予備校講師でわるかったな！

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カサ増しに関する考察

10月５日

  ７時に目が覚めると外はくもり。
  作りおきのウーロン茶を作り、植物に水をやって、洗濯機をまわしたところで無事に眠くなった。７時20分、予定通りの二度寝。９時過ぎ起床。

  さあやらなければ。
  明日の「攻略センター」の準備の仕上げ。実際に解いてもらう問題の解説はほんの一部になる。50問ほどの問題があって、80分の授業時間で具体的に解説するのは10問足らずだろう。それだけ準備なり対策に関するトークをしなければいけないわけで、充分に下調べをしないといけない、ということ。

  主にプリント作り。
  もちろん例年使っているものを踏襲するわけだが、今年は形式がガラリ一変したから半分以上は改訂しなければならない。実際の過去問と演習してもらう問題の照らし合わせ、プリントとの整合性、予定するトークとの整合性など、いろいろと考えておくことがある。イベント系の講座なので新顔の生徒様もいるだろうし、いつものような授業はできない。考えてみれば、または考えるまでもなく、授業の準備に１年で一番手間がかかる授業なのかも。

  お昼前に整骨院。
  その足で昼食は韓国料理店。今日も新規開拓なので無難に「石焼ビビンパ」。実に特徴のない味で感動した。店員は流暢な( fluent )日本語の話し手のわりに韓国人らしい。しかしスープがワカメの味噌汁という、和食化したつもりなのかどうかわけのわからない組み合わせ。店はいくらでもあるのに、自分に適したものを見つけるのは難しい。僕の好みがうるさいのだろう。まるで嫁探しのようだ。

  帰宅して再び準備。
  ２時半くらいにやっと終了。授業時間が２コマ（160分）なのに、今日だけでも３時間近くかかったことになる。もっと忙しくて、時間がなければないなりの準備も可能だろう。また一方で、時間があればあるで丁寧にやり過ぎるものだ。

  それでも気分は良い。
  ココロの重しが取れる感じ、とでもいうのかな。お昼過ぎからソコソコの秋晴れ。すぐにプールへ。３時前くらいだからプールは空いている。もう少し遅くなるとお子様スイミングの時間でコースが少なくなって混雑する。

  ときどき「個人レッスン」というものをコースの１部でやっている。
  インストラクター１名と生徒１名というマンツーマン。だいたいは前者が若いお兄さんで後者はおばさん。今日のおばさんは「金づち同様に泳げない」というレベルみたいだ。鯨の構文実写版かねキミは。何しろ、僕が見ていた21分にわたってずーっと

「手を引いてもらって足を床面から離す」

練習だからね。
  偏見ではあるけれど、若い体格の良いお兄さんと手をつないでイチャイチャやっているだけじゃないのか。一種のホストクラブのようなものなのかも。おたがいに水着だし。あの程度の「レッスン」なら僕でもできるな。ピチピチギャルの手を引くだけ、っていうバイトがあるといいんだけどな（ないだろうな）。でも、あれでもインストラクターをやるんだから、何かの資格が必要なんだろう。

  軽く自転車でドライブ。
  するすると帰宅してみると留守電。予備校スタッフからの明日の出講確認だった。いまはこの「出講確認」を原則的に廃止したようだけど、さすがにイベントだからかな。きっと、誰かはウッカリ忘れていて・・・なんてことがありそうだし。あっちゃ困るか。オヤツは今年初めてのリンゴ。あまり好きな果物ではない。

  レモンティーを飲みつつ家計簿つけ。
  転居して丸３ヶ月が過ぎて、やっと特殊な出費がなくなってきた。７月を100とすれば８月が60くらい、９月は50を切るくらい。これで平常。家計簿につけているのはカードと現金だけで、公共料金のような引き落としという帳面上の出費は特に計算していない。

  転居して改善できた、つまり出費を減らせたのは主に２点。
  第一は何といっても家賃が消えたこと。12年ちょっとでかる～く1,000万円以上が住居費だけにかかっていたことになる。一概に悪いことではないにせよ（何しろいつでも引っ越せるからね）、もう少し早いタイミングで家を買っておくべきだったかも。もちろんローンはあるしそれには利息がついてくるし、管理費だ修繕積立金だ固定資産税だ（これが大きいんだよな）と考えれば必ずしもトクとは言えないにせよ、払ったぶんだけ自分のものになっていく部分が増えるというのは気分がいい。

  第二は通信費が減ったこと。
  ＮＴＴとプロバイダーに払っていたものが、プロバイダーだけになって、しかもプロバイダー自体に払う金額も安くなった。毎月かかるお金を減らせるかどうかが節約の最初で最大のポイントなので、これは非常に助かっている。ついでにプロバイダーの話題。今日はネタが少ないので・・・。

  新居で困ったことの３つ目（だっけ）。
  ネット環境だ。ご多分にもれずマンション全体に光ファイバーが導入されている。困るのは、利用している回線が無名のプロバイダーだということ。ＮＴＴとかヤフーとかそういうのじゃなくて、聞いたこともないようなプロバイダー。そのポータルサイトも「小学生が作ったのか？」というような、文字だらけリンク不明瞭の超マイナープロバイダーだ。

  速度は問題ではない。
  光だけあって、旧居のＡＤＳＬよりはるかに速い（もっとも、僕は画像サイトを全くと言っていいほど観ないので受ける恩恵は少ない）。困るのはメールである。送ったメールが行方不明になるなんてことが日常茶飯事なのだ。特にＰＣからケータイに送るときの到達確率は下手をすると８割くらいなんじゃないか。20 世紀か、それとも昭和か（この新居周辺には昭和が多いようだ）。

  プロバイダーから送られてくるお知らせメールも相当ひどい。
  全ての文章がベタ打ちで、改行がロクにされていない。改行らしき試みとしては、文章の間が１文字ずつ開いているところがあるくらいで、何がなんだかわからない。箇条書きの項目までが１、安いだけあってナンとやら　２、マンション屋との談合としか思えない　３、だからと言って他社線を引こうとすると大掛かりな工事が必要で管理組合に相談しないとできない、という調子で、まあ早い話がこの文章のこの段落みたいにベタ打ちされているメールだから、読む気がしないのだ。

  それはさておき、メールは本当に困る。
  メールというのは届いたかどうかを確認するのが難しいシステムである。僕くらいの年齢のおとっつあん・おかっつあんは即座に返事をするという世代でもないから、「メール届いたのかなあ」といつも心配しなければならない。まさか全てのメールに「開封通知要求」をするわけにもいかないし。今後は「送信済み確認メール」を設定してからメールすることになりそう。

  一つだけ良いのは安いこと。
  上記のように今はプロバイダーに払うだけで良い。つなぎ放題は当然として（だからいつの時代なんだよッ）、以前の半額以下で済んでいる。このマイナープロバイダーが成長して能力をつけてくれればいいけれど、大手主導のプロバイダー業界でどこまでやれるものやら。いっそのこと、どこかの大手が買収でもしてくれればいいんだけどね。実はマンションを買うときも「このネット環境、こんな無名の会社で大丈夫かなあ」というのを気にしていた。これから買う人はちょっと考えてみてください。

  夕食は今日も地味に。
  モヤシの中華炒めとか、鶏つくね鍋とか、しょう油漬け玉子とか、そういったところ。今日はほとんど本を読む時間がなかったので、これから頑張りたい。もっと予習の量を減らして、いろいろなことをしなければ、と反省。それでも忙しい一日だった。

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