは外国人』の姉妹本というコピーがついている。しかし内容は「ダ
ーリン」であるトニー・ラズロの語学や英語に関する考え方や雑学を紹介するも
の。まずまず。
マンガを描く小栗左多里が感じた疑問に言葉のオタクであるトニー・ラズロが
答えていく形式。
「母音の前の the は必ずしもジと発音しない」とか「テンションが上がるという
表現はヘンじゃないか」とか「英語だと知らない単語の類推ができないが漢字だ
とそれが可能だ」とか「日本語は1つの音に1つのカナではない」とか、コトバ
にまつわる雑学的な事項がマンガでわかりやすく示される。童話『シンデレラ』
の「ガラスの靴」は誤訳であった、という話はどこかで読んだことがあるかも。
マンガだけに内容に深みがあるわけではないが、「そう言えばそうかもな」と
気楽に読める。
語学のことなんかナーンも知らん、という僕のような読者だと楽しめるくらい
だろう。古本だから買ったけど、新刊で買うとなるとちょっとどうかな、という
ところ。
お昼前に外出。
久しぶりに書店の品定め。転居してから40日、書店に寄ったのは今日で3回目
くらいかも。書店も行きつけを最低でも2軒くらいは持たなければいけない。軽
く物色して2冊だけ買う。1,000円弱。夏は文庫本のフェア(新潮文庫の100冊と
か)が中心で、これといった本が出版されない時期でもある。
昼食に炙り寿司を買う。
サーモンとかホタテとか。食中毒対策の意味もあるのかも。ついでにスーパー
に寄って細かい買い物(ショウガと安売りの鮭)。帰宅して午前中に仕込んでお
いたキンメダイのアラの味噌汁と食べる。まあまあかな。
午後もダラダラと読書。
エアコンによれば外の温度は36℃。夕方の報道によれば千葉の最高気温は37.4
℃とか。死者が出てもおかしくないレベル。より涼しい女の子を抱きしめるのが
いいだろう。いないが(^^ゞ
先日の日記に書いたように、僕の休み中に模試の話を書くのだった。
他の予備校で他流試合として受けてくる模擬試験のことだ。細かいことを言え
ばキリがないので3つほど。講習で扱った「数え上げの原則」、覚えてますか?
まず、同じ系統の模試を複数回受けること。
たとえば、Yゼミなら全国記述模試を2回とか、K合なら全統記述模試とか、
S台なら×ネッセマーク模試とか。同じ形式・概ね同じ母集団で成績の推移を見
ることが必要になるからだ。なお、「マーク」と名前がつく模試は形式がセンタ
ー試験に準拠しているので、必ずしも私大の入試を反映するものではない。セン
ター試験というのは、きわめて特殊かつ例外的な形式で出題されることを知って
おくべき。
続きはまた明日。
遅い午後はHPの作業。
室内でも熱中症の危険があるだろう。意識して水を飲む。夕方になったのでク
ーラーを消して外出。もう1つのクリーニング店へ。ズボン2本を出してみたら
、料金は1,700円くらい。いくら「汗抜き」をしてもらうにしても、麻のズボンに
しても、高すぎる。挙句にお盆休みをはさむことを理由に「仕上がりは20日」と
のこと。店のオバサンもとろいし、ここは使えないかも。
ついでに5日くらい前にズボンを出しておいた店に寄ってピックアップ。実際
にはいてみなければわからないけど、こっちのほうがはるかに良い。
自転車を飛ばして、調べておいた新古書店へ。
10分くらいかかったけど、夕方になってみれば風もあるからきつくはない。そ
れでも31℃くらいはあるんだろう。やはり書店から遠ざかるというブランクが堪
えているのか、本と目が合わない。やっとのことで4冊買った。1,200円くらい。
もちろん買取りもしているようなので、次の機会には古本を持ってこよう。
帰宅して夕食。
夕方にはクーラーを消す。昨日のキンメダイは恒例の煮付けに。うまー。昼間
に仕込んでおいたチャーシューは煮豚との中間くらいの仕上がり。味付けが薄か
ったのが克服ポイント。まだ調味料のレシピが頭に入っていないみたい。キュウ
リだシシトウだ大根だと各種野菜。これだけの猛暑だからこそ、無理してでも食
べるべき。自転車ドライブで程よく汗をかいたのも良かったか。
今日も汗ダクでビール→日本酒→赤ワインのペリエ割りと進む。
猛暑はまだしばらく続くという予報。僕の休日は残り2日で、仕事に戻るころ
には一段落かと思ったけどそうもいかないみたい。この時期に講習のある生徒様
も予備校講師も苦しんでいることだろう。僕は明日も体調に配慮しながらのんび
り過ごそう。すまない。
追記:エッセイ267「世の中研究家→達人への道7」をアップしました。
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