予備校講師でわるかったな！

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お気に召すので

10月４日

  ８時に目が覚めた。
  ジョギングの途中、神田から秋葉原に向かう道にあるトイレに入ったら、なんと便器は段の違わない平行棒が３本あるだけというものだった（どうやって用を足すのだろう？）。以下略の夢で目覚めたわけだ。

  少し雲はあるけれど、久しぶりに青空も見えている。
  朝の雑用をこなしながら、二度寝しようかどうか悩む。昨夜は３時前に寝たから寝不足だ。しかしもちろん、布団干し及び洗濯もの干しという大いなる誘惑に負けて起床。

  ９時半から活動。
  メール書きは30分で２本という大がかりなもの。時期的に業界関係の話題。僕には直接関係のないことだけど、アレコレの噂が行きかっているようなので、アッチに訊いたりコッチに教えたりみたいなこと。

  10時過ぎに外出。
  郵便局だのスーパーだの図書館だの雑用しきり。お昼前に帰宅して今日のメインイベントの部屋の整理に取り掛かる。その話題は後半に回して、１時過ぎに昼食を取りに出る。いつも行列ができているカレー屋さんだ。

  おかしいと思っていたのだ。
  11時半開店なのに、11時過ぎから開店待ちの客が朝のパチンコ屋さんのように並んでいた。ただし若奥様ね。しかしプチブルにはなりきれないレベルのね。正午前後はもちろんとして、１時くらいになってもこの手の奥様で行列ができていることがある。地元の名店とか、ＴＶに出たとかそういうのだろうと思っていたところ、今日は行列がなく入店できた。

  10人くらいしか入れない狭い店。
  カレー２種が含まれるランチプレート1260円を注文。小奇麗にしているけど、よく見ると細かい汚れも目に付く。なんだろう。僕の隣の席に店主の友人らしいおばさんがやってきて、「久しぶりです」みたいな話をしている。ヤナ感じ。

＞こないだ雑誌に出てたじゃなーい。有名になっちゃって・・・。

  ああやっぱそれ系ね。
  危ないよなあ、千葉で「名店」とされるのは店舗数が少ないからであって、ＴＶや雑誌が取り上げる店の選択肢が少ないせいなのだ。とくに千葉の住宅街にある店で「アタリ」ということは非常に少ない。これ、千葉県民歴34年のオレのホンネよ。常連ではなく店主の友人がやってくる、これも危険。まずいなあ。

  ランチプレートが到着。
  「初めての店は無難にオーダー」という法則を守ってマトンとチキン。サフランライスとサラダとナンなどがプレートに盛ってある（当然か）。カレーのお味は普通。なんだこれ。サフランライスは少し美味しい。サラダに付け合せの玉ねぎは普通。ナン。これがね。

  焼きたてのパンは美味しい、という表現がある。
  事実である。香ばしく、カリッとしている。歯で噛み切るときにすら味がする。それが焼きたてのパンだ。裏返すと、焼いてから時間が経ったパンは美味しくない。おわかりだろう。本当に旨いパンは、時間が経っても旨いのだ。

  しかるに、このナン。
  食べ始めたときは普通かなと思っていたが、後半戦で冷めてきたらレベルの低さがよくわかった。味が薄く、粘りがなくなる。全体に、普通の店よりはマシという程度か。評判になっていない、つまり空いているなら半年に１回くらい来ても良いかな。あのいつもの行列奥様は、自分の舌とか好みを持っていないんだろうか。ＴＶとか雑誌とか、そういうのを真に受けるんだろうね。まあ味覚というのは個人差があるし、自分の時間を自由に使うのは本人の自由なのだが。

  銀行とクリーニング屋２軒に寄って帰宅。
  天気も良いので部屋のあちこちを開放して整理しきり。思い切って捨てたのは、15年前から持っているがここ５年は使ってこなかったカバン。整理の途中で昔の写真が出てきて、大学を卒業したころにこのカバンを使っている自分の姿が写っていたのだ。「思い出は忘れるもの、思い出の品は捨てるもの」の原則で処分。いまの記述で、また友だちが５人は減ったな(-_-;)

  玄関のチャイム？
  と思ったら宅配ボックスに荷物があるというお知らせ。前にも書いたかな。部屋の中にいても、ときどき「ピンポーン、荷物が届いています」とアナウンスをしてもらえる。対人恐怖症の人にはありがたいシステムだなあ。しかし、このアナウンスの頻度は決まっているのだろうか。なんか「３時17分」みたいな変な時間になるのだが。マニュアルなんか読む気がしないし。荷物はアマゾンからの本だった。ほくほく。

  ちらりと読書。
  さすがに眠くなるかなと思ったら、さにあらず（サニアラズ＝そうではない）。天気が良いことが何よりなのだろうが、体は行動しようという活気に溢れている。明日も休日だが、新居がらみの用事が楽しいので独りデートはしない予定。乃木坂のフェルメールがやや気になるが、やりたいことを好きにやれるというのは下流系予備校講師の僕に残された最後で最善の選択だ。

  夕方にプールへ。
  18分ほどで引きあげて帰宅し、またまた部屋の整理少々。買い置きのゴミ袋を大きさ別に整理するなんていう細かいところまで。機能的な部屋にするためにモノの削減が必要で、モノが減ればもっと機能的にしたくなるというスパイラルにはまっている。もうすぐ死ぬからこそ（35年後を予定している）、キッチリと物事を調和させたいものだ。

  のち夕食。
  今日のメインはヒラマサの刺身。悪からず。カブの浅漬けに生レモン汁をふったりして楽しく。たぶん今夜もまた片付けものを楽しむことだろう。今日の日記はアッサリと。普通はこのくらいの量だろう、という気もするな(^.^)/~~~

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