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気持ちは後半戦へ |
8月13日 |
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僕と兄弟と従姉妹の3人でUNOをやっていたら電話がかかってきた。
「玄関のドアを開けろ」と母が言うので開けたら、彼女はそこにいなかった。
ケータイを持っていないから、近くの公衆電話からかけてきたのだろう。部屋が
散らかっていたので慌てて片付けていたら目が覚めた。まだ午前1時です。
午前6時に起床。
昨晩は10時半くらいまで夜更かしした。こんなに遅くまで起きていたら不良に
なるんじゃないかと気が気でなかった。明日からのタームは終業が午後8時にな
るので、生活パターンを「やや夜型」に戻すための行動。雨がパラパラ降ってい
て涼しいけれど、風がないのと湿度が高いせいで行動すると暑い。食後にさっそ
くクーラーをつける。
夏場は毎日洗濯している。
日々これ洗濯、若嫁招聘希望という文句もある。「招聘」は「しょうへい」と
読み、招くこと。読めても手では書けない漢字の代表例だろう。少しだけ潔癖症
のケがあるので、汗に濡れたTシャツが洗濯機の中にある状況にガマンができな
い。見なければ同じだろうと思う人がO型には多いだろう。もちろんそうだろう
と思った人はA型だろう。っていうか、今日のお昼ご飯は何?と思った人はB型
で、インドの空には一昨年流行したスープカレーが飛んでいるよと思った人はA
B型ね。きっと苦情が殺到するだろう。
洗濯の話だった。
昨晩目覚めたときに、今年はいまだに夏物のパジャマを使っていないことに気
がついた。ガーゼでできているそのパジャマは吸水性と換気性に優れているから
汗でベタつかない、という触れ込みである。上下セットで5,000円くらいした。た
しかに空気が抜けていく感じがするし肌触りもいいのだけど、いかんせん僕の汗
かきには勝てず、
結局は目覚めてみれば僕のパジャマは濡れていると気がついた、
と結果の不定詞の古臭い構文みたいな現象が出現するのだ。
だから毎朝洗濯するしかなく、しかもデリケートな素材なので洗濯ネットに入
れなければならず、つまり夏場は洗濯を毎日するしかないのだ、と書きたかった
。ずいぶんと回り道の多い文章で、読んでいるほうは大変だったろう。ご苦労さ
まです。たぶん読み飛ばしていることだろう。
チーズトーストの朝食を終えてから、7月の家計簿チェック。
予想されたように、すごいことになった。新居に移ったドタバタで出費が増え
ているだろうなとは思っていた。結果的には通常時の250%ほど。他に引越し費用
とダイニングセットなどをカードで払った。それらが25万円くらい。特別出費と
して別会計にするにしても、なかなか使ったもんですな。
ふーむ、昨日書いた9月の旅行はどうしようかな。
お財布のことを気にしながら旅行するのはつまらない。たとえば旅先の昼食で
「この舟盛り定食が旨そうだけど2,700円も昼飯に使うってのはどうかな。生ビー
ル650円は飲みたいからいいとして、ここは1,050円のかき揚げ丼でガマンしてお
こう」
などとやるのは気が重いものだ。お金の計算なんていうツマラナイことをしたく
ないから旅行に出るという面もある。
ネットでいろいろ検索。
ここは『青春18きっぷ』をチケット屋さんでバラ買いして、質素に房総半島で
も1周してこようか。さいきん久留里線に乗ってないもんなあ。銚子電鉄を21年
ぶりに試すのも悪くないな。などなど独り言をしながら検討。隠れた名宿を見つ
けるのはなかなか大変。たぶん隠れているんだろう。検討は後日に持ち越し。
プール→スーパー。
雲と晴れ間が交互に出ている。けっこう暑い。今夜は実家で料理をしなければ
いけないので食材を買い集めて帰宅。街はお盆休みに入っているようで店の多く
は閉まっているし、人気が少ない。「にんき」ではなく、「ひとけ」。
久しぶりにチャーハンを作る。
具はチャーシューと玉ねぎと長ネギ。まずまず。チャーハン作るとキッチンが
汚れるのが気になるけれど、いつまでもそんなこと言ってはいられない。ちゃん
と掃除する。暑いなあ。午後は読書。
『差別原論』好井裕明を読了。
タイトルの通り様々な差別について考える、このジャンルに関する入門書。
