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できないかも症候群 10月8日


  8時起床。
  食パンを切らしていたのでご飯を炊く。ということは1時間ほど食事ができな いので、1時間分の行動をカバーするためにリンゴ25%個(こんな表現はない? )とヨーグルト1個。9時過ぎに各種惣菜でご飯。インタスタント味噌汁、韓国 海苔、きゅうりのラッキョウ酢漬け、カブの浅漬け。最後の2つは自作。

  10時前から行動、と言っても読書。
  『結婚しないかもしれない症候群 男性編』谷村志穂を読了。
  独身男性へのインタビュー集。10年くらい前の本なので、今でも通用するネタ かどうかは判断が分かれるものの、まずまず面白い。

  当然ここで予想される皆様の感想は、

「先生、そんな本を読んでいる場合なんですか。もうヤケクソで正当化に走って いるんですか

となるだろうけど、そういうわけでもございません。
  インタビューという加工された生の声ってのは面白いからね。と言いつつも、 実際にこういう書名の本を書店のレジに出すのはちょっと恥ずかしい。えろ本と かのほうが健康的な感じがします。

  感想または紹介だった。
  著者のまわりにいる独身男性に「どうして独身なの?」と質問していく形式。 扱っている内容がシリアス(?)なわりには、くだけた描写で気楽に読める。特 に著者の意見が強く顔を出すわけでもない、というのが物足りなさにつながって いるかもしれないけれど。

  10数人のインタビューが紹介されている。
  章立ては独身のタイプ別になっていて「人はなぜ結婚しなければならないのだ ろう」とか「魚という美しい種族と暮らす」とか「日曜日のスポーツクラブ」と か「離婚経験者たちが説く、現代の結婚」などになっている。それぞれの男性の 立場や考えかたの基盤でカテゴライズされている。僕の場合なら「人はなぜ・・ ・」になるのかしら。

  インタビュイーの紹介が変な感じ。
  名前(多くは仮名)、職業名、年収、所有する車、である。年収まではいいと して、最後の「車」というのは何だろう。日産マーチに乗っていれば家庭的で、 三菱パジェロに乗っていれば攻撃的で、BMW381iに乗っていれば金持ちで、自 転車なら予備校講師(ってか、俺)、みたいな常識があるんだろうか。僕なんか は「BMW381i」なんて言われてもサッパリわからない。男性誌に連載されてい たとか、そういう事情もあるのかもね。独身を気にかける20代以上の男女にやや オススメ、くらいかな。


  午前中はお腹を下し気味。
  そのせいもあるのか元気がなく、11時から2時くらいまで昼寝と読書を繰り返 す。一般的には体調が悪い、というのだろう。

  2時過ぎに外出。
  目をつけていた定食屋さんに入る。大学のカフェテリア(学食?)のように、 お盆を持ってお惣菜を好きなものだけ載せるシステム。なつかしいね。鶏肉とニ ンニクの芽の炒め物、豆腐の野菜あんかけ、ご飯と味噌汁。味噌汁がちょっとぬ るかったのが今ひとつ。全体には美味しいし便利だから、たまに使う店になりそ う。

  ちょっと移動してコンビニとスーパーのような店に入る。
  家の整理を続けていたら、「クオカード」というものが出てきた。コンビニな どで使えるプリペイドカードらしい。何かで貰ったものだろう。使わないと意味 がないし、そもそも1,500円ぶんもある。使ってしまいたい。

  昨日も煙草を買うときに使おうとしたら、「煙草には使えない」と言われた。
  なんだよそれ。店舗内に並んでいる商品には使えるという(ビールなどはOK )。煙草や切手のような、一種の「金券」とされるものには使えないということ なのかも。クレジットカードで商品券が買えないとか、そういうことに似ている 。僕はコンビニで買い物をする習慣を持たないので(1年に3回くらいかな)、 どうやって使い切るか。

  この店では「クオカード」が使えないと言われた。
  しかし不便だね。このカードがいつから導入されたか知らないけれど(今世紀 の初めくらいだっけ?)、ケータイやスイカといった電子マネーに駆逐されるこ とは間違いないだろう。なんでこんな無駄なものを作ったんだろう。プリペイド としての電子マネーと、クレジットカード以外の金銭代替システムは全てなくな るだろうと僕は思っている。10年くらいはかかるかね。時代はオール・イン・ワ ンに流れているはずだし、そうあって欲しいと願っている。


  帰宅してヒミツの花園。
  暗くなるまでだから1時間半くらいか。今日は朝から雨で、南風が強い。湿気 も高くて、梅雨の寒いときみたいな天気。ベタベタして非常に不快。昨日は逆に サラサラの好天だったから、この体調不良はそこから来ているのかも。

  暗くなってから部屋の整理。
  そろそろ捨てるものがなくなってきてしまって、作業効率が良くない。問題点 はやはり衣服が多すぎること。仕事に着ていけるちゃんとしたTシャツが30枚以 上あったり、長袖もまだ30枚くらいあったり、どうにもならない。新居が広けれ ばタンスを買いたいところだけど、それをやってしまうユトリはない。タンスの ためのスペースは嫁が来たときに備えてあけておきたい・・・来れば・・・(-_-;)


  夕食。
  実家から昨日もらってきた北海道土産の甘エビ。頭を落として皮を剥く。到着 して3日目なので生食は危ないかと見て、もったいないけどサッとゆでる。10秒 くらいかな。生レモン汁としょう油タラリで食べる。旨い。でもやっぱ甘エビは 刺身が一番だね。

  ラッキョウ酢漬けは成功だった。
  前述のキュウリも良いし、夕食の大根もバッチリ。ラッキョウを漬けた汁に、 刻んだ野菜を塩もみして浅漬けにしたものを二度漬けという。一般的な語法かど うかは不明。メジャーな料理法ではないし貧乏くさい面もあるにせよ、旨さには 変えられない。発酵させた料理には滋味がある。

  ヌル燗は兵庫県神戸市東灘区の『福寿 純米』。
  正統派のちょい辛で、背筋の伸びる味とでも言うべきか。なかなか旨い。神戸 の東灘区は酒蔵が立ち並ぶ地域であり、阪神大震災でもっとも被害が大きかった 地域の1つでもある。このあたりの酒は味が似ている。もちろんコメだの精米歩 合などでバリエーションはあるのだろうけど、眉毛が太くて礼儀正しい好青年を 連想させる味がほとんどだ。比喩が変かもね。ではまた明日。
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