第1章から。
>できれば読者に伝えたいことは、差別を何らかの専門的な言葉や概念、理論を
使って理路整然と説明することではない。差別をめぐる説明ではなく、私たちが
、差別という出来事とどのように向き合い、どのように交流できるのか、その仕
方について語ってみたいのだ。
このようにそれぞれの差別の事例を取り上げて論じるというよりも、差別をす
る、あるいは差別があるという現実にどう立ち向かっていくかをわかりやすい言
葉で語っている。
おそらく良書。僕がこの手の本を読んだことがないからそう感じるのか、絶対
的・普遍的な良書であるのかどうかは無責任。
僕自身は、差別またはそのありさまに強い関心を昔から持っている。
現実に差別を行動で示したことはほとんどないけれど(全くないと言い切る自
信はない)、差別の対象になる人や事物に対して何か含みのある発言をすること
はあるし、実際に「あれ、オレ、心のどこかでこの人や状況を差別しているな」
と感じることがある。その人や状況が自分の向こう側にあるのか、それともこち
ら側(僕の内面だ)にあるのか、たぶん後者なのではという思いを持ち続けてき
た。だからかえって、この種の本を避けてきたのだろう。
差別について書くのは勇気がいるし、話も長くなるので避ける。
本書において著者は、被差別者に共感し、共生を目指せなどというのは簡単だ
が現実には難しいと素直に認めている。そういう主張には誰もが納得するけれど
、「いま、ここ」にある「わたし」が共感し思いを共有するのはきわめてやっか
いだとしている。代案は以下の通り。
>なるほど、「わたし」の暮らしのここを変えれば、以前に比べて、他のひとと
こんなにも豊かに繋がることができるのか、と実感し、次の現在で「わたし」を
変えてみる。
僕が手話の勉強を始めてから半年以上が過ぎた。
まだ聾唖者との意志伝達は全くできない。「日常の」生活で何かの困難を抱え
る彼らの手助けをすることはとてもできない。ここで「彼ら」と書くことで、僕
は彼らと「わたし」に一線を引こうとしている。それは「いま、ここ」にいる差
別者としての哀れな僕の姿に過ぎない。それでも、この一文を読んで、何か救わ
れたような気すらしたのだけど。様々な人に強くオススメ。
ああ、模試の話の続きがあるんだった。
3つのポイントがあって、2つは昨日までで終わった。
最後に、数を受けすぎないこと。
市進生の場合は、総合模試が8、10、11、12月とあり、他にもセンター模試な
どいろいろある。秋の休日を1日潰してしまうリスクを考えて受験するべきだ。
模試の経験を積むよりも、模試の復習を丁寧にやるほうが合格に近づくのは自明
のことなので、友だちとの付き合いなどで無駄に受けに行くべきではない。
もう3つ書いてしまった。
ついでに浪人生という母集団の一部について。今年の場合、浪人率は1割程度
だったという発表があった(つまり全入は実現しなかった)。現役志願者数など
が昨年も今年も同じとすれば、母集団に占める割合は1割に満たないわけで(単
純計算になるが)、浪人生が含まれたから偏差値が低く出る、なんていう言い訳
は利かないだろう。言い訳よりも計画的な「受験」と「復習」を奨励しておきま
す。これで模試のアドバイスは最終回。
早い夕方に実家へ。
1ヶ月に1回帰るようにしている。もう1ヶ月たったかなと思って日記を調べ
たら、先月は17日に帰っている。ちょうど講習が始まる前のころだ。今日は講習
後半戦の前日。歳を取ると時間の流れが早いね。そういえば、高校生の夏休みも
完全に折り返し点を過ぎましたね・・・なんて微妙な脅しを入れたりして。
少年老い易く、夏休みは光陰矢の如し
って諺もありましたね(こんな諺はないので真に受けないように)。今日の日記
は集中力が無いなあ。
実家で作ったのは以下の三品。
1、牛肉とキムチと豆腐の煮込み
2、ナスとミョウガの酢の物
3、塩もみ大根の梅シソ和え
1と3は今日初めて作ったもの。
1は持参の食材でできたけど、2と3は冷蔵庫の食材を見てから考えた。それ
なりに仕上がるというのが僕の腕前というか、「家庭料理とはそういうもの」というか。
会津土産の吟醸酒を3合。
ほどよく酔って、明日から講習後半戦の開幕だ。
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